IVS初の試みでグラッパのテイスティング会を開催致しました。
今年1月に林茂氏の『GRAPPA BOOK』が出版されましたので、こちらをテキストとし、林先生にセミナーを頂きました。
グラッパの起源は 15世紀初頭、パドヴァにいた医師 ミケーレ・サヴォナローラが病弱な婦人用の薬用酒として、
ブドウの搾りかすを蒸留したアルコールにバラとモウセンゴケを浸漬させた『ROSOLIO』である。Rosoli(モウセンゴケ)、
ロス(露)、ソリス(太陽)が語源(Grappa Bookより抜粋)
テイスティンググラッパの品種:
白ブドウの MoscatoとChardonnay, 黒ブドウのDolcettoとPinot Nero、
更に樽熟成させた、Barolo(Nebbiolo)とChardonnay。
比較してみますと、香りの違いが良く感じられます。
やはり黒ブドウの方がスパイシーさが出てくるようです。
樽熟成になると、使用樽の影響もあるため、複雑性がぐんと増してきます。
※LAZZARONIラッツァローニのグラッパは4種類あり、YAMAYAにてお求めいただけます。
Acqua Pazza(日高シェフ)のお料理は、今回のグラッパとワインに合わせて、
グラッパの有名なBassano del Grappaの町の郷土料理、アスパラガスの卵ソテーや、
ヴェネトの郷土パスタ『ビーゴリ』、ドルチェにはクラシックレシピのティラミスで、グラッパが使用されております。
今回サッポロビール㈱様よりご協賛いただいたワイン
① ヴァルドッビアーデネ プロセッコ スペリオーレ ブリュット
リーヴェ・ディ・サン ピエトロ ディ バルボッザ
Valdobbiadene Prosecco Superiore Brut Rive di San Pietro di Barbozza
プロセッコの中でも、Valdobbiadene のRIVE(地区・畑)指定という格の高いもの。
とてもドライでありながら、骨格があり、お食事によく合いました。
②ドミーニ ヴェネティ ヴァルポリチェッラ リパッソ クラッシコ スペリオーレ トルベ
Domini Veneti Valpolicella Ripasso Classico Superiore Torbe
アマローネの搾りかすを使用して再び発酵させるリパッソ製法。
ヴァルポリチェッラよりもボディがありながら、アマローネほどアルコール度が高くなく、
幅広いお料理に合わせられる万能タイプ。
日高シェフ&林茂先生、IVS Japanのスタッフ
お陰様でとても充実した会が開催できました! Grazie!
■■■2022年 4月 林茂の『Grappa』テイスティング講座+≪Ristorante ACQUA PAZZA≫でのランチ&ワイン
【日程】4月23日(土)12:00-14:30 (11:45開場)
【会場】リストランテ・アクアパッツァ @南青山
東京都港区南青山2-27-18 パサージュ青山2F
【会費】会員:9,000円 非会員:10,000円