2026年7月19日 (日)

パレルモ空港からレンタカーで1時間ほど行くと、どんどん人気が無くなり、やがて建物もなくなり、NAVIが無ければ通り過ぎてしまうほどのサインを見つけ、急な脇道に入るとPORTA DEL VENTOのサインがあった。カンティーナらしき建物は見当たらず、間違って戻るのも大変そうな坂道だったので電話した。『どんどん上がって来てください』 合っていてホッとした。

この絶景はカンティーナのテイスティングルームから撮ったもので、標高の高さが良く分かります。

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実はここに辿り着く20分ほど手前の道で遭遇したのは羊たちでした。100頭以上はいたと思うが、5分ほど車を端に停めて通りすぎるのを待った。パレルモから1時間も経たない場所でこんなに長閑な風景に出逢い、シチリアに着いた実感が沸いてきました。

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案内してくれたのはマルコ・スフェルラッツォ・ジュニア、父親と同じ名前なのでどちらがいらっしゃるのか分からなかった。

父マルコさんはFarmacista(薬剤師)だったが、2005年このワイン造りを始めた。ガレージから始まり、80㎡の部屋にステンレスタンクひとつに2つの樽だけだったそうで、協同組合にも間借りしていたそうです。

パレルモ県 カンポレアーレという場所にカンティーナ『 Porta del vento』はある。 名前の通り『風の入り口』常に風が吹いている標高600mという高さにあります。この日34℃ありましたが、夜は20℃近くになるそうで昼夜の気温差は10℃以上あります。

土壌は鉄分の多い赤土、この辺りも古代は海だったので、粘土質は少なく、雨水も土深い所でしっかり吸収している。 4-6月うどん粉病が見られ、硫酸銅は施してあるが、ここはビオディナミ農法である。

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ブドウ畑はようやく22ヘクタールまで増え、カンティーナは少しづつ新しくなり素敵なテイスティングルームも真新しい。2年前から太陽光パネルも導入している。

ステンレスタンク、セメントタンク、そして樽はスラボニア産の焼きのないワインへ影響を与えない使い方である。自然酵母を用い、SO2はボトリングの際に少量使用する程度。

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ブドウはカタラット、グリッロ、トレッビアーノ、ネロダーヴォラ、ペッリコーネ、ネレッロマスカレーゼ、ネレッロカップッチョを栽培している。

PORTA del VENTOのワイン造りの特徴は、各ラベルのワインは各専用の畑から造られます。

つまりカタラットの畑はいくつかあるが、例えば微発泡のVORIAに使うブドウは畑Cru 2番、スプマンテのMIRAに使うブドウは畑 Cru 4番と5番と分けられている。

畑に番号を振っているところがFarmacista'(薬剤師)っぽい。とにかく畑の準備から違ってくるというのがSferlazzo氏の考えなのです。よってPotatura(剪定)の方法も、収穫も変わります。

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先ず一本目のテイスティングは、【VORIA】カタラット100%のフリッツァンテ、澱(Fondo)が残るPetNat,アンセストラーレ方式、つまり瓶内で発酵させ澱引きしていない。

マルコさんも友人たちと海に行ったり、ホームパーティを開くときにはこのワインが欠かせないという。FRIZZANTE(2.5気圧のフリッツァンテ)を造った理由は、世の中にはプロセッコやフランチャコルタなどテクニカルに造られた泡が多いため、酵母よりブドウをそのまま感じられるナチュラルなワイン造りを目指したという。

香りはレモンなど柑橘系、フレッシュな酸が際立ち、澱の苦みがほんのり余韻に感じられ、ピッツァ、パスタといったシンプルな料理との相乗的効果があり、楽しいワインです。

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【MIRA 2023 】カタラット100%のスプマンテ    標高650メートル、風力発電のブレードが近い一番高いエリアの畑12番のブドウから造られます。

2006年Marco Seniorがカタラットを始めた頃は、シチリアではシャルドネなど国際品種造りが盛んで、カタラットは殆ど売れなかった。このMIRAをパルマのFIERAへ持っていくと美味しいと高評価、中でもある日本人が気に入って、翌日カンティーナに来て殆どすべて買っていったのがキッカケで、シチリアでも売れ始めたそうです。

テイスティングは2023VT, べと病(Peronospora)の影響で収量は激減した年、しかしクオリティは素晴らしい。ブドウが熟す前にべと病の房をかなりカットし、残った少ないブドウに最善の注意を払う事ができた。また瓶内30か月酵母とのコンタクトの後、澱引きを行ったので、酵母の香ばしい香りも感じられる。

先日あるお客様と2016年を空けたが状態は素晴らしかったそうです。

白ワインを熟成させるという考えが地域では根付いていないのですが、これだけの酸があれば十分に寝かせられる訳です。

≪自然酵母と自然発酵≫

亜硫酸塩は栓をする前に、とりわけ輸出用に添加するだけと、とにかく徹底した管理下で健全な自然ワインを造っていることが分かった。薬剤師の知識を活かして匂いや状況を見極めて対処し、安定感のある自然派という印象を受けました。

"pied de cuve''(ピエ・ド・キューブ、事前に土着酵母を利用した自然発酵のモスト)を使用して2次発酵を行っている。

【CATARRATTO 2025】カタラット100% ラベル名にカタラットと記したようにカタラットを感じてもらいたいワイン。全房、枝部分も一緒にソフト圧搾し、セメントタンクで発酵、6ー8カ月ほど澱とコンタクト。

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【ALTROVERSO 2025 】 NOVITA! 新ラベル! ネレッロマスカレーゼ50%, ネレッロカップッチョ50%

これまではネレッロマスカレーゼ100%で造られていたが、今回ネレッロマスカレーゼの果皮を入れずに圧搾、ネレッロカップッチョは色素を与えてくれるがタンニンが柔らかいという特性を活かして、セメントタンクで醸造。

名前のアルトロヴェルソ(逆方向)の通り、エトナのイメージとは異なって、マグロ料理などと合わせたい。

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【OLIO EXV d'OLIVA】

オリーブオイルも近年造るようになったが、少量である。ノッチェッラーラ・ベリチェ、ビアンコリッラなど土着品種のブレンドです。シチリアの食事にオリーブオイルは欠かせないので、基本は我が家の食卓用なんです。

自らの畑で取れた野菜トマト、インゲンなどのサラダやこの辺りのサラミやペコリーノチーズ、ピーマンのリピエーニ(肉詰め)など手料理が並ぶ。 どれもシンプルな味わいだが、旨味が

時間がある時はパンも作るそう。シチリアのものでないラザーニャなどは出さないんです。

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【NERO d'AVOLA ネロダーヴォラ】 ネロダーヴォラ100%  木樽使用

デイリーに頂ける軽やかな味わいは、いろんなお料理に合わせたい。

【PERRICONE ペリコーネ 2023】  ペリコーネ100%  

  ペリコーネの泡【LYR】を頂いて感動したことをキッカケにインポーターに訪問の機会を頂戴した経緯があります。 本当に黒ブドウとはブラインドでは分からないほどのフレッシュ感とほんのりベリー系の優しさが、1本丸ごと飲んでしまいたいほど進みます。

今日はスティルのペリコーネ2023をテイスティング。現在2025年にボトリングしているが、素晴らしい出来だそうです。 

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【GRAPPA ROSA グラッパ・ローザ】 ピンクのグラッパは他にないでしょ、と出てきたグラッパは日本にも入ってるそうですが、ペリコーネのヴィナッチャを蒸留したもの。

食後の〆めにぴったり。シチリアでもパッシートなどドルチェワインのニーズは減少しているため、アマーロなどとドルチェを合わせるような研究も増えているとか。

息子のマルコさんはAstiで醸造学を学んで参入、現在26歳ですが貫禄があり、分かり易く楽しい解説にあっという間に過ぎて行った。

こちらのカンティーナへの訪問は午前中、午後はランチ付き、そして夕方18時頃から夕陽を眺めながらできるそうです。

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冬場にこの近くのDattiloという小さな町のカンノーリが、その場で詰めてくれるフレッシュで超美味しいそうです!こんな情報も頂き、西シチリアの魅力は尽きないのです。

インポーター:「OGAWA MASAMI & Co.」

2026.06  Kyoko LCI

2026年7月18日 (土)

マルサラの伝統を未来に繋げたいNinoBarracoのワイン

イギリス人が作った酒精強化のマルサラ酒ではなく、元々地元で飲まれていた、名前のないワインがあります。Antonio&Angelaは『アルトグラード』と商標登録して2009年から研究を重ね造ってきました。

この土地の土着品種と言われる『グリッロ』と『カタラット』についてAngelaさんが語ってくれました。

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★☆★) CATARRATTO カタラット

カタラットは何十年にもわたり、トラパニ県はヨーロッパ(フランス含め)で最大のブドウ栽培面積を擁する県でした。その80%がカタラットであったにもかかわらず、カタラット100%で造られるワインは見られなかった。私たちが2004年に始めたのが最初の方です。ラベルにカタラットと表記することは重要なコミュニケーションの方法であり、我々にとってカタラットは常に栽培してきた身近な存在であり、家族を紹介するようなもの、経済を支えてきたブドウなんですから。

しかし過去には重要なワインとして認識されず、ブレンド品種の扱いでした。高いアルコール、色が濃いことで、イタリア北部、フランスなどへ販売されてきました。

一方、1980年代にシャルドネを初め国際品種が入ってきます、最良品種として高値で売る事ができたため、畑はあっという間に国際品種へ入れ替わっていきました。

Barracoは Territorio(地域)やブドウを打ち出したかったのでボトルのラベルには品種名をつけていました。しかしメジャーな国際品種と違って認識されるには時間を要しました。

醸造容器にはステンレスタンクとセメントタンクを用いています。しかし、この品種特性上、木樽の香りが感じられるとよく言われたものです。ミネラルなどの感覚が木樽を使用した時の香りと我々の頭では認識されてしまうようです。

火山起源の岩があるエリア(ミネラル豊富)で育つブドウの特徴を強調したかったので長めの熟成を取り入れた。カタラットはグリッロと異なり1年ほど寝かすことでより個性を表現できる。また、マロラクティック発酵により、まろやかさが増しSO2を多く使用しなくともワインを保護でき、より長く安定したワインとなります。

アッビナメント:カタラットはチーズ、煮込みなど構造ある肉料理、モツなども、脂肪分の多い料理など、それに対してグリッロは海鮮料理の牡蛎やボッタルガなどがぴったり。


★☆★)BIANCO G ビアンコ G  (Gはグリッロを指す)

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ラベル名は『G』としか表記できず非常に残念だ。2004-2020までグリッロと記載していたが、SICILIA DOCの規定によりグリッロの品種名は記載できなくなった。またSiciliaDOCと記載するためには協会の基準パラメータに従う必要があり、我々のグリッロには当てはまらなかったのです。

2004から同じ畑、トラパニ南部にあり、ここから65kmほど、海から1キロの海岸沿いビーチのような砂質土壌で エコシステムは独特、暑くても砂土壌のすぐ下は涼しく湿度があり温度は下がります。ここは50年前からブドウ畑で、周囲は低木林に囲まれています。

当時、マルサラ地区はやや高価だったため、本来なら食用オリーブの栽培に適したエリアにまでブドウ畑が広がっていました。Barrocoの畑はマッツァレッティ地区にあり、今日まで守り続けてきました。

現在のガソリンの高騰により畑への移動は、経済的にもはや合理的とは言えませんが、あまりにも美しいため、放棄出来ずにいます。Angelaさんの父親がこの畑で栽培し、20年以上にわたって地元の協同組合にブドウを供給してきました。 収穫量が減少し、抜根するのを機に、私たちが管理を引き継ぎました。2004年から手入れを続けていますので、もう20年以上になります。

生産量は減少傾向にあり、量は別の畑のブドウで補っていますが、この古樹が実をつける限り、私たちのブドウの大部分はここで収穫していくつもりです。Grilloが持つ真の力、複雑味を表現したいと考えています。

アルコール度数は13%、味わいには確かな凝縮感が感じられます。この畑がもたらす成熟度とバランスの賜物であり、粘性の高いまろやかな仕上がりです。

ラベル、HP、カタログどこにもグリッロと記載できないため、嬉しくない状況です。グリッロ品種はカタラットとジビッボの交配種、長期熟成可能でマルサレーゼ(酸化可)という特徴があり、この土地に欠かせないブドウなのです。


★☆★) ALTO MARE アルトマーレ Semi-ossidativo セミオッシダティーボ 

 グリッロのリゼルヴァ、これまでの知識経験を1本のボトルに収めたNino Barracoの傑作4種の畑、異なる収穫時期、4種の醸造技術とさまざま、品種はグリッロひとつです!Img_1758

これら4種類のグリッロをブレンド

①Biancamare用のブドウ - 海側の畑, 早期収穫 

②Bianco G用のブドウ、50年の歴史ある畑

③グリッロブドウを枝や種一緒に丸ごと使用 - 3カ月浸漬、12月までタンニンの抽出(樽ではなくブドウのタンニン) 

④Altograo用のブドウ- 古樹、遅い収穫時期(完熟)

これら4種類を個別に醸造した後、栗の大樽(目が粗く空気を通す)25/30HLで1年充填なしで軽く酸化させる(マルサリスティカーマルサラの土地の慣習を投入)

瓶内熟成18か月、基本は25%づつの配分ですが年の状況によって変更します。

アルコール度13.5%  2019年スタート

テイスティングは2022年、昔は白ブドウは標高の高いところに栽培され、低いところは黒ブドウだったが、近年、海側に白ブドウを栽培するようになった。つまりミネラルや酸をより重視するようになってきた証であり、このアルトマーレの名の通り、高地と海の見事な配合により、まさにグリッロの特性と土壌の個性が詰まったワインです。

よく考えられたNino Barracoの代表作品と言えます。 

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3種類の容器: ステンレス、セメント、木樽 

それぞれの特徴を活かして醸造、ステンレスタンクは酸やフレッシュさを残し、セメントタンクはまろやかさを表現します。


NINO BARRACO がワイナリーを始めた背景

1970-80年代、シチリアでは国際品種が普及し、有名醸造家は北部から来ていた為、いわゆるシチリア遺産はどんどん消えていったのです。

Antonio(Nino)さんは政治学、Angelaさんは法律とワインとは別の道に進んでいましたが、マルサラに実家があり、その家族はブドウ栽培し共同組合に販売していましたから、ワイン造りは間近に見ていた訳で、失われそうになっていたシチリアの遺産を未来に繋げたい想いから立ち上げたのです。

醸造所も畑も化学肥料0、あくまでビオで認められる硫酸銅のみ使用しています。発酵も自然酵母による自然発酵とし、畑の仕立てはアルベレッロ・マルサレーゼ、つまり、パンテレリアより高さがあり、エトナ地域よりも低めの中程度の高さをもつタイプです。

灌漑も行っておらず、その為ブドウ樹の根は深く、海水成分を吸収しミネラル(Sapidita)が感じられる理由のひとつです。

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Varieta’ Reliquia(遺存品種)の復活支援活動

遺伝子研究機関と共に栽培されなくなってしまった土着品種を見つけ出し、新しい畑毎に2列だけ植樹して実験を行っています。

①Vitrarolo(ヴィトラローロ):黒ブドウ

②ORISI(オリーシ): 黒ブドウ こちらは中でも上手く育ったため増殖したそうです。サンジョヴェーゼとマントニコの自然交配種

フィロキセラ対策で、新しい畑で接ぎ木でない樹は取り除いて、挿し木(TALEA) を植えてから接ぎ木。殆ど全て接ぎ木をしており、8月にInnesto a campo 品種を選んで接ぎ木を施します。病気や気候変化による病気、汚染を避け、長寿できる樹を育てるための一つの方法なのです。


訪問した日、私が予定時間よりも早く着き過ぎたため、畑を案内頂いているところへAngelaさんが登場!まさに青空から現れた太陽のような方でした。

360℃見渡す限り畑で、さえぎる建物は一切なく海風がずーっと吹いていた。

『今年は、数年無かったほど、雨が沢山降ったので土の中に水分はしっかり溜まっているはず。今日のような日照で乾燥していても十分耐えられるでしょう、このまま行けば素晴らしい収穫に繋がるかと思うが、6月なので未だ断言するには早すぎるわね。』


土中に湿度を維持する為に、土の堀り起こし続けている、冬場はinerbimento草生栽培を行い、4月に動き始め収穫までずっと行うそうです。

例えばこの葉には少しペロノスポラ(べと病)の跡が見えますね。そこに硫酸銅液が施された跡があるでしょう。

インテリそうだがとても気さくで元気なAngelaさん。

土壌の成分は少し離れると異なります。この辺りは火山性土壌で黒っぽいが、海の方へ近づくと白く砂質があり、石灰質、粘土質なども交じり複雑です。とりわけこの土地の代表的な石 カルカレナイト(石灰質砂岩 / Calcarenite)は、スポンジのように多孔質で吸収しやすい性質です。

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こちらの書籍『IL FUTURO DI MARSALA』 Giorgio Fogliani著はマルサラ酒ではないマルサラの郷土ワインについて語っており、書き物が残ることは未来に繋ぐためには重要と考え、Angelaさん達も支援している。こちらを頂戴したので読み終えたらレポートしたいと思います。

シチシチリアのワインNino Barraco①- Marsalaにあるマルサラ酒ではない伝統的なワイン

シチリアのワインNino Barraco② ニーノ・バッラコ

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カタラット、グリッロ、ジビッボ、ネロダーヴォラ、ピニャテッロ(ペリコーネ)を栽培し、マルサラ地域のTerritorio(土壌、郷土)とそこで生まれた土着品種を表現したいと2004年に創業。

Angelaさんはオペラ歌手のような通る声で熱く語ってくれました。

ここで紹介するBarracoのワインは新しいラベルです。現在のニーズに合ったアルコール控えめ、酸があってシチリアの海を感じられる幅広い層に親しんでもらいたい。

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1)BIANCAMARE  ビアンカマーレ

元は『Vigna a Mare』の名で親しまれたが、 他社が既に登録済みと分かり変更を要した。2人目の子供の名前 Biancaに因んで付けた。

畑は、ホームページのトップ写真にもあり(写真下)海から30mという近さ、海岸は岩場で道路を渡れば畑、飛び散る海水salsè di acquaを浴びる距離。元々Angelaの家族所有のマルサラの畑で植え直し、99%グリッロの南向きの若い畑です。

2011年、長女誕生を祝って泡を作ることにしたそうで、ブドウはPrematura、酸が高いうちに早期収穫。

ところが、この辺り特有の海藻の香りが太陽光で発酵し始め、炭化水素idrocarburi (ペトロ―ル香)、還元臭のような香りを生み、2年目からはスティルワインへと切り替えた。

早期収穫であるため、11.5%の低アルコールになり非常に豊かなミネラル、酸、フレッシュ感を表現しています。2025年からBIOのSolfitiを添加、気候変化の煽りで、自然酵母の発酵に時間が掛かるなど、ワインを保護する目的で50ml(Bio規定の半量)だけ施すことにしたそうです。

テイスティングは2025年、 2026.3月にボトリングしたばかり。

レモンやヨウドの香り、口に含むとしっかりと酸、ミネラルが海を感じさせ、グリッロ品種の豊かなグリセリンによってまろやかさも交互にリピートされ、最後はミネラル感の余韻が強い。

【NINO BARRACOのホームページ】

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2)ROSAMMARE ロザンマーレ

2024年から黒ブドウNERO D’AVOLAでも始めた。完熟する前に収穫して アルコール度11.5%に抑えています。

ブドウとしてはグリッロより酸が高いため、若いうちはベリー系の赤果実の香りと酸のバランスが面白い。野イチゴのような酸っぱさと熟した甘さが相まって、若いのか熟しているのか分かり難い感覚を覚えます。

ネロダーヴォラのステレオタイプなジャミ―な感覚と異なり、フレッシュ感を際立たせることでアルコール度も低く軽やかなワインに仕上がっている。硬さに偏りを持たせたワインなので好き嫌いはハッキリするでしょう。

アッビナメントはピッツァ、サルミ、ムール貝のトマト入りスープ。脂分を酸が流してくれます。

Nero D'Avoraのステレオタイプなイメージとはかけ離れているため、初めは苦労したそうです。この辺りはビアンキスタ(白ワインが主流)の為、受け入れ難かったのも分かります。 樽を使わずステンレスやセメントタンクを使用するため熟成にはより時間がかかります。

なぜ、ブドウはネロダーヴォラを起用したのか。ピニャテッロはタンニンがあり、早期収穫ではタンニンが熟す前でBarracoの醸造では扱いづらい。

テイスティングは2024年、 後味にも酸の印象が続く、一般的なネロダーヴォラの印象は薄く、海を感じる赤ワインとして面白い。

Barracoでは2022年初めてネロダーヴォラとピニャテッロのブレンドを作ります。

ピニャテッロは歴史的には、酸が強く果実味が強いネロダーヴォラの補助品種でした。ピニャテッロのタンニンがネロダーヴォラの甘味を緩和していったのです。

その昔はピニャテッロは白ワインを琥珀色にしてマルサリスティカ(マルサラ地元好み)の白ワインにする手段としても使用されていた。ピニャテッロ100%のワインは歴史的には存在しなかったのは、おそらく樽や長期マセレーションが必要なことが分かっていたからだろうと。最新のヴィンテージは木樽も使用しています。

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3)Fior Bianco  フィオール・ビアンコ 2025 ✦最新ラベル

このワインは5種類のブドウたちが元気に燥いでいるようなシチリアを感じられる若さ溢れる一本です。

この地域を表現することを目的としたワインで、白品種のブレンド:50%はGrillo,その他は inzolia, cattarratto, Grecanico, 5%未満はZibibbo

『ようやくブドウ畑24haになり海外市場への二―ズに応えられる規模となった。初めはCantina sociale(組合)の醸造所を間借りしていた時代もあり、やっと各品種ごとの研究成果をボトリングして商品化できるようになった訳です。』

このラベル『フィオール・ビアンコ』はシチリアの海を感じるだけでなく、アルコール度12% と控えめ。価格帯も低めに設定しており、若い人たちや、ワインに詳しくない人にもアプローチできる、Barracoにとっても単一品種ではない新しいスタイル。

Zibibbo は5%未満なのにアロマがしっかりと感じられる。『不思議な事にZibibbo100%で造るよりブレンドされた方が強調されるんですよ。』

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とにかく、哲学が原動力の彼らのワイン造りは研究の積み重ねなのです。ですから、ワインの種類(ラベル)が多い。 そしてオリーブオイルも素晴らしかった。この辺りで栽培されるノーチェッラーラ・ベリチェ主体でビアンコリッラのブレンド。ここも高品質で作る為の人手やコストが掛かり、なかなか大変そうでした。

 次の記事では、この地の品種、カタラットとグリッロについて語って頂きました。

グリッロ4種から作られる『ALTOMARE(アルトマーレ)』セミオッシダティーボ(一部酸化)のワインもご紹介いたします。

シチシチリアのワインNino Barraco①- Marsalaにあるマルサラ酒ではない伝統的なワイン

シチリアのワインNino Barraco③ グリッロとカタラット

2026.06 Kyoko LCI

ALTOGRADO アルトグラード Vini Ossidativi

名前の通り、高アルコール度のワイン。 Alc.16.5%, 18% と聞くと今時、抵抗を感じるかもしれませんが、テイスティングすると、酸とミネラルによってバランスを取り、また特有の軽い酸化により風味に深みが感じられます。

さて、この謎めいたAltogrado (アルトグラード)をご紹介します。

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西シチリア、海から内陸に拡がるMARSALA(マルサラ)の町で昔から親しんできたワインがある。

酒精強化ワインのMARSALA DOCではない、確かに1773年イギリス人がアルコール添加して出来たマルサラ酒は当時Madeila Sicily Wineと呼び、英語という事も手伝って世界へあっという間に発信されたました。高値で売られた事もあり商業的な成功を収めました。

一方、マルサラの地元の人たちが作って飲んでいたのはシチリア方言もあり、また各家で呼び方も違って広まらなかったこともあり、今も専用のカテゴリーはなく、ブリティッシュ、オッシダティーボ(酸化酒)、など混乱している。

そこでNinoことAntonio Barracoは 『Altogrado(アルトグラード)』と登録、商品化しこの伝統維持に努めている。

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海を遠くに臨み、ファビニャーナ島も見える。周囲に遮る建物もなく常に風が吹いている。南東からシロッコ、北西からマエストラーレの風が通る場所です。マルサラの旧市街から離れた場所にカンティーナはあり、この絶景を望みながらのテイスティングはとても心地よかった。

今回は奥さんのAngelaさんに案内して頂きましたが、二人とも醸造を勉強した経験はなくNinoさんは政治、Angelaさんは法律と異なる分野の経験を経て、生まれ育った郷土マルサラの伝統を未来に繋ぎたいという想いで【哲学的】にワイン造りを行って20年以上が過ぎた。

参考までにこちらのYoutubeでNinoさんが語っています。『ワインもPolitica政治です、どの政党(方針)を選ぶかなど』


YouTube: Ep.36 - NINO BARRACO e i suoi VINI raccontati da NINO BARRACO

2004年創業、ようやく点在する畑は24ヘクタールまでになった。醸造所は組合(Cantina Sociale)に間借りしていた期間も長かった。

Altogrado アルトグラード4種類について

ピニャテッロ、ジビッボ、カタラット、グリッロの単一品種で作っている。

すべて9月末頃の遅積みで時には畑上で乾燥が始まっていることもあるほど、完熟状態のブドウを使用します。 ですから良い年にしか作れません。乾燥も一部する事からモストの量は減少しますので、一定量は収穫できる年となります。

栗の木の大樽で発酵から醸造、熟成まで行います。初め2年間はワインの充填を施しながら熟成、後の5年は充填無しで、ミクロオッシジェナツィオーネ(ミクロ酸化)を行います。栗の木はより目が粗く酸素通過が良く、この辺りでは伝統的に使用されています。

蒸発する分、濃度が高まりアルコール度数も高くなり16.5%以上になります。カタラット、グリッロは大樽ですがジビッボ、ピニャテッロはバリック使用した為アルコール度数は17.5%,18%とより高めです。これも小さなカンティーナ事情でその時使用できる樽を選んでやり繰りしているためです。

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2009年からグリッロで造り始め、研究を重ねて2015年から多品種も始め、ようやく今のレベルのワインに到達した。黒ブドウ Pignatello(ピニャテッロ)はペッリコーネのことで、元々この辺りではマルサラ酒用のブドウであり、またネロダーヴォラのブレンド用品種として西シチリアにだけ栽培されてきた。 

モデルとしてはMarco De Bartoliの Vecchio Samperi(ヴェッキオ・サンペーリ)で、グリッロ100%で造るPerpetuo(アルコール添加せずに異なるVTのワインの継ぎ足しを繰り返す製法)のワインであったが、

Nino Barracoは同じヴィンテージで継ぎ足しは行わない、マルサラ地域の農家で彼らの祖先が行ってきた伝統を継承しつつ、海水を吸収して育つブドウ栽培や醸造技術を駆使して、ミネラル、塩味とのバランスが取れたワインに仕上げている。

初年度はVolatile (揮発酸ー酢酸の鼻にツンと来るような香り)がピニャテッロにはあったり、Zibibbは予想外にこの造りに合っていて、今後の発展が興味深い、というように努力を惜しまない姿勢が素晴らしい。

Grilloから始めたが、グリッロは近年のカタラットとジビッボの交配品種なのでおそらく昔はカタラットを使用していただろうと思うとやはりカタラットで作ってみたくなったのです。そうして、更に地場品種のジビッボ、ピニャネッロと研究していったそうです。

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Altgradoアルトグラードはアッビナメントを楽しみたい。

①Pignatello ピニャテッロ

  羊乳のリコッタのブルスケッタ、イチゴとモディカのチョコレート 

②Zibibbo  ジビッボ 

  羊乳のブルーチーズにジンジャーのジャムを添えて

③Catarratto カタラット

  ペコリーノチーズにタマネギの甘酸っぱいジャムを添えて

④Grillo グリッロ

プリモサーレ(塩味があるフレッシュチーズ)にアンチョビを合わせて。 実際、Tutto pasto 前菜からドルチェまで合わせるのもお勧めで、アンチョビのブルスケッタ、(プリモ)ボッタルガのパスタ、(セコンド)マグロに甘酸っぱいタマネギソース(Tonno in agrodolce) , ムール貝のフリット(ほんのり苦み) ,ドルチェは甘すぎない羊乳リコッタクリームのカンノーロ

酸やミネラルが強いため、アルコール度数を感じさせず口の中はスッキリさせてくれます。


ー☆ーマルサラーAngelaさんの家ではー☆ー


『私の祖母はパンに付けていた、私は砂糖を入れておやつ代わりに小さい頃から親しんでいた。』
『マルサラ酒は家で飲む事はない、ボトルに入っていてお祝事やお遣い物に使うものであった。日常的に飲んでいたのはこちらのアルトグラードのような少し酸化させたワイン。

このワインは栄養食品としてオリーブやペコリーノチーズ、塩味の効いたサルミと一緒に飲んでいました。
伝統料理マタロッコ Matarocco (シチリア風トマトペースト) やZuppa fredda(フレッシュな羊乳リコッタとホエイのスープ仕立て)に硬くなったパンを浸して頂く料理との相性も良い。羊乳は風味が濃厚なのでこのワインにマッチします。
そうそう、祖父はリモナータで薄めて飲んでいましたね。』

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テイスティングは2017年、抜栓してから10日ほど経っていたが、酸とミネラル感がしっかりと感じられ、各品種それぞれの風味を味わう事が出来ました。 

カタラットやグリッロは明るいアンブラ色で、アーモンドなどナッツ類や燻製のような香り、黒ブドウのピニャテッロは色も焦がしたようなレンガ色、除光液のアセトン系の香りとナッツやスパイス香が楽しい。

特に気に入ったZibibboはアロマティックな香りと相まって複雑でバルサミックな香りがそそられます。



『Ossidativo(酸化)の香りは苦手な人もいらっしゃるでしょうけれど、この風味に慣れ親しんだこの土地の人たちには付加価値なのです。このタイプのワイン造りは廃れてしまったので私達は伝統を守りつつ改善しより美味しいワイン造りを目指し日々経験を積んでいます。』

この風景と一緒にゆっくりと味わいたい、Angelaさんが熱く語った情熱を想いながら頂きたい、そんなワインです。

この情熱はAltogradoだけに終わりません・・・マルサラへの想い、新しいチャレンジについても語ってくれました。こちらもご覧ください。

シチリアのワインNino Barraco② ニーノ・バッラコ

シチリアのワインNino Barraco③ グリッロとカタラット

2026.06 Kyoko LCI

2026年6月12日 (金)

IVS JAPAN イタリア建国記念記念パーティー 2026

日伊国交160周年イタリア大使館公式イベント
160° ANNIVERSARIO DELL'AMICIZIA TRA ITALIA E GIAPPONE

【お料理】オステリア・スーペルバッコ
【ワイン輸入元、協賛】株式会社フードライナー

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今年は「日伊国交160周年」の記念すべき年で、本イベントはイタリア大使館公式イベントとして登録されました。当日はイタリア大使館より参事官代理としてAnnaさんにもご出席いただき、特別なひとときとなりました。

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おかげさまで満席となり、ご参加いただきました皆様に心より御礼申し上げます。


今年の建国記念パーティーでは、ヴェネト州を代表するワインと郷土料理のアッビナメントを通して、その魅力を体験していただきました。

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厳選されたヴェネトワイン

ヴェネト州の3つの生産者のワインをご紹介いたしました。

①世界的に知られた醸造技術の高い、ピエロパン 

②クストーザを代表する、モンテ・デル・フラ 

③プロセッコの生みの親、カルペネ・マルヴォルティ

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それぞれのワインの個性や歴史、生産地の特徴について解説を交えながらテイスティングをお楽しみいただきました。

ヴェネト料理とのアッビナメント

お料理は「オステリア・スーペルバッコ」の山崎シェフによる特別メニュー。ヴェネト州の郷土料理をベースに、ワインとの相性を考えたアッビナメントをご用意いただきました。

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Antipasti 前菜
Baccala mantecato バッカラ・マンテカート

Sarde in saor サルデ イン サオール

Primi piatti プリモピアット
Risi e bisiエンドウ豆のヴェネツィア風リゾット

Bigoli in salsa 自家製生パスタ“ビーゴリ イン サルサ” 玉ねぎとアンチョビのヴェネツィア郷土パスタ

Secondo piatto セコンドピアット
Capocollo di maiale con finocchio 豚首、肩肉の香草ロースト フィノッキオマリネ添え

Dolci ドルチェ
Tiramisu ティラミス

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ワイン単体だけでなく、お料理と合わせることで生まれる新たな魅力を体感していただき、会場では参加者の皆様同士の会話も大いに弾みました。

イタリア文化を分かち合う交流の場として

IVS Japanでは、ワインを通じてイタリアの文化や歴史、地域の魅力をより深く知っていただく機会づくりを大切にしています。

今回も会員・非会員を問わず多くの方々にご参加いただき、イタリアを愛する皆様との交流を深めることができました。ご参加いただきました皆様、そしてご協力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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今後もIVS Japanでは、イタリアワインと食文化の魅力を発信する様々なイベントを開催してまいります。次回のイベントでも皆様とお会いできますことを楽しみにしております。

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開催概要

■■■2026年 イタリア建国記念記念パーティー

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【日時】6月 6日(土)13:00~15:00 (受付開始12:45~)

【会場】スーペルバッコ@赤坂

   東京都千代田区紀尾井町1−3 東京ガーデンテラス紀尾井町 3F

【会費】会員 10,000円 非会員 12,000円

※キャンセルチャージ 5月30日(土)~100%

2026年6月 2日 (火)

 

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テーマは、「Castello di Potentino」のワイン。

素晴らしい品質を誇るトスカーナのカンティーナです。

STELLAR WORKS 青山の練された空間での初開催となりました。お店のご配慮で家具のショールームを兼ねた素晴らしい設えの中でゆっくり過ごさせていただきました。

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トスカーナ州の生産者「カステッロ・ディ・ポテンティーノ」

アミアータ山の麓に広がる火山性土壌と昼夜の大きな寒暖差を活かし、テロワールを純粋に表現するワイン造りを実践。無農薬栽培や野生酵母の使用など、自然への敬意を大切にした生産者です。

祖母の影響でトスカーナに魅了された英国人女性シャーロットが造る、希少なピノ・ネロ100%のロゼ「リンクリオ」、サンジョヴェーゼの魅力を楽しめる「サクロモンティーノ」「サクロモンテ」、そしてトスカーナでは珍しいピノ・ネロ100%の赤ワイン「ピロポ」。ピノネロのロザート2018は繊細ながら安定した強さからオリジナリティを感じられ、ヴィンテージも楽しみたくなります。

今回の会では、インポーターのブルックスの大槻様にお話を伺いながら、品種や醸造方法の違いによる味わいの変化を体感していただきました。

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ワインリスト

リンクリオ ロザート(Lyncrio Rosato)

ヴィンテージ:2018
ブドウ品種:ピノネロ 100%
産地:トスカーナ州 セッジャーノ(モンテクッコエリア)
アルコール度数:13.5%

醸造:20HLのステンレスタンク発酵後、5カ月熟成。最低1カ月のボトル熟成

ワインコメント:華やかでコク旨、余韻が長く、格の高い料理にも合う辛口のロザート。トスカーナの希少ピノネロのロゼ。ラズベリーやパッションフルーツの華やかさにナッツのノート。豊かな果実味ながら味わいはドライ。なめらかな酸とコクを与えるわずかな渋みで余韻が長い。華やかな色調で暑い季節にもぴったり。

お食事:果実味のコクとほのかな渋みが、鶏・豚・ラムなど軽め〜中程度の旨味の肉料理にぴったり。


サクロモンティーノ 赤(Sacromontino)

ヴィンテージ:2023
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
産地:トスカーナ州 セッジャーノ(モンテクッコエリア)
アルコール度数:13.5%

醸造:50hlのフレンチオーク樽で約14日間発酵、ステンレスタンクで6カ月熟成、最低1カ月のボトル熟成

ワインコメント:サクロモンテをより気軽に。ローカル感たっぷりの王冠ワイン1,000ml。サクロモンテと同じ畑のブドウを使用。王冠使用ながらスティルワイン。紫がかったルビー色。熟したチェリーやラズベリー、スミレの香り。爽やかな酸と程よいタンニンのエレガントなミディアムボディ。

イタリアで地元ワイナリーだけで売っているような、気軽に飲みたい1本。

お食事:優しい酒質に合わせて生ハムやトマトソースベースのパスタなど、食事の前半の軽めの料理に。


サクロモンテ 赤(Sacromonte)

ヴィンテージ:2019
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
産地:トスカーナ州 セッジャーノ(モンテクッコエリア)
アルコール度数:14.0%

醸造:50HLのフレンチオークで18日間発酵。50HLのフレンチオークで最低24カ月熟成。最低9カ月のボトル熟成

ワインコメント:ポテンティーノの畑のテロワールが凝縮された1本。ややオレンジがかった深いルビー色。煮詰めたカシスやブルーベリー、イチジク、土やスパイスの複雑な香り。熟成感のある果実味が口中に広がり、こなれた酸と緻密なタンニンが特徴。
酒質に落ち着きがありながら果実味もしっかり感じる飲み頃ヴィンテージ。

お食事:丸みのある上質なタンニンが牛フィレ肉など脂肪分、繊維質少なめの柔らかい肉料理と相性良し!


ピロポ 赤(Piropo)

ヴィンテージ:2019
ブドウ品種:ピノネロ 100%
産地:トスカーナ州 セッジャーノ(モンテクッコエリア)
アルコール度数:14.0%

醸造:50HLのフレンチオークで18日間発酵、最低24カ月熟成、最低9カ月のボトル熟成

ワインコメント:エレガントで繊細ながら、コクと骨格をあわせ持つピノ・ネロ。トスカーナでは希少のピノネロ。熟したブルーベリーやカシスの果実、ナツメグなどの甘やかなスパイスに穏やかな樽香。伸びのある爽やかな酸と、きめ細かいタンニンが調和したミディアム~フルボディタイプで、昼夜の寒暖差があるテロワールがしっかり反映された1本。

お食事:きめ細かい上質なタンニンが仔牛ロース肉、牛フィレ肉など脂控えめ、繊維質少なめの柔らかい肉料理と相性良し!


イタリア北東部フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州ゴリツィア県、イゾンツォ地区に位置する生産者 Lorenzon Enzoのプロセッコ


ロレンツォン エンツォ プロセッコ DOC
ブドウ品種:グレラ 100%
産地:フリウリ・ヴェネツィア・ジュ―リア州
アルコール度数:11.5%

製法:シャルマ方式

土壌:石灰質土壌に小石の多い沖積土壌

ワインコメント:繊細な泡立ちとフレッシュな果実味が広がるエレガントなプロセッコ。
青リンゴや洋梨、白い花を思わせる爽やかな香り。やわらかな果実味と生き生きとした酸が調和し、軽快ながらも上品な余韻が続きます。

お食事:フレッシュな酸と繊細なミネラル感があるのでフリットやシーフード、アペリティフシーンなどに相性が良い。


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生産者の哲学や土地の特徴を知りながら味わうことで、イタリアワインの奥深さと多様性を感じていただける時間となりました。

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開催概要

2026年5月 LTT ランチタイムテイスティング

【日時】5月23日(土)12:00~13:30 (受付開始11:45~)

【会場】STELLAR WORKS Restaurant & Bar@青山一丁目

港区北青山1丁目2−3 青山ビル 2階 Restaurant – Stellar & Co.

【会費】会員 6,000円 非会員 8,000円

今回もご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のLTTもぜひお楽しみに。

次回以降のLTTやそのほかテイスティングの会の予定についてはイベントページをご覧くださいませ。

http://www.ivsjapan.com/event.html

2026年5月11日 (月)

 

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テーマは「サンジョヴェーゼ」

2026年4月11日(土)、新宿御苑前の牡蠣スターにて、LTT(ランチタイムテイスティング)を開催しました。

今回のテーマは、イタリアを代表する品種「サンジョヴェーゼ」。
多彩な表情を見せるサンジョヴェーゼを合わせたランチと共に飲み比べながら、それぞれの個性や造り手の違いを楽しんでいただきました。

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参加者人気投票結果

参加者の皆さまに「今回最も印象に残ったワイン」のアンケートを実施しました。

得票数 ワイン
6票 サンタ・ルチア ヴェンサーメ・アンチェストラーレ
4票 ロッカ・デッレ・マチエ キャンティ・クラシコ・テヌータ・サンタルフォンソ
4票 テッレ・アレグレ サンジョヴェーゼ
3票 チウ・チウ サッジオ
1票 ロッカ・デッレ・マチエ モレリーノ・ディ・スカンサーノ
1票 ロッカ・デッレ・マチエ カンポ・マッチョーネ ロザート

今回は「サンタ・ルチア ヴェンサーメ・アンチェストラーレ」が最多得票。多くの方の印象に残る1本となりました。

また、「ロッカ・デッレ・マチエ キャンティ・クラシコ・テヌータ・サンタルフォンソ」と「テッレ・アレグレ サンジョヴェーゼ」が同率2位となり、王道スタイルと親しみやすいスタイルの両方に人気が集まる結果となりました。


開催概要

2026年4月 LTT ランチタイムテイスティング
テーマ【サンジョヴェーゼ】

【日時】4月11日(土)13:00~15:00(受付開始12:45~)
【会場】牡蠣スター

今回もご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のLTTもぜひお楽しみに。

次回以降のLTTやそのほかテイスティングの会の予定についてはイベントページをご覧くださいませ。

http://www.ivsjapan.com/event.html

2026年4月 6日 (月)

今回はパシフィック洋行㈱のご協力の元、レストランは明治神宮前の『ALA』にて初めて開催致しました。

普段あまりお邪魔しない竹下通りそばのエリアに、みなさんワクワクドキドキでしたね。

根本店長と高橋シェフのご尽力があり、お料理もワインに合わせることができました。

カンパーニア州のワインに合わせて、ゼッポリやチャンボッタ(カポナータと違ってビネガーが入らない)など、

最後の豚肉は炭焼きに仕上げてくださったりと美味しく頂戴しました。

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さてワインは『マストロベラルディーノ』

1878年創業当初から輸出を始め、更にカンパーニア州アヴェッリーノのワインの格付けに貢献したアントニオ・ベラルディ―ノ氏、

その息子10代目ピエロ・ベラルディ―ノは、Stilemaという昔ながらの多数の畑から選りすぐったブドウで造るリゼルバシリーズを発表。

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フィアーノの優しい柑橘系フルーツやナッツ系、地中海ハーブの香りに対して

グレコはパンチある酸がずーっと口中に拡がります。 

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ネーロ・ア・メタはアリアニコの白ワイン醸造、スキンコンタクトが殆どないため、ワインは麦わら色。

タンニンが感じられ、トマトソースのパスタにはぴったり。

ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスーヴィオはピエディ・ロッソで造られます。カンパーニア州の家庭で造られるような、素朴な家庭的な気取らない赤ワインとして楽しめます。

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マストロベラルディーノのTAURASI、『RADICIラディーチ』は根っこという意味の通り、彼らベラルディーノ家の神髄を表す、アイコンワインです。 

2019のヴィンテージでジェームスサックリング高得点取得しておりますが、やはりリゼルヴァ2016が

Wine Spactator Top 5に入ったことは、彼らとしても世界に認められた証として大変誇りに

思っているとピエロ氏は VINI ITALYで語っています(下のYoutubeより)。 

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YouTube: VINITALY 2024: MASTROBERARDINO


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■■ 2026年 3月LTT ランチタイムテイスティング    

テーマ【カンパーニア州 マストロベラルディーノ】
カンパーニア州のワイン、特にアリアニコ、グレコ、フィアーノの地位を上げるのに貢献したのは
アントニオ・マストロベラルディーノ氏です。
1878年設立名門ワイナリーの現在のワインをご紹介します。

【日時】3月28日(土)12:30-14:30 (受付開始12:15~)

【会場】ALA@明治神宮前

  渋谷区神宮前3丁目26−11 原宿SHビル 2F

2026年3月18日 (水)

FOODEX2026の最終日、夜はコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコの生産者 IL COLLEのプレゼンに参加しました。

プロセッコは6憶8,000万本の生産量と毎年増加傾向であり、そのうちコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ スペリオーレDOCGは約10%程度です。

まさに2019年ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された、急斜面に広がるブドウ畑の景観はこのコネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコの丘陵地帯なのです。

IL COLLEのワイナリーはコネリアーノの方に近い場所にあり、家族経営で、今夜はSaraさんとお母様が出席されました。

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テイスティング4種類はこちら

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最初のお料理は 静岡の白魚と指宿の天豆の天ぷら

コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレDOCG BRUT合わせます。

残糖度 8g/L 、使用品種はグレーラ90%、ピノビアンコ10%  青りんご、白桃、洋ナシなどのフルーツが感じられ、程よくドライのため、バランスが良い。 オートクラーブのステンレスタンクで二次発酵を行うシャルマ方式ですが、気泡は細かく、やさしい泡立ちが口当たりも優しくまろやかです。

フィルターにはかけず、静置法により澱を沈めてボトリングしております。

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次に弥生八寸として、ホタルイカ、海月(くらげ)、山独活、酢味噌、メヒカリ南蛮漬け、

カラスミ餅、鳥取黒毛和牛旨煮、百合根焼き菓子、生ハム、合鴨せせり串

こちらにはコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレDOCG'' COLLE BAIO'' Brut-Bio-Vegan

残糖度 8g/L 、 使用ブドウ:グレーラ85%、ビアンケッタ5%、ペレーラ4%、ヴェルディーゾ6%

パイナップルなどのトロピカルフルーツ、口に含むとハチミツ、複雑味が感じられ、ストラクチャーがあります。よって八寸のバラエティにも全体通して合わせられるプロセッコです。

そして、天草の巻海老と八女のタケノコの天ぷら

山杉のたらの芽、北海道産の蕗の薹の天ぷら

Conegliano Valdobbiadene Prosecco Superiore DOCG '' San Pietro di Feletto'' Brut  

グレーラ100%、残糖度 8g/L  サンピエトロ・ディ・フェレットとはRIVE(急斜面の43の区画)の名前です

すべて手摘みで収穫。 土壌は鉄分が豊富。

Metodo il colle : 特許を取った製造方法は大きなオートクラーブの中で Mostoから2次発酵まで続けて行います。アンセストラーレのタンク版といった感じですね。

イースト香や青りんご、洋ナシの香りがします。

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瀬戸内の鰆 西京焼き、うすい豆摺り流し、ワラビ(felce aquilina)、

浜名湖の鰻重、木の芽、朝倉山椒

三重の浅利の澄まし汁

こちらにはプロセッコ ロゼ DOC Millesimato 2023  Extra dry

13g/Lの残糖度、使用ブドウはグレーラ90% ピノネロ10% 

ピノネロでロゼワインを造り、グレラを合わせてステンレスタンクにて2次発酵を行う製法です。

2021年からプロセッコ・ロゼが認められ、ミッレジマート必須です。

ラズベリーやバラの花の香りがします。

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林先生のお話しでは、販売市場としてまだまだ日本への関心は高いので、若者のアルコール離れや高齢化、円安など消費量の減少傾向はあるものの、市場は安定していることを発信していきましょう。

余談:お食事に山芋が使用されており、イタリアには存在しないのでIGNAMEと辞書通り話したところで通じない。

山芋や自然薯といえば、先生の地元では、御殿場みくりやそばというのがある。

静岡県御殿場地方に伝わる郷土料理で、山芋や自然薯をつなぎに使用した、喉越しの良い素朴な味わいの蕎麦だそうです。

Solo Italiaの林茂さまの企画で、『神田明神下 みやび』にて 2026.3.13

2026年3月17日 (火)

セレクトイタリアワイン10種類のアペリティ―ボを楽しみましょう。
更に特別価格で購入できるチャンス!

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ワインについて、生産者についてインポーターパシフィック洋行㈱の福田様にお越し頂き、直接ご説明いただきました。

場所は新宿御苑にあるワインショップ『AZALEA』 オーナーの藤木さまにご協力頂きました。

藤木さんはWSAイタリアワインソムリエ第6期生です。以前にイタリア・モデナのミシュランレストラン『オステリア・フランチェスカ―ナ』でも働いた経験のある方です。

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今回ご紹介した生産者1つめはフリウリの『VERSO』

このプロジェクトは2度と繰り返すことの出来ない歴史と自然を守るため、マウリツィオ・ザヌッソ率いるイ・クリヴィ社により生まれました。

Verso はフリウリ平原で最も良いとされているゴリツィアエリアの1 つに位置し、その高品質のブドウ栽培で歴史的に認められています。テロワールの特徴と近くのアドリア海の影響で、この地域は素晴らしい地場品種と国際品種に命を吹き込むことができました。その価値あるフリウリという地域の活性化とイメージアップを目的としたプロジェクトでパンデミック中に何かできないかと地域のコミュニティを活用し、地元の農家、醸造所、ラベルデザイナーなど様々な役割をもつメンバーとともに始めました。

“VERSO” は方向という意味で空、土壌にブドウの木が向かっているイメージを表現しています。

ラベルにはこの土地に生息する動物が描かれ、それぞれにストーリーがあります。そして、ワイン名はその動物をイメージしたフリウリの方言を名付けています。

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 もうひとつの生産者はアブルッツォ州の『Cantina OrsognaのBabalu’』
何らかの問題を抱えた子供たちの農場学校Babalù と協力して行っている社会的プロジェクト。困難に直面している子供たちが彼らの夢をワインのラベルに描いています。
ワインの売上の一部が彼らの農場に寄付されます。Babalù 学校農場を運営する社会協同組合「イル・ソーレ」は、1999 年に設立され、社会一般の利益の追求、人間性の促進、特に精神・身体・知覚に障害を持つ人々の支援を目的としています。この目的のために、協同組合は社会支援と教育サービス、特に障害者を対象とした家庭や学校での活動を提供しています。
学校の子供たちが自身の夢を絵で描き、ワインのラベルになっています。ラベルは20 種類あり、それぞれのワインにランダムにボトルに貼られています。
ワインの製造元であるカンティーナ・オルソーニャ(Cantina Orsogna) は、有機農法とバイオダイナミック農法(デメター認証) を採用し、自然環境との調和を目指したワイン生産を行っています。また、Biodiversity Friend の認証を取得し、生物多様性の保全にも力を入れています。

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【日時】3月7日(土)14:30~17:00  ※時間内出入り自由

【会場】AZALEA@新宿御苑前
    新宿区新宿1丁目18−9 パディアイルカテリーナ 1F

【参加費】3,500円 会員とそのお友達も!

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