2024年5月のテーマは【イタリアワインのブラインド基礎編】
初夏の日差しを感じる土曜の昼下がり、IVSJapanではランチと合わせてイタリアワインテイスティングを楽しんでおります。
IVS Japanのランチタイムテイスティングは参加費5,000円で、5-6種類のテイスティングとお食事、
それもテーマに沿って、ブラインドテイスティングを行ったり、ワインのこともミニセミナーがあり、新しい発見があります。
今月はイタリアの土着品種をブラインドしようという試みに沢山のメンバーが集いました。
前菜の盛り合わせにはカツオのカルパッチョ、ヴェネトの料理サルデインサオール、モルタデッラハム、フリッタータなど、色も鮮やかで最初のBRUTを合わせました。
【モンテリーベロ・スプマンテ・ブリュット 】 ヴェネト州
トレッビアーノ80%、シャルドネ他
シャルマ方式の2次発酵をゆっくり行っています。
生牡蠣の上には、ラディッキオを刻んで赤ワインビネガーで和えたソース。
一緒に頂くと、鳥取産の牡蛎のクリーミーさとバランスが良い。只、この酢っぱい風味はワインになかなか合わせ難い。
【ファブリツィオ・ヴェッラ ビアンコ 2022】シチリア州
カタラット80%、インツォリア20%
発酵は 50HLのアカシア樽後、ステンレスタンクに移し替えMLF。このため、南部の特徴的な酸が余り強く感じられなかった。ミネラルがしっかり。 しっかり冷やして頂きたい。
パスタは鯵のアーリオオーリオペペロンチーノ。
【ペコリーノ・テッレ・キエーティ 2022】 Terre di Chieti IGT 13%
アブルッツォ州 ペコリーノ100%
香りが華やかで白や黄色の花、カモミールや菩提樹、ハーブはフェンネルや青草、白コショウやヘーゼルナッツ、石灰、ミネラル
メイン料理はチキンのロースト。
【赤ワイン:ドルチェット・ダルバ DOC 2022】 13.5%
ピエモンテ州 ドルチェット100%
チェリーの果実味たっぷり、フレッシュ感もあって素直に美味しい一本。
今回の参加者の間でもとても人気も高かった。
最後のワインは 生産者IL POGGIONE の
【ロッソ・ディ・モンタルチーノ DOC 2021】14.5%
トスカーナ州 サンジョヴェーゼ・グロッソ 100%
マセラシオン3日間した後にステンレスタンクで15日間発酵。大樽とバリックで12か月間熟成、6ヵ月の瓶熟。
フレッシュ感もありながら、複雑な風味や香りが豊かでバランスがよい。アルコール度も感じさせず、一口、またもう一口と誘われます。もう少し置いて、または時間をかけてゆっくり頂きたい。
『牡蛎スター』のお店はお料理、コスパ、そして何よりも店員さんのサービスが素晴らしいです。
■■■ 6月イタリア建国記念パーティ
■■■ 7月LTT ランチタイムテイスティング
【日時】7月15日(月・祝)予定
お申込みはこちらからどうぞ!
http://www.ivsjapan.com/application.html
IVS Japan 事務局