2016年12月25日 (日)

この度は多くの皆様と素晴らしいクリスマスイヴの夜を過ごせましたこと、大変感謝致しております。 

また皆様にご満足頂けましたこと本当に嬉しく思っております。

こちらに記念写真を掲載致しましたのでご覧頂き、余韻に浸ってくださいませ。

 【日時】12月24日(土) 開場17:00~ 開始17:30~20:30 

【会場】浅草 茶寮一松                 

   

Photo_2



【第1部:弦楽四重奏コンサート】

オープニングは国内外で活躍する美しき4人の音楽家の弦楽四重奏の贅沢な調べに皆様聴き入ってらっしゃいました。 

note曲目(予定)
『モーツァルト ディベルティメント へ長調 k.138』 
『ボロディン カルテット 2番より/クリスマスキャロル/イタリア歌劇より 他』

Img_3444_4

Foto1

Img_3448_2

~演奏家の皆さまと記念写真~

Img_3451_2

Img_3452

Img_3454

【第2部:四季の彩りを感じる会席料理とイタリアワインのマリアージュ】

松竹梅の彫りが障子窓に飾られた松の間で、お食事の宴が木川さんの司会によって開催されました。

Img_3457_2

Foto3

女将山口様よりご挨拶

Img_3466_1_2

Img_3470

馬場先生に乾杯のご挨拶をいただきました。~BUON NATALE!~

Img_3473

 【御献立】  茶寮一松 料理長 浅野一弘
 一、先附 雪化粧 海老・エリンギ・カリフラワー・リンゴ・雪輪長芋
   一、御造里 季節の魚
   一、温肴  トマト煮 鶏団子・鯛唐揚げ・ブロッコリー・エリンギ・帆立貝
 一、焼き物 鰆油正油焼き 栗茶巾・酢取り蓮 銀杏松葉
 一、止肴  蒸し柿・丁子麩 ズワイ蟹・もって菊 美味酢
   一、御食事 舞茸御飯 汁・香の物
   一、水菓子 白胡麻のムース  イチゴ・ブルーベリー・キウイフルーツ・黒豆

【お食事に合せるワイン】
1.   スプマンテ)オゼ・ロゼ・ブリュット   

生産者:Le Vigne di Aliceヴェネト州 品種:グレラ(白)マルツェミーノ(黒)

甘さすら感じる果実感たっぷりの香りと、すっきりとした辛口のテイストを兼ね備えた、

今、人気の元気を与えてくれるロゼスパークリングワイン。

 

2. (白)ジビッボ ビオ テッラ シチリアーネIGT 

生産者Baglio Impassito  シチリア州西部

品種: モスカート・ダ・アレッサンドリア 

平均樹齢20年 ソフトプレス後、ステンレスタンク にて最高15で30日間の発酵。

4ヶ月間シュール・リー 法で安置。 アルコール14% 

レモン、アップルの香り。ミネラル感の余韻 。

 

3. (白)カタラット・シャルドネ・テッレ・シチリアーネ I.G.T.

生産者Impassito    シチリア州

品種: カタラット・ルチド60%、シャルドネ 40%

  平均樹齢15年 低温40日間発酵。シャルドネの一部は樽にて発酵。二種のワインを澱ごとブレンドし、バトナージュしながら6~8ヶ月間10に保つ。アルコール:13.5% 

トロピカルフルーツ(バナナ)、バニラの香り。程好い酸味。

 

4.(赤)ペッリコーネ テッレ シチリアーネIGT  

 生産者Impassitoシチリア州マルサラ地区     品種: ペッリコーネ100%

平均樹齢: 20 年  28以下で10日間のマセレーション、発酵。 アルコール14%

赤い果物、プルーンの香り。 程好いタンニンを含み、とてもまろやか。

 

5.(赤)ネロ・ダーヴォラ・ビオ・テッレ・シチリアーネ I.G.T.

生産者Impassitoシチリア州       品種: ネロ・ダーヴォラ100%

平均樹齢:15年  10日間アルコール発酵後マロラティック醗酵(11月)、

アメリカ産オーク樽で3ヶ月間熟成。 アルコール14.5%

プルーン、黒コショウ、バニラの香り。まろやかなタンニン、後味が豊潤で、バルサミコの余韻 。

 

6. (ドルチェワイン)ランブルスコ・サラミーノ サンタクローチェ・アマービレ

 品種:ランブルスコ・サラミーノ・ディ・サンタ・クローチェ100%

モデナの限定されたエリアで栽培されたランブルスコ・サラミーノを使用。バラやラズベリーの香り、ほどよい酸があり果実味も豊かで、心地よい甘さの感じられるフリッツァンテ(弱発泡性ワイン)。

              

Img_3476_2

Img_3474_2

Image1_2

Img_3475_2

Image2

最後にはクリスマスプレゼントとして、パネットーネを皆様にご用意させて頂きました。

Buon Natale!

皆様どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。  来年のクリスマス・イヴも好ご期待!

IVS Japan  木川・松山

Img_3477_2

2016年12月13日 (火)

【テーマ】カラブリア州のワイン

12ltt_3

≪カラブリア州の場所について≫イタリア半島のつま先部分に位置する。

州の中央にラ・シラ山脈があり、産地はこの山脈をはさんで東部と西部に分かれる。
東部は、石灰質と硬い砂質土壌 産地は、チロ。この産地は州の90%を占める。
(今回のテイスティングワインの産地)
西部は、コセンツァから海岸沿いにラメツィア・テルメあたりまで産地が広がる。
畑は、急こう配で石ころが多い石灰質と粘土質の土壌である。
このあたりは、グレコ・ビアンコが栽培され辛口タイプのワインが造られる。
テッレ ディ コセンツァDOCは、幅広いDOCのため、7つのサブゾーンに分かれている。
その中の1つにバジリカータとの州境に山麓があり、そこからの冷たい風が吹き、冷涼な産地になっている
ポリーノがある。
最初のスプマンテとその次の白ワイン(ティンパデル プリンチペ)その地域のワインである。

家庭単位で野菜を作り、保存食を作り、家畜を飼育し、サラミ・サルシッチャ・プロシュートを作る。
そしてイタリアでは珍しい、辛い唐辛子の産地です。

2

新宿のSPACCA NAPOLIではクリスマスのデコレーションで、眺めの良い景色と合わせて

美味しい食事を満喫致しました。

≪カラブリア州の土着品種について≫

1980年代にモダニズムが流行して、リブランディ社のワインが売れ、カラブリアのワインの認知度があがった。
2000年代には、土着ブームでガリオッポ種の個性を出すワイン造りなってきた。
近年では、マリオッコ種が長期熟成に向く品種であり、注目されてきているがまだ、試行錯誤している

白ぶどうの品種
グレコ・ビアンコ種は、ギリシャが起源。
カンパーニア州で栽培されるグレコとは違うもので、容姿も味わいも異なる。房が2つに分かれる。
イチジク、はちみつ、アーモンド、オレンジの花の香り、黄色みが強い。
今回の白ワイン2番目、3番目

黒ぶどうの品種

ガリオッポ種は、ギリシャが起源で、世界で最も古い品種とされ、ギリシャ移民によってイオニア海を渡りカタンザーノに持ち込まれたといわれている。
暑さ、病気にも強く、灌漑を必要としない、カラブリア州に適している。
甘いスパイス、バラの花、果皮が薄いため、ポリフェノールが少ない(色調が明るくなりがち)がタンニンが多めで中期熟成が可能。
今回の赤ワインの5番目、6番目

マリオッコ種は、干ばつに強い品種、ポリフェノールが多く色がしっかり出る(色調が濃い)。
ドライフルーツからフレッシュフルーツまで多様な香りをもち、スパイシーである。
今回の赤ワインの4番目

≪お食事≫

34


5Photo

≪ワインリスト≫

①ワイン名:ドヴィ メトドクラシコ 2013 IGT
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:シャルドネ 100%
醸造:条件の良い畑のシャルドネ種を使用して、ステンレスタンクで1次発酵、ドサージュ12g/l 12.5%
特徴:緑がかった輝く麦わら色。柑橘系果実、ミネラル、イースト香。
   果実味とカラブリア内でも冷涼な産地からの酸と苦味でキレのある辛口スプマンテ。
料理:前菜、チーズに合わせる。

②ワイン名:ティンパデル プリンチペ 2015 DOC 名前の由来:ポリーノ山脈の峰の名から
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ60% モントニコ40%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。  13.0%
特徴:緑がかった輝くレモンイエロー。フレッシュでストーンフルーツの香りと黄色い花のニュアンス、ミネラルの香り。
   酸がきりっとして塩味のミネラルがあるワイン。
料理:魚介を使った前菜、魚介のフリットに合わせる。

③ワイン名:チロ・ビアンコ 2015 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ100%
醸造:ブドウは9月中旬収穫後、温度管理可能なステンレスタンクでスキンコンタクト。アルコール発酵、熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 12.0%
特徴:緑がかったレモンイエロー。柑橘系の香りとわずかなハーブ香、心地よい花の香りがある。
   厳格な骨格を持ち、芳醇な味わいときれいな酸味のバランスが取れ、苦味が全体を引きしめキレのあるワイン。
料理:魚介類や野菜のアンティ・パスト、魚のグリルやスープに合わせる。

④ワイン名:フェッロチント マリオッコ  2015 DOC
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:マリオッコ100%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。  13.5%
特徴:紫がかったルビーレッド。ダークチェリー、ローズ、シナモン、土のニュアンスもあり複雑な香り。
   凝縮した豊かな果実味と酸とのバランスがとれた味わい、きめ細かいタンニンとスパイシーさも加わり芳醇な味わいのワイン
料理:サルシッチャのピザ、スパイスの効いたパスタ、チーズに合わせる。

⑤ワイン名:チロ・ロッソ・クラッシコ 2014 DOCG
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは9月下旬から10月上旬にかけて収穫後、温度管理可能なステンレスタンクでマセラシオン発酵、熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 13.0%
特徴:やや淡いルビーレッド。力強いサクランボ、スミレ、ドライハーブ、スパイスの香りがある。
   バランスが取れた味わいで、酸がきりっとしてみずみずしくエレガントな味わいのワイン。
料理:ペンネアラビアータ、仔羊肉の料理、肉のトマト煮込みに合わせる。

⑥ワイン名:Dサンフェリーチェ チロ・リゼルヴァ 2012 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは、平均樹齢30-40年の古木で10月上旬に収穫後、温度管理可能なステンレスタンクで10日~2週間、マセラシオン発酵。ステンレスタンクで30ヶ月熟成の後、数ヶ月の瓶内熟成。
   土壌は、石灰混じりの粘土質。 14.5%
特徴:濃いルビーレッド。複雑かつエレガントな香りで、プルーン、スパイス、熟成からの粘土やキノコの香りも出始めている。
   ボディがしっかりとしてアルコール感のある力強く複雑で厳格な味わいのワイン。
料理:牛肉のロースト、ジビエ、スパイスの効いた料理、熟成したチーズに合わせる。

≪ワインのお求めはこちら≫

 アルベロジャパン㈱ 立野さんまでどうぞ

TEL03-3868-2048  Email: info@bellatina.jp

IVS Japan 事務局 瀬戸

2016年11月26日 (土)

2016年11月20日(日)IVS Japanは5周年を迎え、多くの皆様と祝うことが出来ましたこと感謝いたします。

20161120ivs5_42_220161120ivs5_35

今回は株式会社モンテ物産様にご協賛頂き、多種類のイタリアワインが豊富に並び、
また、インポーター、ソムリエの方が丁寧なご案内と共にサービスをして下さったことで、

イタリアワインが身近になる良い機会となりました。

皆様有難うございました。

20161120ivs5_18_320161120ivs5_15

場所は銀座『トラットリア デル パチョッコーネ』という新潟に本店があり、ローマにも出店、

青山店は会員の皆様もよくご存知でいらっしゃいましたね。

20年以上前からイタリアンシェフとして活躍され、自社でプロッシュットやパスタ、ワインなど

厳選し輸入なさっているそうです。

ビュッフェスタイルでしたが、奥に着席ブースがあり、ゆったりと過ごせて頂いたようです。

20161120ivs5_25_2



イタリア文化研究家、西村先生にご挨拶頂き、今日は『 レオナルドの買い物メモ』について

話して下さいました。 メモには必ずVINO(ワイン)が入っており、天才と言われた人であっても
ワインは欠かせなかったのだと。前回話して下さったプラーティナをレオナルドダヴィンチはとても尊敬していたそうで、彼の書物を大事に保管していたそうです。

歴史的にイタリア人にとってワインは欠かせないものだと再認識できましたね。

20161120ivs5_3020161120ivs5_27

トリエステ劇場デビューを果たしたオペラ歌手、松藤夢路様のコンサート。
木川さんのご尽力によりご帰国の際に当会で素晴らしい歌声を聞かせて下って
本当に感動致しました。

『 O Sole Mio』、それからプッチーニの代表作ジャンニスキッキより『O mio babbino caro 私のお父さん』と体から溢れる感情と美しい声に皆さんうっとり聞いてらっしゃいました。

今後の活躍にも期待しております。そしてまたIVSの会で歌ってください。



20161120ivs5_3220161120ivs5_38

スローフード協会馬場先生より乾杯のご発声を頂戴しましたが、
西村先生と同様、故川手代表が同席していると思って、5周年の祝杯を挙げて下さいました。

続いて、お料理とワインが振舞われ、瀬戸さんのクイズではワインやオリーブオイルの賞品を求めて、積極的にご参加頂きました。

20161120ivs5_4720161120ivs5_11

島商株式会社様よりオリーブオイルの協賛を頂戴しまして、より多くのプレゼントが提供されました。

20161120ivs5_5420161120ivs5_56

【本日のワインリスト】

今ご注文頂けますと参考価格から35%割引です。
1) “ラルス” スプマンテ・ブリュット・トレビアーノ IGT
  エミリア・ロマーニャ州 生産者:ラルス
  品種:トレッビアーノ
  コメント:フレッシュで爽やかな味わいです。
  ブリュットはすっきりした味わいの辛口タイプです。
   参考価格 1,100円
2) “サンタ・テレーザ” フラスカーティ・スペリオーレ・セッコ DOCG
  ラツィオ州 生産者フォンタナ・カンディダ
  品種:マルヴァジーア、トレッビアーノ、グレコ
  コメント:“サンタ・テレーザ”は、日当たりのよい南向きの斜面にある畑の名前です。
  花やフルーツ、ハーブを感じる繊細でエレガントな香りと生き生きとした酸味を楽しんでいただけるフラスカーティです。
   参考価格 1,550円
3) “レ・ラーヴェ” ヴェネト・ビアンコ IGT
  ヴェネト州 生産者:ベルターニ
  品種:シャルドネ、ガルガーネガ
  コメント: “レ・ラーヴェ”とは「溶岩」の意味。畑に溶岩が点在していたことに由来し、水はけのよい、ワイン造りに適した土壌を意味します。
   熟れた桃とバリック(小樽)からくるバニラの香りに、酸味とまろやかさを兼ね備えた、上品な味わいの白ワインです。
   参考価格 3,450円
4)“フェウド・モナチ” プリミティーヴォ・サレント・ロッソ IGT
  プーリア州 生産者:カステッロ・モナチ
  品種:プリミティーヴォ
  コメント:プーリア州を代表する赤ワイン。生き生きとした深い色合い。
  心地よい香りと味わいが印象的な、バランスの素晴らしいワインです。
   参考価格 1,600円
5) “サン・ロレンツォ” ロッソ・コーネロ DOC
  マルケ州 生産者:ウマニ・ロンキ
  品種:モンテプルチアーノ
  コメント:“サン・ロレンツォ”とはマルケ州の聖人「聖ロレンツォ」にちなんでつけられた畑の名。
大樽と一部バリック(小樽)を使って熟成させることで、ソフトなモンテプルチアーノに力強さとエレガントさが加わっています。   
   参考価格 2,100円
6) “マゼール” ヴァルテッリーナ・スペリオーレ・インフェルノ DOCG
  ロンバルディア州 生産者:ニーノ・ネグリ
  品種:キアヴェンナスカ
  コメント:方言で「おいしい、すばらしい」を意味する畑名を持つこのワインは、ヴァルテッリーナ・スペリオーレの5地区のなかでも特に条件の厳しいインフェルノ(地獄)地区で造られます。
  タンニンはしっかり、かつなめらか。重厚な味わいです。
   参考価格 3,750円
7) バローロ DOCG
  ピエモンテ州 生産者:フォンタナフレッダ
  品種:ネッビオーロ
  コメント:バローロ村の地名に由来し「イタリアワインの王様」と称えられるバローロ。
  昨今の凝縮感のある主張の強いバローロとは少々趣きの異なる、老舗ならではの奥ゆかしい味わい。
  大樽熟成らしい、おおらかさと慎しやかな印象を兼ね備えた1本です。
   参考価格 5,450円

今ご注文頂けますと参考価格から35%割引です。
【ワインのお求めは アルベロジャパン㈱ 立野さんまでどうぞ】
TEL03-3868-2048  Email: info@bellatina.jp

20161120ivs5_5920161120ivs5_60




2016年11月22日 (火)

【テーマ】:マルケ&アブルッツォ州のワイン

11ltt2_2


場所:イタリアの中東部に位置する。

【マルケ州】
Marche(マルケ)と言う州名は、ゲルマン語の「辺境」を意味する「Merk」に由来する。
アペニン山脈によって中央から隔離された土地柄故であろう。アペニン山脈とアドリア海に挟まれた穏やかな自然あふれる州でなだらかな丘陵地70%、山岳地帯30%、平野はほとんどない。
気候は、地中海性の温暖な気候に恵まれ、葡萄だけでなく、オリープや穀物(小麦)の産地として知られている。
この州ワインは、日本においては総体的に知名度が低いため、コストパフォーマンスのいいものが多い。
マルケを代表するワインの上級クラスが狙い目である。将来、高くなる可能性が。。。。

【アブルッツォ州】
マルケ州の南に位置し、アペニン山脈とアドリア海の間で比較的南北に長い州であるが、その3分の2が山岳地帯で、残りも丘陵地帯で、平野は殆ど無い。マルケ州と似ているが、アペニン山脈の最も険しい部分にあたり、グラン・サッソ山(2914m)やマイエッラ山(2795m)等2500m超す山脈が連なる。気候は、マルケ同様穏やかな気候だが昼夜の寒暖差が激しい。

11ltt1




ぶどう品種
ヴェルディッキオ種(白ぶどう):
 マルケ地方に古くからあった品種で、ブドウの色がヴェルデ(緑色)であったことからとスペッキオ(鏡)に由来して、こう呼ばれるようになったと言われている。
 ワインにすると緑がかつた麦藁色で、苦味があり、アーモンドの香りを含み、アロマがあって酸が高く熟成に耐える白ワインになる。
  産地
   海側のVerdicchio dei Castelli di Jesi(カステッリ・ディ・イエージ):ミネラリーでしっかりしたボディのタイプ
   山側のVerdicchio di Matelica(マテリカ):白い花の香り、エレガントであるタイプ
モンテプルチアーノ種(黒ぶどう):
 アブルッツォを中心にイタリアで多く栽培されている。豊かな芳香があり、まろやかでやわらかなタンニンが特徴で果皮が厚くフェノール類が多く、色調は深い。
  産地
   マルケ州のCONERO(コーネロ)は、アンコーナの南の丘陵地帯でコーネロ山の後ろに当たるコーネロ山塊に広がる畑で造られ、アドリア海からの風と強い日差しの影響で力強いフィネスを感じるワインができる。
  ※「ロッソ・コーネロ・リゼルヴア」が、2004年、「コーネロ」と改名しDOCGに昇格した。
   アブルッツォ州のMontepulciano d'Abruzzo(モンテプルチャーノ・ダブルッツォ)は、州全体に及び生産量も多く、品質的にはかなり地域差がある。L'Aquila(ラクイラ県)の渓谷産のぶどうがよいといわれている。

【ノヴェッロ】
 10月30日に解禁になる新酒のこと。

今年の出来(マルケ州 ウマニロンキ社より 10/3時点)は、
ブドウの状態:非常に良い。乾燥して晴れた9月の気候のおかげで、糖度の高すぎない、とても健康なブドウが育った。
気候:夏は涼しく、8月の初めに雨が降ったが、その後は2ヶ月間乾燥が続いた。
ワイン:量・質ともに良い、フレッシュなワインになるだろう。

【本日のワインに合わせるお料理】
Antipasto: 前菜盛り合わせ(モルタデッラ、フリッタータ、フンギのフリット)

11ltt6_2

11ltt3

Secondo: 三元豚のワイン煮込み

11ltt4_2

【ワインリスト】

①ワイン名:ノヴェッロ・マルケ ジェンマート 2016 IGT  12.0%
メーカー:ウマニロンキ社
産地:マルケ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ、ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ
醸造:手摘み。60%をカルボニック・マセラシオン(12-15日間)。 残りの40%を通常醸造(5日間)。
特徴:紫の色調が強いルビーレッド。カルボニック・マセラシオンの典型的な赤系ベリーのキャンディ香。
若々しい酸とタンニンで軽快な味わいのワイン。
料理:前菜、生ハムやサラミに合わせる。

②ワイン名:ヴェルディッキオ・クラッシコ・イエージ 2015 DOC  12.0%
メーカー:ウマニロンキ社
産地:マルケ州
ブドウ品種:ヴェルディッキオ
醸造:ソフトプレスで搾汁したモストを15日間、温度管理下で発酵させる。その後ステンレスタンクに移して静置し、瓶詰め。
特徴:緑がかった輝くレモンイエロー。フレッシュで柑橘系の果実の香りとミネラルの香り。
酸がきりっとして塩味のミネラルがありヘーゼルナッツのような味わいでアフターにヴェルディッキオの特徴の苦みも感じられるワイン。
料理:魚介を使った前菜、魚介のフリットに合わせる。

③ワイン名:カザル・デイ・セッラ・ヴェルディッキオ 2014 DOC 13.0%
     単一畑“カサル・ディ・セッラ”(丘の上の農家)
メーカー:ウマニロンキ社
産地:マルケ州
ブドウ品種:ヴェルディッキオ
醸造:ブドウ収量を通常のヴェルディッキオ収量の約半分にしてさらに遅摘みしたブドウをソフトプレス。ステンレスタンクで16~18度でアルコール発酵を行う。一部をマロラクティック発酵させ、シュール・リーで約5ヶ月ステンレスタンクで熟成させる。その後数ヶ月瓶内熟成させる。
特徴:レモンイエロー。白桃やリンゴの核果実(種が大きい)の香り。
なめらかな口当たりで果実のふくよかさ、凝縮さに加え塩味のミネラルを感じる味わいのワイン。
料理:バターを使った魚介料理、リゾット、白身肉料理に合わせる。

11ltt5




④ワイン名:ビアンキ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2014 DOC 13.0%
メーカー:ウマニロンキ社
産地:アブルッツォ州
ブドウ品種:モンテプルチアーノ、カベルネ・ソーヴィニョン(僅か)
醸造:厳選したブドウを果皮と共に10日間マセラシオン。マロラクティック発酵後、 オークの大樽で3ヶ月熟成させる。
特徴:青紫がかったルビーレッド。レッドチェリー、スミレ、ハーブの香り。
軽快で透明感のあるフルーティな果実味。なめらかな口当たり、フレッシュな酸と柔らかなタンニンでジューシーな味わいのワイン
料理:ミートソースのパスタ、ピッツァに合わせる。

⑤ワイン名:サン・ロレンツォ ロッソ・コーネロ 2013 DOC 13.5%
     マルケ州の聖人”聖ロレンツォ”に由来の自社畑名
メーカー:ウマニロンキ社
産地:マルケ州
ブドウ品種:モンテプルチアーノ
醸造:ブドウは除梗後、ソフトプレスし、ステンレスタンクで10-12日間マセラシオン。アルコール発酵の後、マロラクティック発酵させる。
半分を5000-8000Lのオーク大樽で、残りの半分をバリック(3-4回目の使用小樽)で約12ヶ月間熟成させる。それらをブレンドしさらに6ヶ月の瓶内熟成させる。
特徴:紫がかったルビーレッド。ダークチェリー、ドライローズ、なめし皮、タバコ、キノコなど熟成香も出始め、複雑な香り。
凝縮した果実味と酸とのバランスがとれた味わい、きめ細かいタンニンで口当たりのよい味わいのワイン。
料理:肉料理、熟成したチーズに合わせる。

⑥ワイン名:クマロ コーネロ・リゼルヴァ 2012 DOCG 14.0%
メーカー:ウマニロンキ社
産地:マルケ州
ブドウ品種:モンテプルチアーノ
醸造:自社畑 “サン・ロレンツォ”で収穫されるブドウの中でも最高のブドウを使用して、アルコール発酵を27℃で10-12日間。続いてマロラクティック発酵を行なう。その後アリエ産とトロンセ産のバリック(小樽:一部新樽)で16ヶ月間熟成させ、最低7ヶ月間瓶内熟成させる。
特徴:ガーネットを帯びたルビーレッド。ダークチェリーのコンポート、黒こしょう、バニラ、たばこ、甘草、シナモン、黒糖など複雑な香り。
凝縮した果実味と酸とのバランスがとれ、シルキーなタンニンを持ち味わいは厳格で、しかしまだ硬い。まだまだ若いワインで飲み頃には時間が必要である。

料理:ビステッカ、ジビエ、熟したチーズ、エスニック料理に合わせる。   (瀬戸)

2016年10月23日 (日)

Guccione  ビオディナミワインを作る貴公子

今年2016年10月1日にVendemmia(葡萄の収穫)が行われました。

Guccioneが栽培する品種は白はTrebbianoとCataratto。赤はPerriconeというこのエリアの土着品種とNerello Mascalese。 

彼のカタラットとペリコーネは抜群に素直に美味しい!

今回初めて、念願の彼のワイナリーに潜入したのです。

下の写真はPerriconeの自然酵母による発酵中であり、毎日(Rompere il capello/Follatura)というかき混ぜる作業(パトナージュ))を行っている。彼はOscar君。母親がノルウェーで父親がシチリア人というハーフで、とてもBello ragazzo!

私も体験致しましたが、棒自体がとても重く、更に皮が表面に固まっているのを砕くには本当に腰から力を入れてやっとでした。なかなかの重労働。

Dsc07185_1280x853_2

Dsc07186_1280x853



このPerricone品種のワインは一度試して頂きたい。他でなかなか見られない品種であり、ポテンシャルが高く、熟成させれば更に変化が楽しめます。2014年の若いヴィンテージでもプルーンやブラックベリーの豊かな香りと豊潤さを味わう事ができます。ビオディナミの作りと言う事もあり素直な葡萄本来の味わいとえます。

Dsc07108_1280x853_2Dsc07109_1280x853



さて彼がFrancesco Guccioneさん。こちらはカタラット品種。これも自然酵母発酵で、収穫翌日に私が体験した作業は表面に浮かぶ澱を掬い出しました。まともな器具もない為、ザルを使ってPazienza!の仕事だよと言われ、根気よく行いました。

そんな穏やかな彼の実家は地主であり農家を営む恵まれた家柄だったようで、

小さい頃、家族でおばあ様の別荘があるパンテレリア島で夏を過ごされたようです。そこにあのジョルジョ・アルマーニ氏がよく遊びにいらしていたそうです。

彼は画家でもあり、将来もっと世界を周って絵を描きたいと話していました。

とはいえ、10歳になる息子さんをシュタイナー教育の学校に入学させる時にどうやら彼の考えに感銘を受け、ビオディナミの世界へと踏み込んだそうです。

Dsc07130_1280x853

Dsc07131_1280x853

 

Dsc07138_1280x853

Dsc07151_1280x853



さて、今日はグリッロの葡萄がTrapaniから100km程車で運ばれてきました。

よって、彼の葡萄ではないのですが、他のワイナリーの醸造を受持っているそうです。

彼のブドウのように柔らかくない為、圧搾機はしっかりと搾汁していきますが、

彼のブドウの場合は写真とは異なるソフトプレス圧搾機を使用します。

Dsc07153_1280x853

Dsc07171_1280x853



畑はカンティーナから10分程車で行った実家の前に広がります。といっても6ヘクタール。

そこに、Trebbianoはペルゴラ式栽培、その他はコルドーネスペロナート栽培方法を取る。

ペルゴラ式は元々でやはり仕事のし易さから選択されたそうです。

東西南に開けた土地で太陽の光を常に浴び、風通しがよく、標高約500mで昼夜寒暖の差もある。

Dsc07091_1280x853

Dsc07084_1280x853



土壌は全体的に白い石灰質と黒い粘土質が混ざっており、彼が言うには、昔丁度真ん中辺りに川が流れていただろうと推測する。よって、地深くには山の恵みである地下水があり、しかし、緩やかに傾斜を帯びる為、水はけは良いのだという。勿論水は与えない。

Dsc07087_1280x853

Dsc07100_1280x853



シチリア全土がエトナ山の恵みを授かっているという。彼はやはり哲学的で、シチリア東側は噴火のようにエネルギーが湧き出ており、こちら西側はそれを吸収していると感じるそうです。

これは人によって異なるだろうけれど、旅をした時に感じるものがないだろうか。

今年初来日を果たした時、日本とシチリアに共通点を2つ見出したそうだ。

1つは火山国。もう一つは余りにも色々話したので忘れてしまったが海に囲まれた地形だったような...

Dsc07082_1280x853Dsc07121_1280x853



この井戸は今も湧水が出ている。昔はGuccione家所有だったが、行政の依頼で公共のものとなっており、いろんな人が水を汲みに来る。ところが、ペットボトルなどを捨てていくそうで、嬉しい状況ではないそうです。今日は帽子まで落ちていた。

車で走っていると隣人の羊たちに出くわした。長閑な光景と思ったら、葡萄畑に放置するらしく、彼の畑には入れないように禁じているそうです。 葡萄の木は実を収穫した後も生きている訳で、成長し、栄養を蓄えていきます。冬支度をするまでは剪定しないのと同様の理由ですね。

Dsc07117_1280x853

Dsc07081_1280x853



さて、彼の家です。お父様が1968年のベリーチェ渓谷の地震の後少しずつ修復されたそうですが、本当に素晴らしい家でした。庭にはシチリアではOrtigiaにしか生息しないというパピルスも植えてあり、猫たちが幸せそうでした。豚や鶏もいましたが、昔はシチメンチョウも10羽近く飼っていたそうですが、飼い犬がある晩全てを殺ってしまったそうです。これも自然の姿ですね。

Dsc07070_1280x853Dsc07075_1280x853



豊かな土地なんですね。次々とトマト、パプリカ、カボチャと育って、野菜料理とワインを毎日欠かさず頂きました。

Dsc07069_1280x853

Dsc07078_853x1280_2



ガンべロロッソに出して賞(トレビッキエリ?)を取った後、急に注文が来るようになったが、それ以降は出さないことにしたそうです。

Bioの畑は登録しているそうですが、Bioワインとしては特に申請せず、DOPなどにも興味がなく、

素直に自然のワインを追求した美味しいワインを求めている姿勢がまたセクシーである。

VdTの為、ビンテージはLotto番号の横に書いてあります。蝋キャップを使用しているボトルもあり、ラベルのセンスも良い。

Dsc07071_1280x853_2

Dsc07200_1280x853_2



実際ワイン造りより行政の厳しいチェックや税金申告などの手続きの方がとても大変だと話していらしたが、水も2日に1回使用可という事業者に優しくない事が明らかでした。

この日は水を業者から高額で購入するという出費まで発生したのですから、苦労が絶えないようです。 それでもやはりシチリアの方であり、紳士なんですね。ポジティブな考え方やどんな人にも優しい接し方を見ると素晴らしいワインが生まれる理由が少し分かったような気がしました。

Guccioneのワインはパシフィック洋行㈱がインポートされてます。

Kyoko M Ottobre2016

2016年10月16日 (日)

【テーマ】:ヴェネト州のワイン 

14724229_1256750454375664_9089784_2

イタリア最大の淡水湖であるガルダ湖を目指す。 その湖の東側にバルドリーノ産地があり、そこは、湖から暖かい風、北側のモンティ・レッシーニ山塊から冷たい風吹く冷涼産地です。 さらに東に向かいアディジェ川を越えるヴァルポリチェッラ産地へ入ります。サンタン・ブロージョ・ヴァルポリチェッラ村のあたりの丘陵地帯がヴァルポリチェッラクラシコ地区です。さらに東に進むと平地のヴァルパンチーナ地区、さらに進むとまた丘陵地帯になり、そこが最近注目を集めている東部ヴァルポリチェッラ地区になります。ヴァルポリチェッラ生産地はかなり広く、その東の端あたりからソアヴェ地区と重なりあっています。 さらに東に行くとソアヴェ村へそこからモンフォルテダルポーネ村までがソアヴェクラシコ地区になり、さらにその先もソアヴェ地区が続きます。 ソアヴェ生産地も広いです。 こんなに生産地が広いといろいろな味わいのワインが出来上がりますので、ご自分の好きなワインを探すのも楽しみですね。

代表的な地域 のワイン
<赤ワイン> 
バルドリーノ:ブドウ品種は、コルヴィーナ種35〜80%、ロンデイネッラ種10〜40%、モリナーラ15%以下            
       土壌は、氷堆石やれき状の小石混じりの石灰質土壌。            赤系の果実にスミレなどの花のアロマをもちフレッシュで 柔らかいタンニンのワイン 
ヴァルポリチェッラ:コルヴィーナ種(コルヴィノーネ種を含むが50%まで)45〜95%、ロンデイネッラ種5〜30%、その他品種を合わせて25%以下 (モリナーラ種は10%まで )        
        土壌は、石灰質土壌,砂岩質土壌。           
       造り方のタイプによって異なる多様なワイン (フレッシュから超熟)。 
<白ワイン> 
ソアヴェ:ガルガネガ種70%以上、トレビアーノ・ディ・ソアヴェ種、ピノ・ビアンコ種、シャルドネ種など合わせて30%まで、その内5%以内でば、ヴェローナ県の白ぶどうも使える。        
     土壌は、石灰質土壌が混ざる火山性土壌(3/4が玄武岩で1/4が石灰)。          
     西側に石灰:カルシウム、フローラルなアロマを持つワイン。        東側に玄武岩(火山岩):鉄分、マグネシウムが多い。柑橘系のアロマでボディもしっかしたワイン                    
     クラシコ地区は中心は、玄武岩土壌 


<スパークリングワイン> 
プロセッコ:グレーラ種85%以上
       ヴェネト州とフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の9県が生産地 
      2009年ヴィンテージから品種名がプロセッコからグレーラへ名前が変わった。もともとは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の町の名前(現存)そこからの移民がヴェネト州のコネリアーノとヴァルドアーネに広がり、 そのままプロセッコと呼んでいたがニューワールド生産地(ブラジルやニューヨークなど)でもプロセッコを造りだしたため である。
もともとのプロセッコ市では、この品種をグレーラ種という名前で呼んでいたのでグレーラ種に。 
イタリアのスパークリングワインの伸び率は凄い。それを牽引しているのはプロセッコである。DOCプロセッコは3億5520万本生産、DOCGコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコが8370万本、合わせて4億本。凄い!(フランチャコルタも伸びているが、1650万本である)

ヴェネトワインといえば、独特なワインの造り方をしているものがあります。 ①収穫したぶどうを2〜3カ月陰干し成分を凝縮させたものを発酵させて造るワイン。  「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ(赤)」。   
 ★アマローネは、イタリア語で「苦い」という意味である。 
②ぶどうの搾りカスを混ぜて、再発酵されて造るワインで「リパッソ」と呼ばれている。   
 作り方は、DOCヴァルポリチェッラワインにレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ、アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラの「ヴィナッチャ(Vinacce): ぶどうの搾りカス」を入れて再発酵させて造る。 

14672627_1256750201042356_43245634014646821_1256750241042352_119968029

今回はインポーター『Cuore Coeur』代表の阿部竜彦さんにご協力頂き、ワインをご案内頂きました。

【ワインリスト】 

①ワイン名:プロセッコ テッレ・ディ・マルカ 2014年 
メーカー:コルヴェッツォ 
産地:ヴェネト州 
ブドウ品種:グレーラ 100% 
醸造:瓶内での発酵後“おり”をそのまま残した瓶内熟成して、おり引きはしない。 10.5% 
特徴:おり引きしていないため白濁した緑がかった淡いレモンイエロー。青リンゴ、シトラス系のアロマとイーストの香り。シルキーな泡がもたらす軽快な口当たりで、酸味が最後まで残り、若干の苦みが全体をしている。
料理:食前酒、魚介料理。

②ワイン名:トラミネール 2014年 
メーカー:コルヴェッツォ 
産地:ヴェネト州 
ブドウ品種:トラミネール・アロマティコ 100% 
醸造:コールドマセレーションをして、香りの引き立つワイン作り。ステンレスタンクで発酵。 12.5% 
特徴:淡い緑がかったレモンイエロー。トラミネール・アロマティコらしく野生のバラやライチ、シナモンの香りで華やかさを感じさせるワイン。 果実味がしっかりあり、塩味のミネラル、苦みも感じられ辛口ワイン。香りとの味わいのギャップが楽しい。 
料理:魚介を使った前菜、魚介のフリットと合う。

③ワイン名:ソアヴェ・クラシコ 2013年 
メーカー:フォルナーロ 
産地:ヴェネト州 
ブドウ品種:ガルガネガ 100% 
醸造:手摘み収穫、小さなステンレスタンクで低温に温度を保ち発酵、ステンレスタンク熟成 13.0% 
特徴:緑がかったレモンイエロー。黄桃、グレープフルーツ、フローラルのアロマ。火山性土壌からのミネラル、塩味も感じる味わい。バランスがとれた骨格のあるワイン。 
料理:魚介料理、リゾット、白身肉料理、中期熟成チーズと合う。

④ワイン名:ヴァリポリチェッラ クラシコ ”フィラグネ” DOC 2014年 
メーカー:ベルタローレ 
産地:ヴェネト州 
ブドウ品種:コルヴィーナ 70%、ロンディネッラ 20%、コルヴィノーネ10% 醸造:手摘み 10月初旬に収穫。マセレーションしながらステンレスで発酵。
特徴:青紫がかったルビーレッド。チェリー、ハーブ等チャーミングな香り。    軽快で透明感のあるフレッシュな果実味で、なめらかな口当たりでジューシーな味わい。 
料理:ピッツァ、生ハム、アジア料理と合う。

⑤ワイン名:ヴァリポリチェッラ クラシコ スーペイオーレ リパッソ ”ベロタローレ” DOC 2013年 
メーカー:ベルタローレ 
産地:ヴェネト州 
ブドウ品種:コルヴィーナ 40%、コルヴィノーネ 30%、ロンディネッラ 20%、ディンダレッラ 5%、クロアティーナ 5% 
醸造:手摘み 10月下旬に収穫。マセレーションしながら発酵後、翌年1月にレチョートとアマローネでリパッソ、4〜5か月ステンレスタンクで熟成後、スロベニアンオークで18か月の熟成。軽い濾過の後バリックで2〜3か月。    更に濾過をして瓶で3〜5ヵ月の間熟成される。
特徴:濃い紫がかったルビーレッド。ダークチェリーのコンポート、ドライローズやシナモン、スパイスの複雑な香り。凝縮した果実味と酸とのバランスがとれた味わい。 
料理:スパイスのきいた料理、ジビエ、と合う。 

2016年9月16日 (金)

9月10日(土) 初めて『トレスカリーニ』(大崎)で開催しましたが、広いスペースでゆったりとテラスを眺めながら優雅な空間でワインを頂lきました。キャンセル待ちなく、結果50名様にご参加頂きました。

更に今回のワインはSales Rep International 奥野智子さんにご協力頂きまして、北イタリアの土着品種を味わう事が出来た貴重な機会となりました。

テーマ ≪フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州のワイン≫

14287627_1229228330461210_1775576_2

(州都はTrieste トリエステ)
場所:イタリア北部の最東端に位置し、北側はオーストリア、西側にヴェネト州、東側にスロヴェニア、トリエステはアドリア海に面する。因みに、水の都ヴェネツィア(ベニス)は、隣のヴェネト州です。

代表的な地域
 ・Collio (コッリオ):丘陵地で標高が高く風が強い為、栽培が困難であり、従って高価なワインが生産される。

 主要品種:シャルドネ、フリウラーノ、リボッラジャッラ、メルロー

 ・Isonzo del friuli(イゾンツォ): ’70~’80年代からのワイン生産が始まり、この小さな平地のミクロクリマによりミネラル豊富なワインが生産される。 有名な生産者:Jermann(イエルマン) 主要品種:ピノグリージョ

 ・Collio Orientali del friuli コッリオ オリエンターリ デル フリウリ:土着品種が豊富な生産地。南北に長いため、サブゾーンに分かれる。
  主要品種:リボッラジャッラ、レフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソ、スキオペッティーノ、ヴェルドゥッツォ、ピニョーロ

≪サブゾーン≫ Cialla(チャッラ)-品種:レフォスコ / Faedis(ファエーデス)-品種:レフォスコ /

 ★Prepotto(プレポット) -品種スキオペッティーノ/ Rosazzo(ロザッツォ)-品種リボッラジャッラ、ピニョーロ

 ・Carso(カルソ):赤土の土壌で岩盤地帯で赤ワインは、酸が高く、白ワインはミネラリで高評価の生産地。
  主要品種:レフォスコ・ノストラーノ=テッラーノ、マルヴァジア・イストリアーナ(マルヴァジアの中でも起源が古く紀元後300年以降の貴重品種である)、ヴィトフスカ(起源はスロヴェニア?定かではない)

 ・Friuli Grave グラーヴェ:平地で比較的安価なローカルワインの生産地
      主要品種:メルロー、フリウラーノ
   ★・アンニア:アドリア海に近いこの地域は、ラグーンと呼ばれる特殊な地形で低地の平野部。1995年DOC認定。 土壌は砂や粘土質で塩分とミネラルが豊富に含まれている。

★印:今回のテイスティングしたワイン



【ワインリスト】
①ワイン名:リボッラ ジャッラ スプマンテ
メーカー:ボルトルッソ
ブドウ品種:リボッラ ジャッラ
醸造:9月初旬に手摘みされる。  ステンレスタンクで発酵6か月間。 シャルマン方式。 アルコール度数11.5% 特徴:緑がかった淡いレモンイエロー。青リンゴ、シトラス系のアロマとカモミールなどのハーブの香り。 フレッシュで酸味が活き活きとしてミネラルも感じる味わい。

料理:食前酒、魚介料理、野菜のスープ

②ワイン名:マルヴァジア DOC
メーカー: ボルトルッソ
ブドウ品種:マルヴァジア・イストリアーナ
醸造:月末に収穫。ステンレスタンクで発酵 6か月。 12.5%
特徴:緑がかったレモンイエロー。マルヴァジーアらしい甘やかなマスカットや白桃の果実の香りで華やかさを感じさせるワイン。
塩味のミネラル、若干の苦みも感じられ味わい。
料理:魚介を使った前菜、ピッツァと合う。

③ワイン名:リボッラ ジャッラ
メーカー:ボルトルッソ
産地:フリウリ ヴェネツィア ジューリア州
ブドウ品種:リボッラ ジャッラ
醸造: 9月末に手摘み収穫。ステンレスタンクで発酵6か月間。 アルコール度数 12.5%

特徴:緑がかったレモンイエロー。リンゴ、オレンジピール、フローラル系アロマ。塩味のミネラルを感じる味わい。 フレッシュな酸でバランスがよい。
料理:魚介料理、アジア料理、野菜のフリットと合う。

④ワイン名:メルロー
メーカー:ボルトルッソ
ブドウ品種:メルロー
醸造: 10月初旬に手摘み収穫。ステンレスタンクで発酵8か月間。 アルコール度数13.0%
特徴:青紫がかったルビーレッド。ダークチェリー、鉄、黒胡椒、甘草の香り。
   北イタリアらしい軽快で透明感のある果実味。スパイシで柔らかなタンニンでバランスがよくとれていて心地よい味わい。
料理:豚肉のロースト、ラグーソースのパスタ、アジア料理と合う。

⑤ワイン名:レフォスコ ダル ペドゥンコロ ロッソ
メーカー:ボルトルッソ
ブドウ品種:レフォスコ
醸造:10月下旬に手摘み収穫。ステンレスタンクで発酵3か月 樽熟成24か月。 13.0%
特徴:紫がかったルビーレッド。ダークチェリーのコンポート、ドライローズやシナモン、黒糖、スモーキーな香り。  チャーミングな果実味で酸とのバランスがとれた味わい。

料理:スパイスの効いた料理、ジビエ、きのこのバルサミコソテーと合う。


⑥ワイン名:スキオッペティーノ ディ プレポット
メーカー:マイオン
ブドウ品種:スキオッペティーノ
醸造:手摘み 10月初旬に収穫。20日間マセラシオンの後、フランス産、スロヴェニア産オーク樽で12-15カ月発酵・熟成、その後ステンレスタンクで2-3カ月熟成。 13.5%

特徴:青紫がかったルビーレッド。ブラックべリーの果実、ピーマン、甘草の香り。 凝縮した果実味と酸とのバランスがよく、スパイシーさやミネラルが口に広がり力強い味わい。

料理:煮込み料理、仔牛のレバー、熟成したチーズ、スパイシーなアジア料理と合う。


≪ワイン販売のご案内≫ 会員様特別価格でご提供致しますので、是非ご利用くださいませ。

14328960_1229228320461211_828918715

 

数量限定ですのでお早めにどうぞ。

   お問合わせ・ご注文は セールス・レップ・インターナショナル (担当者:奥野)

 

Eメール:okuno@salesrepinternational.com 

Tel 03-6912-2922 

URL:www.salesrepinternational.com


IVS Japan事務局

2016年8月22日 (月)

8月13日(土) 『スパッカナポリ』にて、満席での開催となりました。

テーマ≪トレンティーノ・アルトアディジェ州のワイン≫

今回は全て単一品種のワインで揃えて頂きましたので、皆様のお好みの品種を選んで頂くのにとても良い機会でした。

イタリア北部、やや東側に位置するトレンティーノ・アルト アディジェ州は
南部のトレンティーノ(イタリア語)と北部アルトアディジェ(ドイツ語・ラディン語・イタリア語)から構成されています。
Alto AdigeはSud Tirolとも呼ばれ、チロル地方南部を示し、チロル北部はオーストリア国です。

とりわけアルトアディジェのワインは、ドロミテ山塊の影響により、ミネラルが豊富という特徴があり、比較的土壌(テロワール)の個性を活かしたワイン造りが多いと言われています。

地図で見るとYの字形にブドウ栽培地域が位置し、小石や石灰を含む土壌とメンドーラ峠から吹き下ろす涼しい風により、フレッシュな酸と繊細なミネラルを生み出します。
この栽培地域の中心部がBolzanoで標高250m程度、北東にBressanone(標高600m ぶどうの畑は800m)、北西にMerano(標高300-320m程度)。   メラーノの更に西側にVal Vanostaヴェノス峡谷があり標高550m 畑は1000m といった高地に栽培がなされています。

Ltt20160813

写真左側から①⇒⑥

①ワイン名:ロータリ ブリュット DOC
メーカー:ロータリ
産地:トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:シャルドネ100%
醸造:発酵:ステンレスタンクで発酵 瓶内2次発酵。瓶内熟成24カ月 5.5気圧 12.5%
特徴:緑がかった淡いレモンイエロー。青リンゴ、シトラス系のアロマが豊かでフレッシュかるフルーティな味わい
料理:食前酒、チーズ

②ワイン名:アルト アディジェ ピノ ビアンコ DOC
メーカー:サンミケーレ アッピアーノ
産地:トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:ピノ ビアンコ100%
醸造:9月~9月末に収穫。ステンレスタンクで発酵。一部MLF 13.5%
特徴:かすかに緑がかかった輝きのあるレモンイエロー。青リンゴ、洋ナシの果実の香り。
    バランスがよく、洗練された心地よい味わい。
料理:魚介を使った前菜、白身肉、ピッツァと合う。

③ワイン名:モンティッグル リースリング DOC (畑の近くの湖の名前から)
メーカー:サンミケーレ アッピアーノ
産地;トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:リースリング100%
醸造:9月中旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。シュール リー期間は、約5カ月 13.5%。
特徴:緑がかった淡いレモンイエロー。白桃、アプリコットのストーンフルーツのアロマ。エレガントでミネラルを感じる味わい。
    フレッシュな酸でバランスがよい。
料理:魚や野菜を使った料理、アジア料理、アスパラガス、プロシュート、山羊のチーズと合う。



≪今日のお料理≫ この他ピッツァにカフェ...

P1040043P1040044P1040045


ワインの説明の続き・・・

④ワイン名:ラーン ソーヴィニヨン DOC (アッピアーノ山の標高480-550mにあるラーンは畑名)
メーカー:サンミケーレ アッピアーノ
産地:トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:ソーヴィニヨン ブラン100%
醸造:9月末~10月中旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。シュール リー期間は、約4カ月 13.5%
特徴:かすかに緑がかかった輝きのあるレモンイエロー。パイナップル、ニワトコの実や蜂蜜の香り。
    生き生きとした酸と繊細なミネラルがあり、バランスがよくとれた心地よい味わい。
料理:アスパラガス、魚や白身肉、軽めのアジア料理と合う。


⑤ワイン名:サンクトヴァレンティン ゲヴュルツトラミネール DOC
メーカー:サンミケーレ アッピアーノ
産地:トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール100%
醸造:10月中旬~10月末に収穫。マセラシオン後ソフトにプレスし、ステンレスタンクで発酵。熟成。 14.5%
特徴:レモンイエロー。バラやトロピカルフルーツ、とスパイスの華やかで濃厚な香り。複雑でエレガントな味わいです。
料理:スパイスのきいた料理、フォアグラ、ブルーチーズ、魚介のリゾットと合う。


⑥ワイン名:アルト アディジェ ピノ ネーロ DOC
メーカー:サンミケーレ アッピアーノ
産地:トレンティーノ アルトアディジェ
ブドウ品種:ピノ ネーロ100%
醸造:9月末~10月中旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。オークの大樽でMLF、その後約10ヶ月熟成。 13.5%
特徴:ルビーレッドやや淵がガーネット。ブラックべりーの果実の豊かな香り。まろやかな口当たりでバランスのよい味わいです。料理:肉のローストや煮込み料理、仔牛のレバー、熟成したチーズと合う。


≪ワイン販売のご案内≫ 会員様特別価格でご提供致しますので、是非ご利用くださいませ。

  数量限定ですのでお早めにどうぞ。

お問合わせ・ご注文は Eメール:info@bellatina.jp  Tel 03-3868-2048 (株)アルベロジャパン


IVS Japan事務局

2016年8月 5日 (金)

ワイナリーCantinaはチェントロ直ぐ側にある生産者Anzivinoをご紹介します。ここは偶然の出会いでしたが、人が本当に素晴らしかったことが第一印象にございます。

Nebbia(霧)が深くなる10月中旬~収穫が始まるということで、語源とされたNebbiolo品種は、イタリアの中でも基本的には限定されたエリアで生産される。ここ北ピエモンテでは、Biotipi(同遺伝子型)としてSpannaという別名を持つ。

ピエモンテ州北部でネッビオロ品種を栽培するエリアGattinara とBramaterraに畑を持ち、ニーズに合わせて、少量ながらも。泡Bollicine~ロゼ、白、Gattinara DOCG,Riserva, Bramaterra DOCと幅広くラインナップされています。

Dsc04725_1024x683

Dsc04737_1024x683



彼女はElena、器量と愛想が良いだけでなく、本当に冴えた方です。E' veramente in gamba, non solo la bellezza di apparenza!

Gattinara DOCGは規定では発酵後2年樽、1年ボトルで寝かせる。ボトリングする前の樽からの試飲はワインの生命を感じ、いつもドキドキします。

 Dsc04733_1024x683Dsc04723_1024x683



地下に熟成させる樽が並び、こちらの部屋にはボトリングされたワインが年代毎に並ぶ。石造の彼がAnzivinoの創始者。Anzivinoはイタリア語の意味として、『やっぱりワイン!』なので、すっかり会社名と後付けしたのかと思っていたら、なんと、先祖から受け継ぐ姓だそうで、驚きました。

Dsc04720_1024x683Faticato



商品『FATICATO』(苦労した~の意)に使われるぶどうは収穫後12月頃まで網棚に並べて干しから醸造していきます。よって手間が掛かる分、風味もひと際。

Dsc04797_1024x683

Dsc04716_1024x683



この辺りは古代アフリカ大陸が南米大陸より離れヨーロッパに寄せてきた際に、沢山の火山が出来上がった。この辺りValsesiaは直径15kmほどのカルデラが見られる。よって、土壌は火山岩であることも最近の研究でより明らかになった。

Dsc04721_1024x683

Dsc04739_1024x683



現オーナーEmanueleさんは元ミラノで銀行マンだったようで、とてもエレガントで余裕の感じられる知識人。リタイア後に奥様のご実家Anzivinoを引き継ぐ事になったそうですが、未だ高校生の子育て中のパパでもある。

確か5部屋ほどだが、可愛いらしい伝統家具を備えたアグリツーリズモを併設しており、ワインも直ぐに手に入りお勧めです。

Dsc04714_1024x683

Dsc04910_1024x683



実はオーナーの計らいで、郷土料理に興味のある私に、タイミングよく訪れた彼の親友であり、名シェフがレシピを伝授してくださった。今はスペインでレストランをなさっているそうですが、10年以上も前に皇居で1ヶ月腕を振るった経験もあるという。

Dsc04880_1024x683

Dsc04878_1024x683



メニューはCarne Battuta(生牛肉のタルタル)、BagnaCauda(バーニャカウダ)、Polenta a concia(ポレンタにゴルゴンゾーラやパダナチーズ、バターをたっぷり混ぜて煮込んだもの、もちろん冬の料理です。)その他、Risottoなどいろいろ準備しましたが、結局食べきれず。

Dsc04896_1024x683Dsc04907_1024x683



Gttinara1988はとてもFINE!洗練されており、ついつい頂いてしまいました。

Dsc04916_1024x683

Dsc04913_1024x683



 すっかりお喋りと美食、ワインで夜はふけて...  その翌日もホテル学校にアポを取ってくださり、

こんなプログラムまで用意してくださいました。 E' stata l'ospitalita' eccellente! ( ovviamente anche i vini!)

因みにこちらのワインはアビコさんが輸入なさってます。

Dsc04817

  18/maggio/2016   Kyoko Matsuyama

次はホテル学校 Scuola Alberghiera di gattinaraへ

ピエモンテ州北部湖水地方の南に位置するBoca, Gattinaraに隣接する。生産者は10件ほどしかないという限られた土地。今では森の合間に畑が点在するが、100年ほど前までは見渡す限りブドウ畑であったという。フィロキセラ、戦争の影響を受け、ほとんど荒れていたが、期待を寄せ少し土地を購入したAntonio Cerri氏に賛同したChristoph Kuenzli氏がLe Pianeを1988年に創業する。


Blog_piane1_640x427_5

Blog_piane3_640x427



標高約450mからのパノラマは素晴らしいが、畑は急斜面に段々畑状に植樹されている。勿論、仕事は全て人の手で行う他ないのである。

ここで注目すべきはもう一つ、栽培方法である。『Maggiorina』

4本のブドウの木を1箇所に植え、枝をそれぞれ四方に拡げて育てる。上方で支柱を囲むように蔓が伸びることで、安定感を生む。形が造れるまで7、8年掛かる。

実はこの方法はローマ時代以前のこの辺りの土地で果物作りに使用されていたとPlinio il Vecchio (プリニウス)の自然史文書に記述があるという。

Blog_piane13_640x427

Blog_piane2_640x427



このマッジョリーナ方式を現代の列式栽培に変更を掛けた畑もある。2本の木が並んでいるので痕跡がある。また木間が広いまま残している畑と、間を埋めるように新しい木を植えている場所も。

Blog_piane7_640x427

Blog_piane_19640x427



ブドウの木の周りは草花が自然の成り行きに任せて育っている。栄養、更に水分調整をしてくれ、土砂崩れを防ぐ効果がある。

森に囲まれている場所は暑さから守られ、風や湿度にも加減が良い。

Blog_piane12_640x427

Blog_piane5_640x427



世界的に異常気象の影響があり、ここも2日前は16度程しかなかったが昨日今日と28度を超えて日中はとても暑かった。5月の平均はこの位だそう。 いよいよブドウの実がお目見えです。

こちらはVespolina。湿気に弱く、皮も薄いデリケート品種。

Blog_piane8_640x427Blog_piane9_640x427



こちらはNebbiolo。Bio申請は未だだが、明らかにBio生産の畑では、ブドウの実の育ち方も様々。それぞれバランスよく量を調節したり、また夏を超えた頃に葉の量を調節、更にブドウの量も。結果的に50,000本しか造られないのです。

Blog_piane11_640x427Blog_piane10_640x427



さて今日私を案内して下さったのはChiara Tinivellaさん。趣のある芸術家肌の人生をいかにも楽しんでいる方。サムライと結婚したいそうです。

彼女も軽快に傾斜を登ります。 そして、ワインのテイスティングの時も熱心で、余りに感銘を受けた私に、2011年の市場に出たばかりのBOCAと2007年のボトルをその場で開けて比較をさせてくれました。 ネビオーロ85%に15%VespolinaというTaglio(セパージュ)でフレッシュ感と優しい質の良いタンニンが若さを感じさせるが、2007年は既にエレガントなネビオロに、大変身し、フランスワインでいうブルゴーニュ系の味わいに驚きです。しかし、未だ変化が楽しみな感じで、人生終わる前に開けたいね、と仰ってました。

Blog_piane15_640x427

Blog_piane16_640x427_640x427



彼女自作デザインのテイスティングテーブル。 

Maggiorinaのワインは10種類もの品種がブレンドされ、フレッシュ感、ミネラル、フルーティさが面白く、初めてのテイストでした。時に楽しみたいワインです。

Blog_piane17_640x427

Dsc04645_640x427

次はGattinaraのアグリツーリズモとワイン生産者アンツィヴィーノへ


 

 

 

Kyoko Matsuyama

17/Maggio/2016