11月24日(土)に前々から和食とイタリアワインの合わせというテーマに興味がありましたが、
ようやく、林先生のこの著書をきっかけに実現することが出来ました。
和食といっても幅広く、今回は『鍋』という日本食文化に欠かせないテーマの食事で、最後にイタリアワインの王様『バローロ』を合わせるというとてもワクワクした機会でした。林先生がおっしゃるにはイタリアワインはこれだけイタリア料理が浸透した日本において、全体の約15%しかないというのは、まだまだ伸びる可能性を秘めており、特に日本人にもっと身近に親しんでもらう為には、やはり和食レストラン、更にはご家庭でイタリアワインが選ばれるようになることが大きな課題だという、イタリアワインを普及する会である当IVS Japanにとっても同感です。
≪ お料理: 地鶏鍋会席≫
先付: 箱盛り 茶碗蒸し 湯葉あんかけ 合鴨ロース 林檎酢和え
向付:酒肴盛り合わせ 炙りむね肉 九条葱ソース レバー刺し(低温調理) 昆布〆絹田巻き 黄味酢
焼物:炭焼き盛り合わせ もも肉の胡麻塩焼き 手羽先の醤油焼き
凌ぎ:手羽おこわ
鍋:鳥みそ鍋
食事:そぼろの玉子とじご飯
甘味:焼き芋ティラミス
オルトレポ・パヴェーゼのピノネロの生産量が多く、ここでこのピノネロ100%のスプマンテ Brut 36か月瓶内熟成という色も金色に輝き、骨格もあり、味わいの深いスプマンテは前菜から先付までの鴨やお魚、湯葉料理といった様々なお料理に合わせて行くことが出来ました。
向付:酒肴盛り合わせ 炙りむね肉 九条葱ソース レバー刺し(低温調理) 昆布〆絹田巻き 黄味酢
焼物:炭焼き盛り合わせ もも肉の胡麻塩焼き 手羽先の醤油焼き
ネグロアマーロのロゼが醤油風味の白身肉に良く合っており、ロゼの愉しみ方の幅を実感。
凌ぎ:手羽おこわ
鍋:鳥みそ鍋
赤味噌をふんだんに使い、山椒より胡椒の方がよりネッビオーロ、バローロにマッチングしてくる(林先生)と仰ってましたが、バローロの奥深さを再確認するアッビナメントとなりました。
≪本日のワインリスト≫
Ca'Montebello/Ca'Montebello Brut ピノネロ100%
Cantina di Castello/ SH”Soave Classico 2016 林茂先生の名前が入ったラベル!丁寧に作られたソアヴェクラシコの深い味わい。フルーティ感、ミネラルはしっかりと、更に樽不使用なのに木の香りがほのかにするような熟成感も感じられるバイオーダーの商品。
Cantele/Negroamaro Rosato IGT 2016
ネグロアマーロ 100%のロゼ
Tenuta Carretta/“Podio”Langhe Nebbiolo 2016
ネッビオーロ70% バルベーラ30% 少しバルベーラの女性的な華やかさと酸味が拡がり、味噌にはネッビオーロが良くあったと感じられた。
Tenuta Carretta/“Cascina Ferrero”Barolo 2013
ネッビオーロ100% タンニンも優しいがしっかりと若さを感じ、ボディの重厚感とネッビオーロのドライフルーツ、コショウなどのスパイス感が赤味噌にマッチング。
【Dinner Time Tasting】 ディナータイムテイスティング
林茂先生の出版記念『和食で愉しむイタリアワイン』
【日程】11月24日(土)18:00~20:30 満席御礼
【会場】『宵の口』@赤坂 赤坂の路地裏に佇む伝統的な日本家屋。
『和食とイタリアワイン』をテーマにお話を伺いながら、落ち着いた空間で林茂先生を囲んで、和食との合わせ方を学びます。
更に下記の著書『和食で愉しむイタリアワイン』をもれなくプレゼント差し上げます。
≪ワイン≫ ランゲ・ネッビオーロやバローロを始め、白、ロゼ、スプマンテなどたっぷりと味わって下さい。
【ご協賛:サッポロビール㈱、ノルレェイク・インターナショナル(株)ほか】