【テーマ】カラブリア州のワイン
≪カラブリア州の場所について≫イタリア半島のつま先部分に位置する。
州の中央にラ・シラ山脈があり、
東部は、石灰質と硬い砂質土壌 産地は、チロ。この産地は州の90%を占める。
(今回のテイスティングワインの産地)
西部は、コセンツァから海岸沿いにラメツィア・
畑は、急こう配で石ころが多い石灰質と粘土質の土壌である。
このあたりは、グレコ・
テッレ ディ コセンツァDOCは、幅広いDOCのため、
その中の1つにバジリカータとの州境に山麓があり、
ポリーノがある。
最初のスプマンテとその次の白ワイン(ティンパデル プリンチペ)その地域のワインである。
家庭単位で野菜を作り、保存食を作り、家畜を飼育し、サラミ・
そしてイタリアでは珍しい、辛い唐辛子の産地です。
新宿のSPACCA NAPOLIではクリスマスのデコレーションで、眺めの良い景色と合わせて
美味しい食事を満喫致しました。
≪カラブリア州の土着品種について≫
1980年代にモダニズムが流行して、
2000年代には、
近年では、マリオッコ種が長期熟成に向く品種であり、
白ぶどうの品種
グレコ・ビアンコ種は、ギリシャが起源。
カンパーニア州で栽培されるグレコとは違うもので、
イチジク、はちみつ、アーモンド、オレンジの花の香り、
今回の白ワイン2番目、3番目
黒ぶどうの品種
ガリオッポ種は、ギリシャが起源で、世界で最も古い品種とされ、
暑さ、病気にも強く、灌漑を必要としない、
甘いスパイス、バラの花、果皮が薄いため、
今回の赤ワインの5番目、6番目
マリオッコ種は、干ばつに強い品種、
ドライフルーツからフレッシュフルーツまで多様な香りをもち、
今回の赤ワインの4番目
≪お食事≫
≪ワインリスト≫
①ワイン名:ドヴィ メトドクラシコ 2013 IGT
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:シャルドネ 100%
醸造:条件の良い畑のシャルドネ種を使用して、
特徴:緑がかった輝く麦わら色。柑橘系果実、ミネラル、
果実味とカラブリア内でも冷涼な産地からの酸と苦味でキレのある
料理:前菜、チーズに合わせる。
②ワイン名:ティンパデル プリンチペ 2015 DOC 名前の由来:ポリーノ山脈の峰の名から
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ60% モントニコ40%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。 13.0%
特徴:緑がかった輝くレモンイエロー。
酸がきりっとして塩味のミネラルがあるワイン。
料理:魚介を使った前菜、魚介のフリットに合わせる。
③ワイン名:チロ・ビアンコ 2015 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:グレコビアンコ100%
醸造:ブドウは9月中旬収穫後、
土壌は、石灰混じりの粘土質。 12.0%
特徴:緑がかったレモンイエロー。
厳格な骨格を持ち、
料理:魚介類や野菜のアンティ・パスト、
④ワイン名:フェッロチント マリオッコ 2015 DOC
メーカー:テヌテ フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:マリオッコ100%
醸造:ステンレスタンクで発酵し、瓶詰め。 13.5%
特徴:紫がかったルビーレッド。ダークチェリー、ローズ、
凝縮した豊かな果実味と酸とのバランスがとれた味わい、
料理:サルシッチャのピザ、スパイスの効いたパスタ、
⑤ワイン名:チロ・ロッソ・クラッシコ 2014 DOCG
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは9月下旬から10月上旬にかけて収穫後、
土壌は、石灰混じりの粘土質。 13.0%
特徴:やや淡いルビーレッド。力強いサクランボ、スミレ、
バランスが取れた味わいで、
料理:ペンネアラビアータ、仔羊肉の料理、
⑥ワイン名:Dサンフェリーチェ チロ・リゼルヴァ 2012 DOC
メーカー:リブランディ社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:ガリオッポ100%
醸造:ブドウは、平均樹齢30-
土壌は、石灰混じりの粘土質。 14.5%
特徴:濃いルビーレッド。複雑かつエレガントな香りで、
ボディがしっかりとしてアルコール感のある力強く複雑で厳格な味
料理:牛肉のロースト、ジビエ、スパイスの効いた料理、
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