2017年4月12日 (水)

大手町のイルフルロにて。 IVS創設者川手さんの1周忌を迎えましたので、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと共に偲ぶ会として開催させて頂きました。

20170408_2



【テーマ】トスカーナ州のワイン 第3弾(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)

モンタルチーノ村の位置は、トスカーナ州シエナ県。シエナの中心街から車で43km、50分ぐらいで、標高は約550m。

モンタルチーノ産地は、ティレニア海とアミアータ山に挟まれた場所にあり、そのため昼間はティレニア海からの暖かい風、夜にはアミアータ山(1700m)からの冷たい風が吹くため、昼夜の寒暖差が大きい。

気候は、地中海性気候+大陸性気候で、年平均気温が12.4℃。年降雨量は690mmとブドウ栽培に適した気候である。

8世紀の頃のモンタルチーノ産のワインとしては、白のモスカテッロが知られていて、白の生産地であった。
その証として、17世紀の詩人フランチェスコ・レディの著書「トスカーナのバッカス」にも”モンタルチーノの高貴なモスカテッロ”という記述がある。
では、なぜ今日の赤ワインとして有名になったかのか?
そこに、1人の生産者「ビオンディ・サンティ」の存在がある。
1800年代の中期から後期にかけて、ビオンディ・サンティが自社畑からサンジョヴェーゼのクローン(ブルネッロ)を発見したことから始まる。
今までは、混醸で造っていたワインを単一醸造で大樽を使用し、長期熟成されるワイン「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の誕生である。
このワインが、パリ万博で優勝したり他の展覧会でも好評化を得て、1968年にDOCに認定。
この当時は、サンジョヴェーゼは90%以上で他の品種も認められていた。
1980年、DOCGに昇格を機にサンジョヴェーゼ100%になった。
また、ここ50年でブルネッロの作付面積が60haから2100haと飛躍的拡大をしている。
熟成の仕方も大樽の変わりに小樽を使うようになり、ワインの風味バランスを考え樽熟成期間が、3年、2年とどんどん短くなった。
そのため多様のブルネッロが次々と誕生している。

そして、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の名声を高めた革新者も忘れていけません。
その生産者が、カステッロ バンフィである。
また、このワインを日本に紹介した人も忘れてはいけません。

IVSJapan創立者の川手さんです。

バンフィ社は、創立以来、土壌の分析、ブドウ栽培法の研究、土着品種であるサンジョヴェーゼ種のクローン研究、樽材や醸造法の研究を行ってきました。その革新とこだわりの例として以下をあげます。


【クローンの研究】
1983年、ミラノ大学と共同でブルネッロ・ディ・モンタルチーノ用のサンジョヴェーゼ種の研究を始めた。
モンタルチーノの非常に広範囲にわたるブドウ畑を分析し、そこに600種類以上のサンジョヴェーゼクローンが存在していることを突き止め、この中から良質かつサンジョヴェーゼの特徴を良くあらわしていると考えられるサンジョヴェーゼのクローンを15種類選別する。
そしてさらに、この15種類のクローンを何年にもわたって様々な畑で栽培し、ついに彼らの畑の土壌に最も適した3種類クローンに行き着いた。
【ブドウ選別】
手摘み収穫の際に選果は行うが、ワイナリーに着いた後に選果台の上で再度人の手による入念な選果を行う。
選果台をクリアしたブドウは房から外され粒だけの状態になる。そしてベルトコンベアで流れつつ光学センサー付きカメラで色・形を瞬時に自動画像解析によりチェックされ、基準に満たない粒は空気銃のようなものではじかれ、不良果が混ざらないようにしている。
【樽材】
バンフィ社は木樽(小樽)をそのまま買うのではなく、ただのオーダーメイドでもない。
フランスに樽の原料となる木材を買い付けに行き、カットの仕方も指定、カット済みの木は一旦バンフィ社に運ばれ、天日干しにされる。
雨ざらしになることで余分なタンニンが抜け、求める状態に仕上がったら、樽加工業者に送り、組み立ててもらうという手間と労力をかけている。
また、木樽の縦置き発酵槽の上部と下部のみがステンレス製になった“ホライゾン・システム”は、バンフィ社が樽メーカーとともに特許を取って、木とステンレスの長所を組み合わせた新しいシステムです。

17821348_1321242251315924_238769776

バンフィ社のワイン


【ワインリスト】
 ※人気度:今回のワインでどれがお好き(良かった)ですかのアンケート結果(1人5回まで31名の参加者)
①ワイン名:ブリュット メトド・クラッシコ NV V.S.Q.   人気度(11/31名)
メーカー:バンフィ社
産地:ピエモンテ州
ブドウ品種:ピノ・ネーロ、シャルドネ、ピノ・ビアンコ
醸造:メトド・クラッシコ製法でシャンパーニュと同じように、瓶内二次発酵させています。二次発酵後は、滓とともに最低24ヶ月熟成させます。 デゴルジュマン(オリ引き)は、2015年9月 12.5%
特徴:輝きのある淡い麦わら色で持続性のある細かい泡。洋ナシの香、イースト香、ミネラルを感じる香り。
   爽やかで活き活きとした酸との調和のとれた味わいを持つスパークリングワインです。
料理:食前酒、アンティパスト、シーフードに合わせる

②ワイン名:リーヴォ・ビアンコ 2015 I.G.T  Rivoとは、「小川」の意味。   人気度(19/31名)
メーカー:バンフィ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン
醸造:12-16℃の温度管理下で発酵。低温で静置する。ステンレスタンクで約3カ月熟成後、瓶詰め 12.5%
   シエナとフィレンツェの間にあるキアンティの丘陵地帯にある、海抜350-400mの日当たりの良い畑で石灰岩、泥灰岩、粘土などの多様な土壌。
特徴:輝きのある緑がかったレモンイエロー。柑橘系の香り、ほのかなソーヴィニヨンからの芝、下草の香り。
   味わいは心地よい果実味と活き活きとした酸とのバランスが良く、塩味もあり、透明感のあるフレッシュな辛口白ワイン。
料理:軽めの前菜、オードブル、魚介類、シンプルな鶏の料理に合わせる。

③ワイン名:チェンティネ・ロッソ 2013 I.G.T “チェンティネ”とは、ブドウを収穫する畑を見晴らす高台にある農場名   人気度(12/31名)
メーカー:バンフィ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー
醸造:ブドウは短時間マセラシオン。アルコール発酵、マロラクティック発酵が終わったら、小さなオーク樽で短期間熟成させ、収穫の翌春に瓶詰め。13.5%
特徴:鮮やかなルビーレッド。スグリやブラックチェリーの香りにフローラルな香りもある。
   豊かな果実味と適度なタンニンもあり、気取りのない味わいの赤ワイン。
料理:パスタ、チーズに合わせる。

④ワイン名:ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2014 DOC   人気度(13/31名)
メーカー:バンフィ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:1ha当たり7トン収穫量にしたブドウを厳選し収穫。7~10日間マセラシオン。一部をフランス産の小樽に、一部をオークの大樽に入れて12ヶ月熟成。その後最低6ヶ月以上瓶内熟成。13.0%
モンタルチーノ南面丘陵に位置する海抜100mの自社畑。土壌は、明るい褐色でまばらに岩石を含む石灰質の表土。
<株密度>4100本/ha 仕立ては、コルドン
特徴:ルビーレッド。フレッシュでブラックチェリーやすみれ、スパイスの感じられる香り。
   豊かな果実味と豊かな酸味がありバランスがとれていて、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わり複雑な味わいの赤ワイン。
料理:肉料理、中期熟成チーズに合わせる。

⑤ワイン名:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011 DOCG   人気度(27/31名)
メーカー:バンフィ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:1ha当たり6トン以下の収穫量にしたブドウだけを厳選し収穫。10~12日間マセラシオン。50%はスラヴォニア産オークの大樽(6000L~12000L)残りはフランス産の小樽(350L)で2年間熟成、その後最2年間瓶内熟成でトータルの熟成期間は4年。
モンタルチーノ南面丘陵に位置する海抜220mの自社畑(170ha)。土壌は、丸い小石を含む、黄土色の石灰砂質表土。 14.0%
<株密度>2400~4400株 仕立ては、コルドン
特徴:ガーネット色。凝縮したブラックベリーの香り、ミントの香りとわずかにバニラを思わせる香り、リコリスやスパイス、タールな香りもあり複雑である。
アタックは、凝縮した果実とビロードのような舌触りのタンニンとの調和したフルボディの赤ワインでまだまだ若い。
料理:牛肉のロースト、熟成したチーズに合わせる。

【お料理】

Antipasto: トスカーナ風 前菜盛り合わせ(アクアコッタ、フィノッキオーナとペコリーノトスカーノ、クロスティーニ・ディ・フェーガト)

17858553_1321237371316412_540681175

Primo:鴨とグリーンピース、そら豆のグラムージャ風パッパルデッレ

17838335_1321239867982829_113770178

Secondo:牛肉のタリアータ 菜の花と筍を添えて

17820689_1321241364649346_64737275_

IVS Japan 事務局

2017年4月 9日 (日)

文流の西村会長(当IVS Japanの監事、イタリア大騎士の称号、イタリア文化研究家、伊和中辞典(小学館)編纂者ほか)が、イタリア文化普及にご尽力なさった経緯を記事に纏めさせて頂きました。

これはIVSJapanアドバイザー、ジャーナリストの伊藤宣晃さんのご協力により、この度記事が完成したものです。

全4回 毎週日曜日にHPへ掲載して参ります。

今回は第1回目をお届けいたします。


  

IVS Japan 監事 西村暢夫クロニクル la Biografia di Nobuo Nishimura

リストランテ文流 会長、伊和中辞典(小学館)編纂者

企画・構成 IVS Japanアドバイザー ジャーナリスト 伊藤宣晃

 

★アルバイトに明け暮れた学生時代

 

 私は京都の生まれです。1933(昭和8)年生まれです。

 父親は京都で土木技師の職に勤める役人でした。父は戦時下に中国に派遣され、橋をつくるなどの仕事をしていた後、青島で終戦を迎えました。

 終戦後、父は無事に帰国して京都で家族の生活が始まりましたが、後に戦争の後遺症で発病し、52歳のときに脳溢血で亡くなりました。

 そのことがあって、私は高校時代からアルバイトに明け暮れました

 土木作業員をしましたし、甲子園球場で飴売りもやった。ちなみに、国鉄スワローズのファンでした。そうした経験から自分で何か商売をやる目が育まれたようです。

 私の2番目の姉は、後に作家になる折目博子です。そんな境遇で私は育ちました。

 

★映画で見るイタリアに夢中になる

 

 高校時代、たまたま見たイタリア映画に、私は感銘を受けます。

日本と同じように敗戦し、身近に感じていた国と、日本との違いに深い関心を持ちました。私は、暇さえあればイタリア映画を見るようになりました。

当時、イタリア映画はネオリアリズモ(新現実主義)の時代を迎えていました。ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『自転車泥棒』『ミラノの奇蹟』、ロベルト・ロッセリーニ監督の『無防備都市』『戦火のかなた』などを見て、私の関心はイタリア人の生きる姿勢のようなものに惹かれていきます。

 ファシズムに反抗するレジスタンスの精神、カンパニリズモ(郷土愛)というべき自治の精神、貧しくても一生懸命に生きて最後は戦火から自分たちの都市を取り返す姿が、高校生の私の目に焼き付いています。

 役所を辞めた父の仕事の都合で東京にいた私は、当然のように東京外国語大学イタリア語学科に入学していました。

 

★仕事がなくて英語教師に

 

 大学時代、私はイタリアの歴史に興味を持ち、読書会のサークルを主宰して、アントニオ・グラムシの著作を1年かけて読むなどの活動をしていました。

 グラムシの思想で印象的なものの例を挙げると、ひと言で言うと難しいですが、政治には「知的・道徳的ヘゲモニー(支配権)」が大切であり、そこに知識人が果たす役割が本当に大きいということです。

そうした読書体験が、私の精神的な柱になったと思います。

 1956(昭和31)年の卒業後、私は港区立港中学校の英語教師になります。不本意でした。当時は私も周囲の同級生も、イタリア語を生かして就職するなどということはできません。商社に就職した仲間は、イタリア語でなく英語の能力を買われてのことです。

 英語教師時代の私は、暇があればイタリア関連の本を読んでいました。

英語の授業中、私は東京湾を指さして「あの海の向こうにイタリアがあるんだよ」などと生徒に話していたそうです。後にある生徒が私を訪ねてきて、思い出話をしてくれました。「先生の英語は訛っていた。イタリア訛りだったんですかね」とも話していました(笑)。

 

★「私が助けるから」妻の言葉に背中を押される

 

 2年ほど英語教師をしていた私に、転機が訪れます。

 大学卒業後も私の家で続けていた読書会に、木戸星哲くんという人が参加していました。パスタ王と呼ばれ、パスタ宝典などを著わしたブオナッシージの著書を後に日本語に翻訳する人物です。

 木戸くんは当時NHKをレッドパージ(赤狩り)された島谷さんが経営していた新生社の社員でした。社長1人、社員1人の小さな会社でした。

 新生社のイギリスを経由するやり方だと、イタリアの本が日本に着くまでに半年かかる。イタリア語が得意な西村くんが、直接イタリアに手紙を書いて輸入したらいい。その会社を立ち上げないか。申請書類の書き方や外貨の獲得方法は教えるから、ということでした

 夢に見たイタリアとの仕事ができると思った私ですが、当時はすでに妻がいます。安定した仕事を辞めていいのか悩みました。しかし、銀行員だった妻は、私が助けるから、あなたは好きにやったらいいと言ってくれました。

 その言葉で私は決めます。1958(昭和33)年、周囲は田んぼだらけだった武蔵小杉の妻の実家の応接間を借りて、イタリア書房が創業します。
 
(第二回へ続く)
 
 
IVS Japan 
一般社団法人日本イタリアワインソムリエ
2017年4月 6日 (木)

3月29日(水)のDinner Time Tastingは初めて元住吉Osteria Boccanoにて開催致しました。

20170329_34

17692698_1309536835819799_116802743



テーマ:イタリアワインの多様性~DOCG基本編~

イタリアワインの多様性があるといわれるのには、以下の要素が大きく影響されると考えられる。
ヨーロッパ(フランス)と比べて、イタリアは、3つの海に囲まれている。標高の高い山があり、風が吹く。
山:アルプス、イタリア半島の背骨といわれるアペニン山脈、シチリア島まで続く
海:アドレア海、テレニア海、イオニア海
風:アルプスからの冷たい風、アフリカ大陸からの熱い風(シロッコ)、海からの風


今回は、ブドウ産地の気温と降雨量を比較してみます。
その前に、1年間のブドウ育成について触れます。
北半球で考えますと
1月、2月:ブドウの樹は休眠中 <=剪定
3月~5月:発芽 (10℃を超えると萌芽)、展葉
     ※この時期に雹が降ると新芽や葉にダメージが起こり発育不良
6月、7月:開花 (開花から7日間で結実)
     ※この時期に雨が降ると花ぶるいが起こり結実不良
8月、9月:果粒肥大、色づき、成熟
9月、10月:収穫 (開花から約100日で収穫 ※開花が早く成熟が遅いものもある。アリアニコなど)
11月、12月:落葉、休眠

ブドウの発育には、以下の温度と雨量がよいとされています。
気温は、年平均気温10~20℃ ただし、ワイン用10~16℃
    開花期15~25℃、
    着色、成熟期は、20~25℃かつ日中寒暖差が大きい
日照量は、1300~1500時間(開花から収穫までの約100日間) 緯度が高い方のが有利(太陽が沈むのが遅い)。
降雨量は、年間降雨量500~900mm 日本1000~1200mm

今回の産地(北から南へ)
ピエモンテ州(トリノ):5番目のワイン:バローロ
 年平均気温11.8℃、年間降雨量917 mm
 発芽時の平均気温11.5℃
 着色、成熟期3か月の平均気温17.2℃、平均寒暖差10.3℃
ロンバルディア州(ミラノ):1番目のワイン:フランチャコルタ
 年平均気温12.5℃、年間降雨量944 mm
 発芽時の平均気温12.3℃
 着色、成熟期3か月の平均気温18.2℃、平均寒暖差10.3℃
ヴェネト州(ヴェローナ):6番目のワイン:レチョート・ディ・ソアーヴェ
 年平均気温12.6℃、年間降雨量822 mm
 発芽時の平均気温13.6℃
 着色、成熟期3か月の平均気温16.7℃、平均寒暖差10.7℃
トスカーナ州(フィレンツェ):3番目のワイン:キアンティ・クラッシコ
 年平均気温14.6℃、年間降雨量912 mm
 発芽時の平均気温13.5℃
 着色、成熟期3か月の平均気温20℃、平均寒暖差12.7℃
カンパーニア州(ナポリ):2番目のワイン:フィアーノ ディ アヴェッリーノ
          4番目のワイン:タウラージ
 年平均気温15.4℃、年間降雨量1007 mm
 発芽時の平均気温14.8℃
 着色、成熟期3か月の平均気温19℃、平均寒暖差10.7℃

ちなみに
フランスボルドー
 年平均気温12.5℃、年間降雨量897 mm
 発芽時の平均気温11.8℃
 着色、成熟期3か月の平均気温16.8℃、平均寒暖差11.0℃
フランスブルゴーニュ
 年平均気温10.6℃、年間降雨量732mm
 発芽時の平均気温10.1℃
 着色、成熟期3か月の平均気温15.7℃、平均寒暖差10.0℃
日本北海道余市
 年平均気温7.9℃、年間降雨量1353mm
 発芽時の平均気温5.7℃
 着色、成熟期3か月の平均気温16.3℃、平均寒暖差10.0℃
日本山梨県勝沼
 年平均気温14.5℃、年間降雨量1081 mm
 発芽時の平均気温13.2℃
 着色、成熟期3か月の平均気温21.9℃、平均寒暖差10.3℃
日本長野県佐久
 年平均気温11.1℃、年間降雨量961 mm
 発芽時の平均気温9.3℃
 着色、成熟期3か月の平均気温18.9℃、平均寒暖差10.7℃
日本神奈川県横浜 ワイン産地ではないが
 年平均気温16.1℃、年間降雨量1689 mm
 発芽時の平均気温14.1℃
 着色、成熟期3か月の平均気温23.1℃、平均寒暖差6.4℃

Diff_temp

H_temp

L_temp

Precip



※画像をクリックで拡大します。



今回はワインでどれがお好きですかのアンケートをしました。

(投票は1人6回まで。22名の参加者でしたので、ワイン名の隣に人気度を記述しました。)


【今回のワインリスト】
①ワイン名:フランチャコルタ・ブリュット NV DOCG 人気度(7/22名)
メーカー:ラ・モンティーナ社
産地:ロンバルディア州
ブドウ品種:シャルドネ85%、ピノ・ネロ15%
醸造:繊細で丁寧なプレスした複数のヴィンテージの異なるキュベから造られます。ボトル詰め後 約30ヶ月間発酵熟成。 12.0%
特徴:輝く麦わら色。柑橘系、洋ナシの果実の香、白い花の香りとイースト香り。
   きれいな酸味があり余韻も長くエレガントな味わいの辛口スパークリングワインです。
料理:アンティパスト、シーフード料理に合わせる

②ワイン名:フィアーノ ディ アヴェッリーノ 2014 DOCG 人気度(5/22名)
メーカー:トッリチーノ社 (アツィエンダ・アグリーコラ・トリッチーノ)
産地:カンパーニア州
ブドウ品種:フィアーノ100%
醸造:収穫は10月始めに行われる。醗酵はステンレスで行い16~18度で25~35日と長めに行う。熟成もステンレスで行い、瓶詰後翌年の春頃から出荷。 13.0%
特徴:輝きのある明るいレモンイエロー。洋ナシや温度が上がるとトロピカルフルーツの香り。
   味わいは柑橘系フルーティーさとミネラル、苦みもあり、フレッシュさがアフターテイストまで残る辛口白ワイン。
料理:春野菜のフリットや魚介料理に合わせる。

③ワイン名:キアンティ・クラッシコ 2014 DOCG 人気度(19/22名)
メーカー:テヌータ・ディ・ビッビアーノ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ97%、コロリーノ3%
醸造:ブドウは通常9月後半から収穫を始める。セメント製の発酵槽の中に果皮や果肉ごとブドウ果汁を入れて約20日間発酵。続いてセメント製の発酵槽の中で熟成させた後、瓶内で3ヶ月熟成。 13.5%
土壌は、アルベレーゼと呼ばれる非常に粒が細かくぎっしりと詰まった石灰石の土壌と、ガレストロと呼ばれる砂利もしくは石を含んだ石灰質に富む粘土質土壌。
特徴:鮮やかなルビーレッド色からガーネットも出はじめている。チェリーやプルーンの熟した果物の香りとスミレのフローラルな香り、シナモンの香りもあり複雑である。
   活き活きとしたほどよい酸味とシルキーなタンニンを持ち、ミネラルもありエレガントでバランスのとれた赤ワイン。
料理:サラミなどの前菜、チーズ、イノシシ肉のハーブと赤ワイン煮込みに合わせる。

④ワイン名:タウラージ 2011 DOCG 人気度(15/22名)
メーカー:スクオット社
産地:カンパーニア州
ブドウ品種:アリアニコ 100%
醸造:ブドウは、樹齢15~20年で手摘みの収穫、醸造は225lのバリックで12か月。瓶内熟成24ヶ月。  14.0%
特徴:濃いルビーレッド。ドライのイチジクやブラックチェリー、白コショウの香り。
   凝縮した果実味と酸とのバランスがとれ、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わり複雑な味わいの赤ワイン。まだまだ若い。
料理:ジビエのローストや肉のグリルに合わせる。

⑤ワイン名:バローロ 2011 DOCG 人気度(14/22名)
メーカー:デマリエ社
産地:ピエモンテ州
ブドウ品種:ネッビオーロ 100%
醸造:マセラシオンを長めに行い、ステンレスタンクでアルコール発酵。その後2年間60~80hlのスロベニアオークの大樽で熟成。瓶熟は最低6ヶ月間。
   サンタマリア・ディ・ラ・モッラ地区の標高210メートル。南西向きの日当たりの良い斜面で石灰粘土質土壌。 14.0%
特徴:輝きのあるルビーレッドでガーネットも出はじめている。スグリ、レーズン、タバコ、ドライローズのフローラルな香り。
   凝縮した果実、シルキーなタンニン。骨格がしっかりとしたバランスのとれた味わい。余韻にも熟した果実の香りが残るエレガントな赤ワイン。まだ若い。
料理:牛肉、ジビエ、熟成したチーズに合わせる。

⑥ワイン名:レ・コロンバーレ レチョート・ディ・ソアーヴェ 2011 DOCG 人気度(14/22名)
メーカー:ピエロパン社
産地:ヴェネト州
ブドウ品種:ガルガーネガ 100%
醸造:完熟度が最も高く健全な果粒のみを選び、丁寧に手摘みで小ケースに収穫し乾燥室に運び、収穫年度の翌年春先まで自然の気候条件の下、乾燥させる。
   除梗、ソフトプレスし2500lのガラスで内張りしたセメントタンクで14~18℃に調整し、アルコール発酵。2500lのオーク樽に移し替え、約2年間熟成。
   瓶熟は最低6ヶ月間。 優良年のみ造られる 12.5%
特徴:琥珀色に近い黄金色。熟した果実、ドライアプリコット、蜂蜜の香り。
   きれいな酸味もあり心地よい甘味が余韻にもつながり、うれしくさせる魅惑的な甘口白ワイン。
料理:アーモンドなどナッツを使用したデザート、ジェラート、青かびチーズに合わせる。

(瀬戸)

【今回のお料理】

Amuse : Insalata di nervetti 仔牛アキレスのサラダ仕立て~サルサヴェルデ

フランチャコルタと。

17668875_1309528435820639_6280576_2

Antipasto : Antipasto misto alla Campania カンパーニアの前菜の盛り合わせ 

白ワイン1本目のフィアーノに合わせて。

220170329_3

Primo(1): Pappa al pomodoro con porpetta di pollo パッパアルポモドーロ 大山鶏のポルペッタ添え

Bibbianoのキャンティ・クラシコ2014と合わせる

320170329_13

Primo(2): Sartù di riso サルトゥ ナポリ風お米のティンバッロ

タウラージと合わせて。

420170329_15

Secondo: Brasato di manzo al Barolo ピエモンテ風~国産牛ほほ肉のバローロ煮込み

非常にエレガントな、デマリエのバローロと。

17837408_1318611074912375_382639453

お世話になったオーナーシェフ野口さん(左)とボッカーノの皆さん

17668930_1309538285819654_34415333_

IVS Japan法人会員でもあるボッカ―ノの野口シェフの素晴らしく贅沢な内容のメニューとワインを皆様で堪能致しました。皆様、ご参加誠にありがとうございました。

IVS Japan事務局

2017年3月16日 (木)

【テーマ】:トスカーナ州のワイン第2弾

マレンマ、モンテクッコ周辺とヴィーノノービレ

20170311ltt_13


今月は、先月の「①キアンティDOCG、②キアンティクラシコDOCG、④ヴェルナッチャ・ディ・サンジュミニャーノDOCG 」より海側の産地のワインの飲み比べになります。

海からの影響がワインにどのような風味を与えるのでしょうか。

【気候】
海岸部:今月のマレンマ地方は非常に暑いが、内陸部のスカンサーノ、ビティリアーノでは昼夜の温度差があり、やや冷涼。海風と内陸からの風の組み合わせが、丘陵地にそれぞれの微気候をつくりだしている。


内陸部:先月のキアンティやキアンティ・クラッシコ地区も比較的冷涼。今月のモンテプルチアーノ地区は、モンタノンチーノに比べ、ティレニア海の影響を受けないため冷涼である。

【産地】

・マレンマ トスカーナDOC
マレンマ地方は、ティレニア海に近い西トスカーナのグロッセート郊外(トスカーナ南西部)から南のラツィオ州にかけて広がる地域です。
=>マレンマ・トスカーナDOCには、ボルゲリは含まれない。

1980年代頃から次第に注目され始めましたが、よく名前を聞くようになったのはここ10年くらいでしょうか。

元々は大きな湖を含む湿地帯で、20世紀に入ってからムッソリーニによって干拓されましたが、未開墾や休耕地が多い土地でした。

しかし、それが逆にブドウを植え替えたり、新しく植えたりするのに好都合となったようです。
特に、アンティノリ、フレスコバルディ、ガヤといった著名生産者らがマレンマに進出したことで新生産地としての注目度が高まりました。

・モレッリーノ・ディ・スカンサーノ(Morellino di Scansano)
グロッセート県、南部グロッセート近郊にあり、粘土比率が高い土壌である。
80年代以前はブレンド用のワイン産地であったが、2006年、モレッリーノ・ディ・スカンサーノDOCGとして認定。
サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼのクローン:モレッリーノ種): 85%以上。
その他、トスカーナ地方の推奨品種/許可品種のアロマ付きでない黒ブドウを15%まで使用することができます。

・ヴィーノ・ノービレ・モンテプルチアーノ(Vino Nobile di Montepulciano)
シエナ県にあり、内陸に位置し気候的に厳しい産地のため、古くからワインは造っているがプルニョーロ・ジェンティーレ種(サンジョヴェーゼ)100%では難しい。そのため、プルニョーロ・ジェンティーレ種(サンジョヴェーゼ)70%以上で他の品種を混醸している。
ブレンド品種としてカナイオーロ・ネロは20%までで、サンジョヴェーゼを和らげる役目をしている。
その他品種も20%までで、今回のワインは、「コロリーノ種」で色調を補う役目、「マンモーロ種」でスミレの香りを加える役目をしている。
これらの品種がブレンドされている。
土壌は、ガレストロ(泥灰土がミルフィーユのように何層にも重なった土壌)と粘土質である。
近年、地球温暖化の影響でプルニョーロ・ジェンティーレ種のみで造れるようになってきている。再度、注目されてきている産地である。

余談として国際品種、新樽小樽熟成等DOC法の規則にとらわれない品質向上のための製法で造られた最高級ワインを造りたいという生産者、ジャコモ・タキス氏、カルロ・フェリーニ氏、ルカ・ダットーマ氏等フランスの醸造技術を知りつくした有名エノロゴが台頭しスーパータスカン(Super Toscana)と呼ばれるVdT(ヴィノ・ダ・ターボラ)やIGTという格付けでありながら、高品質のワインを造った。
1992年 IGTというカテゴリを設けた。
1994年 ボルゲリDOCの規定変更が行われた。
それまでは、白とロゼが認められていたが、CS、M、Sgを用いた赤も認可した。
また、サッシカイアをボルゲリのサブゾーンとして単独でDOCに認可した。
先駆者的存在のテヌータ・サングイード社のサッシカイア(カベルネ・ソーヴィニヨン)
オルネッライア社のマッセート(メルロ)
アンティノッリ社のティニャネッロ(サンジョヴェーゼ主体+カベルネ・ソーヴィニヨン)

20170311ltt_4

【本日のワインリスト】

①ワイン名:サンジェルヴァジオ ローザ エクストラ ドライ スプマンテ NV IGT
メーカー:サンジェルヴァジオ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:樹齢平均10年の有機栽培でのサンジョヴェーゼを使用して、セメントタンクで発酵後、シャルマ方式で約1か月の2次発酵
   瓶熟3か月。4.5気圧 11.5%
特徴:鮮やかなピンク色。赤系ベリーの果実の香、塩味のミネラルを感じる香り。
   活き活きとした甘さが残る果実味と酸とのバランスが取れた辛口のロゼ スプマンテです。
料理:アンティパスト、シーフード、ピッツァに合わせる

②ワイン名:マレンマ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ 2015 DOC
メーカー:テヌータ・サッソレガーレ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:ヴェルメンティーノ 100%
醸造:ブドウは9月上旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。ステンレスタンク5か月間のシュールリーして造られる。 13.5%
特徴:輝きのある緑がかった麦わら色。粘性は中程度。華やかなレモン等の柑橘の果実香が主体。タイムやローズマリーなどのハーブ香り。
味わいは豊かな果実味と伸びやかでしっかりした酸味を持ち、塩味のミネラルと若干の苦みが料理と合わせやすい白ワイン。
料理:アンティパスト、シーフード、焼鳥(塩)や豚料理に合わせる。

③ワイン名:マレンマ・トスカーナ・サンジョヴェーゼ 2014 DOC
メーカー:テヌータ サッソレガーレ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:ブドウは9月中旬から下旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。その後全体の70%をスラヴォニア産大樽で、30%を旧樽のバリックで熟成させ造られる。13.5%
特徴:若干淡いルビーレッド色。中程度の粘性。野イチゴやダークチェリーのような果実の香り、スパイスの香りも合わせ持つ。
味わいはふくよかで豊かなる果実味を持ち、やわらかな酸味と程よいタンニン分が口の中で一体となり、みずみずしい爽快な赤ワイン。
料理:生ハムやサラミなどの前菜、焼鳥(たれ)に合わせる。

④ワイン名:モレリーノ ディ スカンサーノ 2014 DOCG
メーカー:アイアヴェッキア社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:畑は、マリアーノ イン トスカーナにあり、発酵後。ステンレスタンクで熟成。 13.0%
特徴:ルビーレッド。プラム、すみれのフローラルな香り。
   活き活きとした酸味と果実味のバランスがよく、緻密なタンニンでやさしく軽快な味わいの赤ワイン。
料理:肉料理、ピッツァ、パスタに合わせる。

⑤ワイン名:ヴィーノ・ノビレ・モンテプルチアーノ 2012 DOCG
このラベルに描かれている人はメディチ家の親戚にあたり、メディチ家の中でも一番賢く教養があることで知られているMargherita de' Medici(1612-1679)と深い絆で結ばれていたといわれる人で、名前は不明だそうです。この肖像画が選ばれた理由は、この肖像画のように歴史を感じさせ、さらに気品と教養を感じさせるインパクトあるワインを表現するため、ということです。
メーカー:ファットリア・デル・チェッロ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)、コロリーノ、マンモロ
醸造:発酵後、30%はフレンチオークの小樽(バリック)で12ヶ月熟成後、スラヴォニアン産大樽で6ヶ月熟成、70%はスラヴォニアン産大樽で18ヶ月熟成させて
います。その後、短期間ステンレスタンクで寝かせ、約6ヶ月の瓶内熟成を経て出荷。  13.0%
特徴:鮮やかなルビーレッド。ブラックベリー系の果実の香りに、リコリスのようなスパイスの香り。
   まろやかで、シルキータンニンが心地よく、余韻にわずかに残る甘酸っぱさがあり、優美な味わいの赤ワイン。
料理:ジビエのローストや肉のグリル、熟成したペコリーノチーズに合わせる。

20170311ltt_6

IVS Japan 事務局

2017年3月 8日 (水)

2月27日IVS Japan Dinner Time Tasting『アルトアディジェ COLTERENZIOの夕べ』

ワイン生産者をお招きしてのメイカーズディナーはお陰様で大盛況でございました。
 

Img_2693_2

Fullsizerender_2




 



【生産者】 コルテレンツィオは、1960年に28のぶどう栽培農家により設立された組合で、
現在では300以上の組合員によって構成され、所有する畑面積は300ヘクタールに及ぶ。1979年から主導者を務めるルイス・ライファーは「原点への回帰」を理念に掲げ、息子ウォルフガング・ライファーによって具現化した。

2010年にマックス・ニーデルマイヤーと共に同社の経営者となり、醸造家マルティン・レマイヤー、取締役のフベルト・ドルフマン、輸出マネジャーである今夜のゲスト、レティツィア・パジーニと共に、素晴らしいワインを造り続けている。



VINI:

インポーターパシフィック洋行㈱のご協力により下記5種類のワインをテイスティング。

1) 乾杯のスプマンテ   Rive Gauche / マルヴィラ 品種:アルネイス  

1本目はコルテレンツィオを紹介して下さったピエモンテ州のマルヴィラの加糖なしアルネイス品種で作るスプマンテ。すっきりとリンゴのようなフルーティさが食前酒にぴったりです。 

2) Gewurztraminer DOC  2015/ゲヴュルツトラミネール

黄金がかった黄色。黄色いバラ、ライチ、クローブ、ナツメグのような香り。ふくよかでスパイシーな余韻のあるエレガントな味わい。

料理: 食前酒、ハーブを使った前菜、魚介を使ったパスタ、魚のオーブン焼き、白身の肉料理。

畑:標高400~460m、粘土、小石を含んだ氷堆石土壌 醸造:低温マセラシオンを数時間行い、ソフトプレス。18度に設定されたステンレスタンクで発酵。ボトリングまで澱とともに寝かせられる。

3)Chardonnay DOC Formigar Cornel  2014/シャルドネ フォルミガール コルネル 

濃い麦わら色。 クルミ、マンゴー、メロンや、ほのかな木の香り。アロマティックでふくよかな味わい。

料理: あらゆるパスタ料理。魚のグリル、甲殻類、白身の肉料理。

畑: 400-550m。氷堆石、砂利、小石の多い乾燥した土壌。 醸造: 軽く破砕を行い、新樽と旧樽のバリックで発酵、一部のみ木樽でマロラクティック発酵。酵母とともに10ヶ月、バトナージュしながら熟成後、瓶内熟成6ヶ月。 

4)Lagrein DOC 2015/ラグレイン  

紫がかったガーネット色。スミレ、黒い実の果実、チョコレート、ハーブのような香り。ストラクチャーのあるタンニン、品種に由来する酸がある。森の果実のアロマ、チェリーのような余韻とエレガントで他に類を見ないほどの華やかなブーケ。

料理:アルトアディジェ料理との相性が最適。スペック、サラミ、ローストした肉料理、ジビエ

畑:砂を多く含んだ氷堆石・沖積土土壌 醸造:ステンレスタンクで皮とともに8日間発酵後、マロラクティック発酵を行う。ステンレスタンクとセメントタンクで数ヶ月熟成。

5) Pinot Nero DOC St. Daniel Riserva 2013/ピノネーロ サン・ダニエル 

輝くルビーレッド色。チェリーなどの赤い果実やスパイスのアロマ。やや強めのボディがあり、余韻が長くエレガントな赤ワイン。

料理: 軽めの前菜、仔牛、家禽類、濃い味付けの魚料理

畑: 標高350m。氷堆石を含んだ火山性土壌。昼夜の温度差が激しい気候。 醸造: 短いマセラシオンを行い、14日間25度で発酵。マロラクティック発酵の後、2/3を3500Lの大樽で、1/3をバリックで12ヶ月熟成。1年の瓶内熟成。

PIATTI:

各種ワインに合わせたアルトアディジェの郷土料理をご用意下さいました。

Img_2713_2

Antipasto:Asparagi alla bolzanina,Arrosto di Coniglio, Polenta Fritta e Speck

前菜の盛り合わせ(ホワイトアスパラガスのボルツァーノ風、ウサギのロースト、ポレンタのフリット スペック添え)

Img_2714

Primo 1: Minestra d’ orzo   大麦のミネストラ

Img_2715

Primo 2:Spezzattino di Cervo con tre colori di Canederli 3種のカネーデルリ 鹿の煮込みのソースで

Img_2717

 Secondo: Garretto di vitello   仔牛スネ肉のオーブン焼き 

Img_2711

Img_2716

Dolce:Strudel di mele      リンゴのストゥルーデル 

Caffe’

Img_2696

Fullsizerender_2_2


ワインインポーター:パシフィック洋行株式会社  

リストランテ:Villa Magnolia  

IVS JAPAN

2017年2月16日 (木)

【テーマ】:トスカーナ州のワイン第1弾

16754045_1264061727033977_152596893


場所:イタリア中西部に位置し、北は、リグーリア州、エミリア・ロマーニャ州、東は、アペニン山脈でマルケ州、ウンブリア州、西は、ティレニア海、南は、ラツィオ州に接している。州都は、フィレンツェ。
変化に富んだ自然に恵まれた風光明媚な州。エトルリア文明が栄えた場所でトスカーナの語源はラテン語のエトルリア人に由来する。主な産業は観光と農業で多くの世界遺産とブドウが栽培されている丘陵の風景は変化に富み、ぶどう畑と共にオリーブ園なども見られる。
イタリアを代表とするワイン生産地で、ワインの歴史は、2000年以上に及ぶ長い歴史があり、昔からそのワインの名声を誇ってきた州である。
赤ワインの生産量が多く、DOC比率が高い。DOCGは11ある。

イタリアの中で最も生産量の多い赤ワイン(サンジョヴェーゼから造る)でチャーミングなデイリーワインでチェリーやスミレの香り、活き活きとした果実味、酸味、タンニンとのバランスが良く、飲み飽きないスタイルの"キャンティ"、クラシコになるとさらに香が高く、酸がしっかりしてミネラルのトーンが出てきてエレガントである。海からの影響でキャンティ地区より温暖なため力強いスタイルの”ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”、
さらに内陸のため海からの影響がないためキャンティ・クラシコとブルネッロの中間的なスタイルの”ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”。また、国際品種、新樽小樽熟成等DOC法の規則にとらわれない品質向上のための製法で造られた最高級ワインを造りたいという生産者、ジャコモ・タキス氏、カルロ・フェリーニ氏、ルカ・ダットーマ氏等フランスの醸造技術を知りつくした有名エノロゴが台頭しスーパータスカン(Super Toscana)と呼ばれるVdT(ヴィノ・ダ・ターボラ)やIGTという格付けでありながら、高品質のワインを造った州である。

歴史的には、
1716年 トスカーナ大公コラモ3世が、カルミニャーノ、キャンティ、ポミーノ、ヴァル・ダルノ・ディ・ソプラのワイン産地の境界を定めた。=>世界最初の原産地保障。
1924年 キアンティワインの保護するためにイタリア初のブドウ栽培・ワイン醸造共同組合としてコンソルツィオが創立した。そのトレードマーク「ガッロ・ネロ」(ブラック・ルースタ、黒い雄鶏)
1872年 ベッティーノ リカゾーリ男爵(1800年代2度にわたってイタリア首相を務めた)は、ブロリオ城(Castello di Brolio)において数種類のブドウをブレンド、醸造としては、「ゴヴェルノ方式」でワイン造りを試み、キャンティのレシピは下記の配分であった。
70% サンジョヴェーゼ(方言でサンジョヴェート)、香りと力強さ持つ品種
15% カナイオーロ =>サンジョヴェーゼの硬さを和らげる効果
15% トレビアーノ(後にマルヴァジア ビアンカも) =>熟成を早め、軽やかなワインにする。香がよくため、料理との相性の調整役
 ※ゴヴェルノ方式とは、トスカーナ独特な醸造方法で春に前年の収穫して造った若ワインに半乾燥したブドウ果汁を加え軽い2次発酵を起こして造るワイン。できたワインは、さわやかな酸味を持ち、フレッシュで口当たりの柔らかで、早飲みできるワイン。この方法で造ったワインのラベルに"Governato"と表記できる。

生産地域
【ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(Vernaccia di San Gimignano)】
シエナ県サンジミニャーノ地区。貴族の権力の象徴として建てられた塔の町サンジミニャーノ(世界遺産)を中心に位置する。
1800年代に貴族がカンティーナを購入後、ワイン造りが始まる。
1993年にトスカーナで一番新しい白ワインのDOCGが誕生した。
同じ名前の葡萄から造られる白ワインで、辛口が基本ですが、甘口のものもあるようです。
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ90%以上
その他、この県の推奨品種/許可品種の白ブドウ10%まで使用することができます。
(今回の1番目のワイン)

【キャンティ(Chianti)】
アレッツォ県、フィレンツェ県、プラート県、ピストイア県、ピサ県、シエナ県と幅広い丘陵地帯で、夏は高温乾燥、冬は低温湿潤。ワイン造りは、紀元前8-7世紀のエトルリア時代に遡る。1984年にDOCGに昇格した。
辛口の赤ワインの産地です。サンジョヴェーゼという葡萄から造られますが70%~100%以上。他に幾つかの補助品種を15%使っても良いことになっていますが、白ブドウは10%以下です。
キアンティは品質に千差万別があり、ライトタイプのぐいぐい飲めるものから、長期熟成に耐え威厳に満ちたものまで様々です。
最近では品質の向上が著しくそれに呼応する形で生産量も減らし、多くの生産者たちは自分達のワインを差別化するために特定の畑や区域の名前を強調することによって高品質をアピールする方法を取り始めています。
キャンティには、7つのソットゾーンがある。

製造に関して基礎的な話
樽の使い方
大樽:バニラ香はしない。樽香はない。酸化し難い。
小樽:バニラ香がして、アメリカンオークを使用した場合、ナッツ系の香りがする。
   新樽、古樽(樽からのエキスはない)
混醸
・サンジョベーゼ+フランス品種 (今回の3番のワイン)
・サンジョベーゼ+イタリア品種 (今回の2番のワイン)


【キャンティ・クラシコ(Chianti Classico)】
シエナ県、フィレンツェ県で古くからの生産地域に対して、キャンティに包含されていたため1984年にDOCGに昇格、その後、1996年キャンティクラシコエリアがDOCGとして独立した。
1994年サンジョヴェーゼ100%で造ることが認められた。(15%まで他の品種を混醸してもOK)
2006年から白ブドウのブレンドはNGとなり、黒ブドウのみから造る。
(2005年までは白のトレビアーノ・トスカーノ/マルヴァジア・デル・キャンティを6%の混醸が認められていた)
2010年からキアンティ・クラシコエリアでキャンティを造ることは禁止された。
土壌は、多様で地区により様々な個性のあるワインが生まれる。

キャンティ・クラシコの種別
アンナータ(Annata):最低熟成12ヶ月 最低アルコール12.5% (今回の4番目のワイン)
リゼルヴァ(Riserva):最低熟成24か月 最低アルコール13.0% (今回の5番目のワイン)
グランセレツィオーネ(Gran Selezione):30か月以上熟成 アルコール13.5%

  =>卓越した個性を持ち、単一畑または、最良区画から優れたブドウを選果する。
    サンジョベーゼ80%以上使用で1社から複数ワインが出せる。
    2013年時点33社から2015年4月には、100社以上になった。

キアンティ・クラシコには、9つのコムーネがある。
フィレンツェ県
1.San Casciano in Val di Pesa サン・カッシャーノ・ヴァル・ディ・ペーザ
 標高310m 面積108平方Km
 砂利を多く含む赤色の粘土質
 適度な硬質の酸とタンニン、強いミネラル感が特徴的

2.Tavarnelle Val di Pesa タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ
 標高378m 面積56平方Km
 粘土石灰質土壌
 スパイシーでミネラルが多く感じられる

3.Barberino Val d'Elsa バルベリーノ・ヴァル・デルザ
 標高373m 面積65平方Km
 粘土石灰質土壌 泥灰質
 適度な硬質の酸とタンニン、強いミネラル感が特徴的

4.Greve in chianti グレーヴェ・イン・キャンンティ
 標高236m 面積169平方Km
 礫、砂質、石灰質土壌 沖積土で小石が多く粘土を含む
 繊細で綺麗な酸味、滑らかな舌触りでまろやかなタンニン

シエナ県
5.Poggibonsi ポッジボンシ (メリーニ)
 標高116m 面積70平方Km
 石灰を含む泥炭土、粘土からなる土壌
 軽やかで爽やかな酸味とジューシーな果実味

6.Castellina in Chianti カステッリーナ・イン・キャンティ
 標高578m 面積99.5平方Km
 岩が多く石灰岩質 石岩質
 ミネラル・タンニンが溶け込んだ、際立つ洗練さ、モダンさ

7.Radda in Chianti ラッダ・イン・キャンティ
 標高530m 面積80平方Km
 石灰質 砂質 粘土質
 柔らかな果実味、スパイス、細かい酸がありバランスが良い

8.Gaiole in Chianti ガイオーレ・イン・キャンティ
 標高360m 面積129平方Km
 石灰質 粘土質 砂質 石が多い
 綺麗な酸と凝縮した果実味、ミネラルが豊富でエレガント

9.Castelnuovo Berardenge カステルヌオーヴォ・ベラルデンガ
 標高351m 面積177平方Km
 石灰質土壌 沖積土壌 粘土質
 優雅さや繊細さを持ちながら、しっかりとしたボディと骨格のある酸味が特徴

今回のワインの生産者
マキャヴェッリ社は、フィレンツェ県のSan Casciano in Val di Pesa
メリーニ社は、シエナ県のPoggibonsi

【本日のワインに合わせるお料理】

Antipasto:(2種盛合せ)

①わかさぎのエスカベッシュツナと白インゲン

②豆のブルスケッタ

16754252_1264061677033982_961411450

Primo:桜海老とチェリートマトのスパゲッティ マッキアート

16736251_1264061697033980_214450476

Secondo:鶏もも肉のトマト煮込み"カチャトーラ"

16754594_1264061713700645_678870026


【ワインリスト】


①ワイン名:ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ 2015 DOCG
メーカー:メリーニ社
産地:トスカーナ州  ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ地区
ブドウ品種:ヴェルナッチャ主体
醸造:ブドウは9月上旬の収穫して、ソフトプレス後、14~16℃でステンレスタンクで発酵 13.0%
   サンジミニャーノの丘陵地帯、標高250~300mに位置するの日当たりの良い畑で石灰を含む砂質土壌。
特徴:緑がかった輝く麦わら色。柑橘系の果実の香、温度が上がるとパイナップルのニュアンスあり、ミネラルを感じる香り。
   果実味と酸とのバランスが取れたエレガントな味わいで塩味を感じ辛口白ワインです。
料理:アンティパスト、シーフード、焼鳥(塩)や豚料理に合わせる

②ワイン名:キアンティ 2015 DOCG
メーカー:メリーニ社
産地:トスカーナ州 キアンティ地区
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ、カナイオーロ・ネーロ
醸造:頻繁にルモンタージュをしながら、10日間マセラシオン。ステンレスタンクで熟成後、瓶詰。 12.5%
   シエナとフィレンツェの間にあるキアンティの丘陵地帯にある、海抜350-400mの日当たりの良い畑で石灰岩、泥灰岩、粘土などの多様な土壌。
特徴:輝きのある明るいルビーレッド。ラズベリー、野イチゴ、スミレの香り。
   味わいは心地よいチェリーなどの赤系ベリーのフルーティーさで若干の鉄ぽいミネラルあり、全体的にやわらかく、フレッシュさがアフターテイストまで残り、キアンティらしい軽快な赤ワイン。
料理:肉のソースのパスタ、さっぱりした肉料理に合わせる。

③ワイン名:ネオ・カンパーナ キアンティ・コヴェルノ 2013 DOCG =>ネオ・カンパーナは「新しい鐘」の意味。
メーカー:メリーニ社
産地:トスカーナ州 キアンティ地区
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ、メルロー、カベルネ
醸造:収獲したブドウ果を厳選し、一部(約15%)のブドウを21日間かけて陰干しにし、糖度を高めます。残りのブドウはフレッシュなうちに破砕して発酵させます。その後、干しブドウを破砕し少し発酵させたところに、フレッシュなブドウで造ったワインを少しずつ加え、ゆっくりとステンレスタンクで再発酵させます。この「ゴヴェルノ・トスカーナ」という伝統的な手法と完璧な温度管理と現代的な醸造技術を用いて造る。14.0%
土壌は、アルベレーゼと呼ばれる非常に粒が細かくぎっしりと詰まった石灰石の土壌と、ガレストロと呼ばれる砂利もしくは石を含んだ石灰質に富む粘土質土壌
特徴:鮮やかなルビー色。洋ナシ、チェリーやラズベリーの熟した果物、アイリスやスミレのフローラルな香り。
   ゴヴェルノ・トスカーナの製法からくるしっかりとしたボディとなめらかでフルーティな味わい。シャープで調和のとれた赤ワイン。
料理:生ハムやサラミなどの前菜、チーズ、野菜を使ったスープや赤身肉のグリルに合わせる。

④ワイン名:ソラディオ・デル・ターニ キアンティ・クラッシコ 2013 DOCG =>“ソラティオ”はかつてマキャヴェッリの所有地にあった農園の“ターニ”はそのブドウ栽培者の名前。
メーカー:マキャヴェッリ社
産地:トスカーナ州 サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ キアンティクラシコ地区
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ、他
醸造:ブドウは9月から10月にかけて収穫、約2週間頻繁にルモンタージュしながらマセラシオン、フランス産オークの小樽と中樽で1年間熟成させ、ボトリング。瓶内熟成3ヶ月以上。  13.5%
サンタンドレア・イン・ペルクッシーナ近郊の日当たりが良い自社畑で標高300-350m。土壌は、粘土質の石灰土、片岩が混じり。
特徴:ルビーレッド。若干ドライのラズベリーやすみれ、スパイスの感じられる香り。
   豊かな果実味と酸とのバランスがとれ、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わり、余韻には桑の実などが感じられ複雑な味わいの赤ワイン。
料理:ジビエのローストや肉のグリル、ペコリーノチーズに合わせる。

⑤ワイン名:フォンタッレ キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ 2010 DOCG =>“フォンタッレ”(泉)は単一畑の名前。
メーカー:マキャヴェッリ社
産地:トスカーナ州 サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ キアンティクラシコ地区
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ 100%
醸造:ブドウは10月中旬に収穫、20日間ルモンタージュしながらマセラシオンさせ発酵。50%はバリック(小樽)でマロラクティック発酵させ、1年間熟成。残りの50%はフレンチオークの大樽で2年間熟成し、ブレンドしたのちボトリング。瓶熟は最低3ヶ月間。
   フィレンツェ郊外のサンタンドレア・イン・ペルクッシーナにある約26haの畑で標高300メートル。南向きの日当たりの良い斜面で粘土質、石灰土の混成土壌。 15.0%
特徴:濃いルビーレッド。バニラ、レーズン、ブラックベリー、すみれのフローラルな香り。
   熟成からかタンニンもまるくなり骨格のしっかりとした、バランスのとれた味わいで、余韻にもエレガントで熟した果実の香りが残る素晴らし赤ワイン。
料理:牛肉、ジビエ、熟成したチーズに合わせる。

※訂正とお詫び

当日お配りした資料の番号に誤りがございました。トスカーナ州、11個のDOCG名とその地図上の番号を下記に訂正し、お詫び申し上げます。

正誤内容
誤り → 正しい
①  → ③
②  → ①
③  → ④
④  → ②
⑤  → ⑦
⑦  → ⑤
⑧  → ⑩
⑨  → ⑧
⑩  → ⑪
⑪  → ⑨
 

≪ワインのお求めはこちら≫

 アルベロジャパン㈱ 立野さんまでどうぞ

TEL03-3868-2048  Email: info@bellatina.jp

IVS Japan事務局 http://www.ivsjapan.com/

2017年1月17日 (火)

【テーマ】新春を祝う晴れやかなワイン

16118482_1236185499821600_248151605




スパークリングワインの話

近年、イタリアを含むスパークリングワインはBrut辛口タイプの需要が高く、ドサージュ(残糖)なしのものが男性を中心に人気がでている。
やはり、熟成の長いスパークリングを飲むと熟成からの香りや味わいによって、心が和み、豊かな気持ちにしてくれます。
一方フレッシュな味わいのスパークリングは、気兼ねなく普段に飲める、ちょっと一杯感覚がまたいいです。近年、このタイプのスパークリングが世界で人気を集めています。

イタリアでは、このスパークリングワインをガス圧等の違いでカテゴリ分けしています。ヴィーノ・スプマンテ、ヴィーノ・フリッツァンテ
ガス圧とは
EUの規定ではガス圧の単位は、天気予報でお馴染みの単位バール(Bar)である。
※現在は、バールではなくパスカルですが。(平成4年より、気圧を表すミリバールからヘクトパスカルへ同じ値のため移行した
1バールは、0.986923気圧なので、ほぼ1気圧である。1気圧とは、地球の地表面(標高約0m)で1平方センチメートル(親指の爪)に1kgの物体を乗せた圧力。

「ヴィーノ・スプマンテ」を細かく定義をすると5つに分類される。以下のガス圧は最低ガス圧でいづれの生産者もそれ以上です。
・ヴィーノ・スプマンテ(Vino Spumante(V.S)):ガス圧3バール Alc8.5%以上
・ヴィーノ・スプマンテ ディ クワリタ(Vino Spumante di Qualita(V.S.Q)):ガス圧3バール Alc9.0%以上
・ヴィーノ・スプマンテ ディ クワリタ ア デノミナツィオーネ ディ オリジネ プロテッタ
 (Vino Spumante di Qualita a Denominazion di Origine Protetta(V.S.Q.DOP)):ガス圧3.5バール Alc9.5%以上

さらに、これら3つのタイプに指定の13のアロマティック品種を用いた場合に
・ヴィーノ・スプマンテ ディ クワリタ デル ティーポ アロマティコ(Vino Spumante di Qualita del Tipo Aromatico(V.S.Q.TA))
・ヴィーノ・スプマンテ ディ クワリタ デル ティーポ アロマティコ ア デノミナツィオーネ ディ オリジネ プロテッタ(Vino Spumante di Qualita del Tipo Aromatico a Denominazion di Origine Protetta(V.S.Q.TA DOP))

「ヴィーノ・フリッツァンテ」
・ヴィーノ・フリッツァンテ(Vino Frizzante):ガス圧1~2.5バール Alc7.0%以上


スパークリングワインの製法は、5つの方式がある。
1.メトドクラシコ方式 =フランチャコルタ方式:フランチャコルタを代表とする瓶内二次発酵製法
2.シャルマ方式:アスティやプロセッコを代表とする密閉タンク内二次発酵(アウトクラーベ(圧力式ステンレスタンク)で行う製法でシャルマさんが考案。
3.トランスファー方式:2つの方式の中間の方式として、瓶内二次発酵までした後、動瓶→オリ抜きの工程時に瓶ごと冷却し、密閉加圧されたタンク内に集め、タンクでまとめてオリ抜きし、門出のリキュールを添加、そのまま加圧状態で再び瓶詰めする製法。(一部のゼクトで採用)
4.メトード アンセストラルまたは、メトード リューラル方式:アルコール発酵中のワインを冷却するなどして発酵を減速され、糖分を残して瓶詰めする。そのため、瓶内でアルコール発酵が再び始まり、瓶内で完全にアルコール発酵を終了させる製法。二次発酵ではない。
5.炭酸ガス注入方式:普通に造ったワインを冷却、加圧し、炭酸ガスを直接注入して発泡性を持たせる製法

①プロセッコ
産地は、イタリア北東部のドロミテ山系とアドリア海の間に位置する地域のブドウ畑に限られています。州は、ヴェネト州とフリウリヴェネツィアジュリア州

統計情報
2015年度 プロセッコDOCの製造に関して
ブドウ畑:20,250ha
売上高:17億ユーロ
生産本数:3億5千5百万本
イタリア国内へ30%、輸出70%(ヨーロッパ諸国74%、アメリカ20%、アジアおよびその他6%)
2016年から向こう3年に渡ってその栽培エリアを現在の2万haから2万3千haへ拡大し、生産本数を1億4400万本増やす予定。

DOCGは3つ。
・コネリアーノ(Conegliano  Prosecco)
・コネリアーノ ヴァルドッビアデネ(Conegliano Valdobbiadene Prosecco)
・コッリ アソラーニ(Colli Asolani Prosecco) または アゾロ(Asolo Prosecco)

DOCでプロセッコ ディ XXXXが名乗れるのは、2つ
・トレヴィーゾ =>今回の1番目のワイン
・トリエステ(フリウリ)

2009年にDOCG昇格とDOC Proseccoの誕生に伴って、プロセッコ(Prosecco)というのは、品種種名からワインの呼称名となり、
ぶどう品種はグレーラ(Glera)種に変えることになった

Ltt0701142



②フランチャコルタ
イゼオ湖の南2~ 400の丘陵地でブドウ栽培がされ、瓶内二次発酵によって造られるスプマンテ。
Iseo村を境に左側(ミラノに近い側)産地としては、アドロ、エルブスコがあり土壌は、氷堆積土壌。
右側は、モンティチェッリ ブルザーティ(一番標高が高い)、オーメ、グッサーゴがあり土壌は、石灰粘土土壌。
※エルブスコの南の国道4号線隔てたオルファノ山の南斜面は、石灰粘土土壌がある。=>3番目のワイン

「フランチャコルタ」というと3つの意味がある。
1.地域名
2.製法名
3.ワイン名

品種:シヤルドネ種、ピノ・ネーロ種、ピノ・ビアンコ種

③ランブルスコ
ブドウの品種のランブルスコは、亜種が多く、エミリア平野で生育する。すべてがヴィーノ・フリッツァンテである。
1970年代にブームとなるが、それ以前は、職人的な製法で手造るされていて、収穫後、その翌春にボトリングされ、瓶内で再発酵させていた。1970年代以降は、アウトクラーヴェと呼ばれる圧力式タンクが導入され、温度管理のされたタンク内二次発酵で造られるようになると、品質管理がしやすくなった。(シャルマ方式である)
今後は、昔からの職人的な瓶内での発酵のスタイルに回帰した、ニッチな造り手も出てきて注目すべき。
このスパークリングは、プロシュート(生ハム)、サラミ等味の濃い郷土料理とよく合う。

ランブルスコの代表的な亜種
・ランブルスコ・ソルバーラ:モデナの北側が主な産地。
           色調は、ロゼのようなチェリーピンク。
           香は、赤系果実やスミレの香りがあり、繊細でデリケートな香である。
           味わいは、フレッシュな果実のアロマ、はっきりした酸味があり、ボディは中程度から軽め、タンニンは低い。
・ランブルスコ・グラスパロッサ:モデナ中心に栽培されている。
             色調は、濃いルビー。
             香は、フラワリーな香と森の中の低い木の赤い果実の強い芳香がある。
             味わいは、豊富なタンニン、控えめな酸味でしっかりした骨格がある。
・ランブルスコ・サラミーノ:モデナのソルバーラ地区の北側、ポー川に最も近づく平野が中心の生産地区。
           ランブルスコの中では最も栽培面積が大きい。
           キャラクタは、ソルバーラとグラスパロッサの中間。
           色調は、濃いルビー。
           香は、果実の熟した香やフレッシュな花の香り。
           味わいは、酸とストラクチャアのあるタンニンとのバランスがあり、程よいボディ、塩味のミネラルがある。
・ランブルスコ・マエストリ:起源は、パルマといわれている。主にレッジョ・エミリアから西側で栽培されている。
           色調は、黒みのあるやや濃いルビーでスミレ色の反射がある。
           香は、果実や時々フレッシュな花の香り。
           味わいは、比較的骨格がしっかりしていて、タンニンも酸もしっかりある。
           =>4番目のワイン

Ltt1701141



【ワインリスト】
①ワイン名:プロセッコ エクストラ ドライ NV DOC
メーカー:レ コンテッセ社
産地:ヴェネト州 コネリアーノの丘
ブドウ品種:グレラ 100%
醸造:ブドウは9月下旬の収穫して、ステンレスタンクで15日間の発酵し、シャルマ方式(圧力式ステンレスタンク)で1~2ヶ月熟成 11.0%
特徴:緑がかった輝く麦わら色。柑橘系果実、白桃、アカシカの花。
   果実味と酸とのバランスがとれたキレのある辛口スプマンテ。
料理:前菜からドルチェまで幅広く利用できる。

②ワイン名:ピノ ロゼ NV IGT
メーカー:レ コンテッセ社
産地:ヴェネト州
ブドウ品種:ピノネロ70% ピノビアンコ30%
醸造:ブドウは8、9月の収穫して、ステンレスタンクで15日間の発酵し、シャルマ方式(圧力式ステンレスタンク)で60~90日間熟成 11.0%
特徴:淡いピンク色。フレッシュなストロベリーやローズの香り。
   辛口で果実味があり、酸とのバランスがとれ、後味に苦みを程よく感じるスプマンテ。
料理:前菜、鶏肉料理、魚介のフリット、生ハムに合わせる。

③ワイン名:フランチャコルタ グラン キュヴェ NV DOCG
メーカー:ボミノ社
産地:ロンバルディア州 エルブスコの南、国道4号線隔てたオルファノ山の南側にあるコッカーリオ村
ブドウ品種:シャルドネ80%、ピノネロ20%
醸造:ブドウは8月10日~25日(例年)手摘みで丁寧に収穫、ステンレスタンクと木樽でアルコール発酵、ステンレスタンクとバリック(約10%)で8ヶ月熟成、瓶にベースワインに酵母と糖が添加され、36か月以上瓶内二次発酵、その後デゴルジュマン(オリ引き)を行い、リリースまで8か月瓶内熟成させる。12.5%
特徴:輝きのあるレモンイエロー。洋ナシ、柑橘系の果実香とナッツの香り、熟成からの焼き菓子やイーストの香り。
   フランチャコルタらしい厳格な骨格を持ち、芳醇な味わいときれいな酸味のバランスが取れたスプマンテ。
料理:魚介類や野菜のアンティ・パスト、リゾット、パルマの生ハム、魚のグリルや豚、鶏肉の料理に合わせる。

④ワイン名:ランブルスコ バーチョ(Bacio) IGT
      サッカー選手の中田英寿がイタリア滞在中にこのワインが気に入り、ラベルデザインに携わり、さらにBacio(キス)という名前を付けた。
メーカー:カンティーナ チェーチ社
産地:エミリア=ロマーニャ州 モデナの北側
ブドウ品種:ランブルスコ マエストリ 100%
醸造:ブドウは10月初旬の10日間で収穫、一次発酵させ、ステンレスタンクで二次発酵させる。  11.5%
特徴:濃い紫がかったルビーレッド。赤系チェリーが中心で甘系スパイスの香り。
   豊かな果実味と酸とのバランスがとれた味わい、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わりバランスのとれた味わいのワイン。
料理:パルマの生ハム、パルメジャーノ・レッジャーノチーズ、中華料理に合わせる。

⑤ワイン名:コンパニア ヴィナイオーリ サレント 2014 IGT
メーカー:アポッローニオ カーサ ヴィニコラ社
産地:プーリア州 レッチェの西側
ブドウ品種:ネグロアマーロ80%、マルヴァジアネーラ20%
醸造:ブドウは9月中旬に収穫、12000lのスラヴォニアの大樽で10日間発酵、20日間のマセラシオン、木樽で3か月熟成。
   土壌は、石灰質、粘土質。 13.0%
特徴:濃いルビーレッド。ブラックベーリー、ドライハーブ、鉄っぽいミネラル、スパイスの香り。
   しっかりとした果実味で芳醇な味わいであり、程よい酸とタンニンでバランスが取れたワイン。
料理:ローストした仔羊肉の料理、肉のトマト煮込みに合わせる。

お食事メニュー 

16121531_1236186523154831_398668863

 前菜盛り合わせ(鯛・カプレーゼ・生ハムとルコラのシーザーサラダ)

16106925_1236186776488139_130835317

 ズワイ蟹のパスタ



16121935_1236187309821419_160182066

 

 牛スネ肉の赤ワイン煮込み



Ltt1701143

2016年12月25日 (日)

この度は多くの皆様と素晴らしいクリスマスイヴの夜を過ごせましたこと、大変感謝致しております。 

また皆様にご満足頂けましたこと本当に嬉しく思っております。

こちらに記念写真を掲載致しましたのでご覧頂き、余韻に浸ってくださいませ。

 【日時】12月24日(土) 開場17:00~ 開始17:30~20:30 

【会場】浅草 茶寮一松                 

   

Photo_2



【第1部:弦楽四重奏コンサート】

オープニングは国内外で活躍する美しき4人の音楽家の弦楽四重奏の贅沢な調べに皆様聴き入ってらっしゃいました。 

note曲目(予定)
『モーツァルト ディベルティメント へ長調 k.138』 
『ボロディン カルテット 2番より/クリスマスキャロル/イタリア歌劇より 他』

Img_3444_4

Foto1

Img_3448_2

~演奏家の皆さまと記念写真~

Img_3451_2

Img_3452

Img_3454

【第2部:四季の彩りを感じる会席料理とイタリアワインのマリアージュ】

松竹梅の彫りが障子窓に飾られた松の間で、お食事の宴が木川さんの司会によって開催されました。

Img_3457_2

Foto3

女将山口様よりご挨拶

Img_3466_1_2

Img_3470

馬場先生に乾杯のご挨拶をいただきました。~BUON NATALE!~

Img_3473

 【御献立】  茶寮一松 料理長 浅野一弘
 一、先附 雪化粧 海老・エリンギ・カリフラワー・リンゴ・雪輪長芋
   一、御造里 季節の魚
   一、温肴  トマト煮 鶏団子・鯛唐揚げ・ブロッコリー・エリンギ・帆立貝
 一、焼き物 鰆油正油焼き 栗茶巾・酢取り蓮 銀杏松葉
 一、止肴  蒸し柿・丁子麩 ズワイ蟹・もって菊 美味酢
   一、御食事 舞茸御飯 汁・香の物
   一、水菓子 白胡麻のムース  イチゴ・ブルーベリー・キウイフルーツ・黒豆

【お食事に合せるワイン】
1.   スプマンテ)オゼ・ロゼ・ブリュット   

生産者:Le Vigne di Aliceヴェネト州 品種:グレラ(白)マルツェミーノ(黒)

甘さすら感じる果実感たっぷりの香りと、すっきりとした辛口のテイストを兼ね備えた、

今、人気の元気を与えてくれるロゼスパークリングワイン。

 

2. (白)ジビッボ ビオ テッラ シチリアーネIGT 

生産者Baglio Impassito  シチリア州西部

品種: モスカート・ダ・アレッサンドリア 

平均樹齢20年 ソフトプレス後、ステンレスタンク にて最高15で30日間の発酵。

4ヶ月間シュール・リー 法で安置。 アルコール14% 

レモン、アップルの香り。ミネラル感の余韻 。

 

3. (白)カタラット・シャルドネ・テッレ・シチリアーネ I.G.T.

生産者Impassito    シチリア州

品種: カタラット・ルチド60%、シャルドネ 40%

  平均樹齢15年 低温40日間発酵。シャルドネの一部は樽にて発酵。二種のワインを澱ごとブレンドし、バトナージュしながら6~8ヶ月間10に保つ。アルコール:13.5% 

トロピカルフルーツ(バナナ)、バニラの香り。程好い酸味。

 

4.(赤)ペッリコーネ テッレ シチリアーネIGT  

 生産者Impassitoシチリア州マルサラ地区     品種: ペッリコーネ100%

平均樹齢: 20 年  28以下で10日間のマセレーション、発酵。 アルコール14%

赤い果物、プルーンの香り。 程好いタンニンを含み、とてもまろやか。

 

5.(赤)ネロ・ダーヴォラ・ビオ・テッレ・シチリアーネ I.G.T.

生産者Impassitoシチリア州       品種: ネロ・ダーヴォラ100%

平均樹齢:15年  10日間アルコール発酵後マロラティック醗酵(11月)、

アメリカ産オーク樽で3ヶ月間熟成。 アルコール14.5%

プルーン、黒コショウ、バニラの香り。まろやかなタンニン、後味が豊潤で、バルサミコの余韻 。

 

6. (ドルチェワイン)ランブルスコ・サラミーノ サンタクローチェ・アマービレ

 品種:ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ100%

モデナの限定されたエリアで栽培されたランブルスコ・サラミーノを使用。バラやラズベリーの香り、ほどよい酸があり果実味も豊かで、心地よい甘さの感じられるフリッツァンテ(弱発泡性ワイン)。

              

Img_3476_2

Img_3474_2

Image1_2

Img_3475_2

Image2

最後にはクリスマスプレゼントとして、パネットーネを皆様にご用意させて頂きました。

Buon Natale!

皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。  来年のクリスマス・イヴも好ご期待!

IVS Japan  木川・松山

Img_3477_2

2016年12月13日 (火)

【テーマ】カラブリア州のワイン

12ltt_3

≪カラブリア州の場所について≫イタリア半島のつま先部分に位置する。

州の中央にラ・シラ山脈があり、産地はこの山脈をはさんで東部と西部に分かれる。
東部は、石灰質と硬い砂質土壌 産地は、チロ。この産地は州の90%を占める。
(今回のテイスティングワインの産地)
西部は、コセンツァから海岸沿いにラメツィア・テルメあたりまで産地が広がる。
畑は、急こう配で石ころが多い石灰質と粘土質の土壌である。
このあたりは、グレコ・ビアンコが栽培され辛口タイプのワインが造られる。
テッレ ディ コセンツァDOCは、幅広いDOCのため、7つのサブゾーンに分かれている。
その中の1つにバジリカータとの州境に山麓があり、そこからの冷たい風が吹き、冷涼な産地になっている
ポリーノがある。
最初のスプマンテとその次の白ワイン(ティンパデル プリンチペ)その地域のワインである。

家庭単位で野菜を作り、保存食を作り、家畜を飼育し、サラミ・サルシッチャ・プロシュートを作る。
そしてイタリアでは珍しい、辛い唐辛子の産地です。

2

新宿のSPACCA NAPOLIではクリスマスのデコレーションで、眺めの良い景色と合わせて

美味しい食事を満喫致しました。

≪カラブリア州の土着品種について≫

1980年代にモダニズムが流行して、リブランディ社のワインが売れ、カラブリアのワインの認知度があがった。
2000年代には、土着ブームでガリオッポ種の個性を出すワイン造りなってきた。
近年では、マリオッコ種が長期熟成に向く品種であり、注目されてきているがまだ、試行錯誤している

白ぶどうの品種
グレコ・ビアンコ種は、ギリシャが起源。
カンパーニア州で栽培されるグレコとは違うもので、容姿も味わいも異なる。房が2つに分かれる。
イチジク、はちみつ、アーモンド、オレンジの花の香り、黄色みが強い。
今回の白ワイン2番目、3番目

黒ぶどうの品種

ガリオッポ種は、ギリシャが起源で、世界で最も古い品種とされ、ギリシャ移民によってイオニア海を渡りカタンザーノに持ち込まれたといわれている。
暑さ、病気にも強く、灌漑を必要としない、カラブリア州に適している。
甘いスパイス、バラの花、果皮が薄いため、ポリフェノールが少ない(色調が明るくなりがち)がタンニンが多めで中期熟成が可能。
今回の赤ワインの5番目、6番目

マリオッコ種は、干ばつに強い品種、ポリフェノールが多く色がしっかり出る(色調が濃い)。
ドライフルーツからフレッシュフルーツまで多様な香りをもち、スパイシーである。
今回の赤ワインの4番目

≪お食事≫

34


5Photo

≪ワインリスト≫

①ワイン名:ドヴィ メトドクラシコ 2013 IGT
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:シャルドネ 100%
醸造:条件の良い畑のシャルドネ種を使用して、ステンレスタンクで1次発酵、ドサージュ12g/l 12.5%
特徴:緑がかった輝く麦わら色。柑橘系果実、ミネラル、イースト香。
   果実味とカラブリア内でも冷涼な産地からの酸と苦味でキレのある辛口スプマンテ。
料理:前菜、チーズに合わせる。

②ワイン名:ティンパデル プリンチペ 2015 DOC 名前の由来:ポリーノ山脈の峰の名から
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ60% モントニコ40%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。  13.0%
特徴:緑がかった輝くレモンイエロー。フレッシュでストーンフルーツの香りと黄色い花のニュアンス、ミネラルの香り。
   酸がきりっとして塩味のミネラルがあるワイン。
料理:魚介を使った前菜、魚介のフリットに合わせる。

③ワイン名:チロ・ビアンコ 2015 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ100%
醸造:ブドウは9月中旬収穫後、温度管理可能なステンレスタンクでスキンコンタクト。アルコール発酵、熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 12.0%
特徴:緑がかったレモンイエロー。柑橘系の香りとわずかなハーブ香、心地よい花の香りがある。
   厳格な骨格を持ち、芳醇な味わいときれいな酸味のバランスが取れ、苦味が全体を引きしめキレのあるワイン。
料理:魚介類や野菜のアンティ・パスト、魚のグリルやスープに合わせる。

④ワイン名:フェッロチント マリオッコ  2015 DOC
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:マリオッコ100%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。  13.5%
特徴:紫がかったルビーレッド。ダークチェリー、ローズ、シナモン、土のニュアンスもあり複雑な香り。
   凝縮した豊かな果実味と酸とのバランスがとれた味わい、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わり芳醇な味わいのワイン
料理:サルシッチャのピザ、スパイスの効いたパスタ、チーズに合わせる。

⑤ワイン名:チロ・ロッソ・クラッシコ 2014 DOCG
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは9月下旬から10月上旬にかけて収穫後、温度管理可能なステンレスタンクでマセラシオン発酵、熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 13.0%
特徴:やや淡いルビーレッド。力強いサクランボ、スミレ、ドライハーブ、スパイスの香りがある。
   バランスが取れた味わいで、酸がきりっとしてみずみずしくエレガントな味わいのワイン。
料理:ペンネアラビアータ、仔羊肉の料理、肉のトマト煮込みに合わせる。

⑥ワイン名:Dサンフェリーチェ チロ・リゼルヴァ 2012 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは、平均樹齢30-40年の古木で10月上旬に収穫後、温度管理可能なステンレスタンクで10日~2週間、マセラシオン発酵。ステンレスタンクで30ヶ月熟成の後、数ヶ月の瓶内熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 14.5%
特徴:濃いルビーレッド。複雑かつエレガントな香りで、プルーン、スパイス、熟成からの粘土やキノコの香りも出始めている。
   ボディがしっかりとしてアルコール感のある力強く複雑で厳格な味わいのワイン。
料理:牛肉のロースト、ジビエ、スパイスの効いた料理、熟成したチーズに合わせる。

≪ワインのお求めはこちら≫

 アルベロジャパン㈱ 立野さんまでどうぞ

TEL03-3868-2048  Email: info@bellatina.jp

IVS Japan 事務局 瀬戸

2016年11月26日 (土)

2016年11月20日(日)IVS Japanは5周年を迎え、多くの皆様と祝うことが出来ましたこと感謝いたします。

20161120ivs5_42_220161120ivs5_35

今回は株式会社モンテ物産様にご協賛頂き、多種類のイタリアワインが豊富に並び、
また、インポーター、ソムリエの方が丁寧なご案内と共にサービスをして下さったことで、

イタリアワインが身近になる良い機会となりました。

皆様有難うございました。

20161120ivs5_18_320161120ivs5_15

場所は銀座『トラットリア デル パチョッコーネ』という新潟に本店があり、ローマにも出店、

青山店は会員の皆様もよくご存知でいらっしゃいましたね。

20年以上前からイタリアンシェフとして活躍され、自社でプロッシュットやパスタ、ワインなど

厳選し輸入なさっているそうです。

ビュッフェスタイルでしたが、奥に着席ブースがあり、ゆったりと過ごせて頂いたようです。

20161120ivs5_25_2



イタリア文化研究家、西村先生にご挨拶頂き、今日は『 レオナルドの買い物メモ』について

話して下さいました。 メモには必ずVINO(ワイン)が入っており、天才と言われた人であっても
ワインは欠かせなかったのだと。前回話して下さったプラーティナをレオナルドダヴィンチはとても尊敬していたそうで、彼の書物を大事に保管していたそうです。

歴史的にイタリア人にとってワインは欠かせないものだと再認識できましたね。

20161120ivs5_3020161120ivs5_27

トリエステ劇場デビューを果たしたオペラ歌手、松藤夢路様のコンサート。
木川さんのご尽力によりご帰国の際に当会で素晴らしい歌声を聞かせて下って
本当に感動致しました。

『 O Sole Mio』、それからプッチーニの代表作ジャンニスキッキより『O mio babbino caro 私のお父さん』と体から溢れる感情と美しい声に皆さんうっとり聞いてらっしゃいました。

今後の活躍にも期待しております。そしてまたIVSの会で歌ってください。



20161120ivs5_3220161120ivs5_38

スローフード協会馬場先生より乾杯のご発声を頂戴しましたが、
西村先生と同様、故川手代表が同席していると思って、5周年の祝杯を挙げて下さいました。

続いて、お料理とワインが振舞われ、瀬戸さんのクイズではワインやオリーブオイルの賞品を求めて、積極的にご参加頂きました。

20161120ivs5_4720161120ivs5_11

島商株式会社様よりオリーブオイルの協賛を頂戴しまして、より多くのプレゼントが提供されました。

20161120ivs5_5420161120ivs5_56

【本日のワインリスト】

今ご注文頂けますと参考価格から35%割引です。
1) “ラルス” スプマンテ・ブリュット・トレビアーノ IGT
  エミリア・ロマーニャ州 生産者:ラルス
  品種:トレッビアーノ
  コメント:フレッシュで爽やかな味わいです。
  ブリュットはすっきりした味わいの辛口タイプです。
   参考価格 1,100円
2) “サンタ・テレーザ” フラスカーティ・スペリオーレ・セッコ DOCG
  ラツィオ州 生産者フォンタナ・カンディダ
  品種:マルヴァジーア、トレッビアーノ、グレコ
  コメント:“サンタ・テレーザ”は、日当たりのよい南向きの斜面にある畑の名前です。
  花やフルーツ、ハーブを感じる繊細でエレガントな香りと生き生きとした酸味を楽しんでいただけるフラスカーティです。
   参考価格 1,550円
3) “レ・ラーヴェ” ヴェネト・ビアンコ IGT
  ヴェネト州 生産者:ベルターニ
  品種:シャルドネ、ガルガーネガ
  コメント: “レ・ラーヴェ”とは「溶岩」の意味。畑に溶岩が点在していたことに由来し、水はけのよい、ワイン造りに適した土壌を意味します。
   熟れた桃とバリック(小樽)からくるバニラの香りに、酸味とまろやかさを兼ね備えた、上品な味わいの白ワインです。
   参考価格 3,450円
4)“フェウド・モナチ” プリミティーヴォ・サレント・ロッソ IGT
  プーリア州 生産者:カステッロ・モナチ
  品種:プリミティーヴォ
  コメント:プーリア州を代表する赤ワイン。生き生きとした深い色合い。
  心地よい香りと味わいが印象的な、バランスの素晴らしいワインです。
   参考価格 1,600円
5) “サン・ロレンツォ” ロッソ・コーネロ DOC
  マルケ州 生産者:ウマニ・ロンキ
  品種:モンテプルチアーノ
  コメント:“サン・ロレンツォ”とはマルケ州の聖人「聖ロレンツォ」にちなんでつけられた畑の名。
大樽と一部バリック(小樽)を使って熟成させることで、ソフトなモンテプルチアーノに力強さとエレガントさが加わっています。   
   参考価格 2,100円
6) “マゼール” ヴァルテッリーナ・スペリオーレ・インフェルノ DOCG
  ロンバルディア州 生産者:ニーノ・ネグリ
  品種:キアヴェンナスカ
  コメント:方言で「おいしい、すばらしい」を意味する畑名を持つこのワインは、ヴァルテッリーナ・スペリオーレの5地区のなかでも特に条件の厳しいインフェルノ(地獄)地区で造られます。
  タンニンはしっかり、かつなめらか。重厚な味わいです。
   参考価格 3,750円
7) バローロ DOCG
  ピエモンテ州 生産者:フォンタナフレッダ
  品種:ネッビオーロ
  コメント:バローロ村の地名に由来し「イタリアワインの王様」と称えられるバローロ。
  昨今の凝縮感のある主張の強いバローロとは少々趣きの異なる、老舗ならではの奥ゆかしい味わい。
  大樽熟成らしい、おおらかさと慎しやかな印象を兼ね備えた1本です。
   参考価格 5,450円

今ご注文頂けますと参考価格から35%割引です。
【ワインのお求めは アルベロジャパン㈱ 立野さんまでどうぞ】
TEL03-3868-2048  Email: info@bellatina.jp

20161120ivs5_5920161120ivs5_60