【テーマ】:トスカーナ州のワイン第2弾
今月は、先月の「①キアンティDOCG、②
海からの影響がワインにどのような風味を与えるのでしょうか。
【気候】
海岸部:今月のマレンマ地方は非常に暑いが、
内陸部:先月のキアンティやキアンティ・
【産地】
・マレンマ トスカーナDOC
マレンマ地方は、
=>マレンマ・トスカーナDOCには、ボルゲリは含まれない。
1980年代頃から次第に注目され始めましたが、
元々は大きな湖を含む湿地帯で、
しかし、それが逆にブドウを植え替えたり、
特に、アンティノリ、フレスコバルディ、
・モレッリーノ・ディ・スカンサーノ(Morellino di Scansano)
グロッセート県、南部グロッセート近郊にあり、粘土比率が高い土壌である。
80年代以前はブレンド用のワイン産地であったが、2006年、
サンジョヴェーゼ(サンジョヴェーゼのクローン:
その他、トスカーナ地方の推奨品種/
・ヴィーノ・ノービレ・モンテプルチアーノ(Vino Nobile di Montepulciano)
シエナ県にあり、内陸に位置し気候的に厳しい産地のため、
ブレンド品種としてカナイオーロ・ネロは20%
その他品種も20%までで、今回のワインは、「コロリーノ種」
これらの品種がブレンドされている。
土壌は、ガレストロ(
近年、地球温暖化の影響でプルニョーロ・
余談として国際品種、
1992年 IGTというカテゴリを設けた。
1994年 ボルゲリDOCの規定変更が行われた。
それまでは、白とロゼが認められていたが、CS、M、
また、
先駆者的存在のテヌータ・サングイード社のサッシカイア(
オルネッライア社のマッセート(メルロ)
アンティノッリ社のティニャネッロ(サンジョヴェーゼ主体+
【本日のワインリスト】
①ワイン名:サンジェルヴァジオ ローザ エクストラ ドライ スプマンテ NV IGT
メーカー:サンジェルヴァジオ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:
瓶熟3か月。4.5気圧 11.5%
特徴:鮮やかなピンク色。赤系ベリーの果実の香、
活き活きとした甘さが残る果実味と酸とのバランスが取れた辛口の
料理:アンティパスト、シーフード、ピッツァに合わせる
②ワイン名:マレンマ・トスカーナ・ヴェルメンティーノ 2015 DOC
メーカー:テヌータ・サッソレガーレ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:ヴェルメンティーノ 100%
醸造:ブドウは9月上旬に収穫。ステンレスタンクで発酵。
特徴:輝きのある緑がかった麦わら色。粘性は中程度。
味わいは豊かな果実味と伸びやかでしっかりした酸味を持ち、
料理:アンティパスト、シーフード、焼鳥(塩)
③ワイン名:マレンマ・トスカーナ・サンジョヴェーゼ 2014 DOC
メーカー:テヌータ サッソレガーレ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:ブドウは9月中旬から下旬に収穫。
特徴:若干淡いルビーレッド色。中程度の粘性。
味わいはふくよかで豊かなる果実味を持ち、
料理:生ハムやサラミなどの前菜、焼鳥(たれ)に合わせる。
④ワイン名:モレリーノ ディ スカンサーノ 2014 DOCG
メーカー:アイアヴェッキア社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ 100%
醸造:畑は、マリアーノ イン トスカーナにあり、発酵後。ステンレスタンクで熟成。 13.0%
特徴:ルビーレッド。プラム、すみれのフローラルな香り。
活き活きとした酸味と果実味のバランスがよく、
料理:肉料理、ピッツァ、パスタに合わせる。
⑤ワイン名:ヴィーノ・ノビレ・モンテプルチアーノ 2012 DOCG
このラベルに描かれている人はメディチ家の親戚にあたり、
メーカー:ファットリア・デル・チェッロ社
産地:トスカーナ州
ブドウ品種:プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)
醸造:発酵後、30%はフレンチオークの小樽(バリック)
います。その後、短期間ステンレスタンクで寝かせ、
特徴:鮮やかなルビーレッド。ブラックベリー系の果実の香りに、
まろやかで、シルキータンニンが心地よく、
料理:ジビエのローストや肉のグリル、
IVS Japan 事務局