2月27日IVS Japan Dinner Time Tasting『アルトアディジェ COLTERENZIOの夕べ』
【生産者】 コルテレンツィオは、1960年に28のぶどう栽培農家により設立された組合で、
現在では300以上の組合員によって構成され、所有する畑面積は300ヘクタールに及ぶ。1979年から主導者を務めるルイス・ライファーは「原点への回帰」を理念に掲げ、息子ウォルフガング・ライファーによって具現化した。
2010年にマックス・ニーデルマイヤーと共に同社の経営者となり、醸造家マルティン・レマイヤー、取締役のフベルト・ドルフマン、輸出マネジャーである今夜のゲスト、レティツィア・パジーニと共に、素晴らしいワインを造り続けている。
VINI:
インポーターパシフィック洋行㈱のご協力により下記5種類のワインをテイスティング。
1) 乾杯のスプマンテ Rive Gauche / マルヴィラ 品種:アルネイス
1本目はコルテレンツィオを紹介して下さったピエモンテ州のマルヴィラの加糖なしアルネイス品種で作るスプマンテ。すっきりとリンゴのようなフルーティさが食前酒にぴったりです。
2) Gewurztraminer DOC 2015/ゲヴュルツトラミネール
黄金がかった黄色。黄色いバラ、ライチ、クローブ、ナツメグのような香り。ふくよかでスパイシーな余韻のあるエレガントな味わい。
料理: 食前酒、ハーブを使った前菜、魚介を使ったパスタ、魚のオーブン焼き、白身の肉料理。
畑:標高400~460m、粘土、小石を含んだ氷堆石土壌 醸造:低温マセラシオンを数時間行い、ソフトプレス。18度に設定されたステンレスタンクで発酵。ボトリングまで澱とともに寝かせられる。
3)Chardonnay DOC Formigar Cornel 2014/シャルドネ フォルミガール コルネル
濃い麦わら色。 クルミ、マンゴー、メロンや、ほのかな木の香り。アロマティックでふくよかな味わい。
料理: あらゆるパスタ料理。魚のグリル、甲殻類、白身の肉料理。
畑: 400-550m。氷堆石、砂利、小石の多い乾燥した土壌。 醸造: 軽く破砕を行い、新樽と旧樽のバリックで発酵、一部のみ木樽でマロラクティック発酵。酵母とともに10ヶ月、バトナージュしながら熟成後、瓶内熟成6ヶ月。
4)Lagrein DOC 2015/ラグレイン
紫がかったガーネット色。スミレ、黒い実の果実、チョコレート、ハーブのような香り。ストラクチャーのあるタンニン、品種に由来する酸がある。森の果実のアロマ、チェリーのような余韻とエレガントで他に類を見ないほどの華やかなブーケ。
料理:アルトアディジェ料理との相性が最適。スペック、サラミ、ローストした肉料理、ジビエ
畑:砂を多く含んだ氷堆石・沖積土土壌 醸造:ステンレスタンクで皮とともに8日間発酵後、マロラクティック発酵を行う。ステンレスタンクとセメントタンクで数ヶ月熟成。
5) Pinot Nero DOC St. Daniel Riserva 2013/ピノネーロ サン・ダニエル
輝くルビーレッド色。チェリーなどの赤い果実やスパイスのアロマ。やや強めのボディがあり、余韻が長くエレガントな赤ワイン。
料理: 軽めの前菜、仔牛、家禽類、濃い味付けの魚料理
畑: 標高350m。氷堆石を含んだ火山性土壌。昼夜の温度差が激しい気候。 醸造: 短いマセラシオンを行い、14日間25度で発酵。マロラクティック発酵の後、2/3を3500Lの大樽で、1/3をバリックで12ヶ月熟成。1年の瓶内熟成。
PIATTI:
Antipasto:Asparagi alla bolzanina,Arrosto di Coniglio, Polenta Fritta e Speck
前菜の盛り合わせ(ホワイトアスパラガスのボルツァーノ風、ウサギのロースト、ポレンタのフリット スペック添え)
Primo 1: Minestra d’ orzo 大麦のミネストラ
Primo 2:Spezzattino di Cervo con tre colori di Canederli 3種のカネーデルリ 鹿の煮込みのソースで
Secondo: Garretto di vitello 仔牛スネ肉のオーブン焼き
Dolce:Strudel di mele リンゴのストゥルーデル
Caffe’
ワインインポーター:パシフィック洋行株式会社
リストランテ:Villa Magnolia
IVS JAPAN