2022年4月27日 (水)

林茂の『Grappa』テイスティング講座@ACQUA PAZZA

IVS初の試みでグラッパのテイスティング会を開催致しました。

今年1月に林茂氏の『GRAPPA BOOK』が出版されましたので、こちらをテキストとし、林先生にセミナーを頂きました。

グラッパの起源は 15世紀初頭、パドヴァにいた医師 ミケーレ・サヴォナローラが病弱な婦人用の薬用酒として、

ブドウの搾りかすを蒸留したアルコールにバラとモウセンゴケを浸漬させた『ROSOLIO』である。Rosoli(モウセンゴケ)、

ロス(露)、ソリス(太陽)が語源(Grappa Bookより抜粋)

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テイスティンググラッパの品種:

白ブドウの MoscatoとChardonnay, 黒ブドウのDolcettoとPinot Nero、

更に樽熟成させた、Barolo(Nebbiolo)とChardonnay。

比較してみますと、香りの違いが良く感じられます。

やはり黒ブドウの方がスパイシーさが出てくるようです。

樽熟成になると、使用樽の影響もあるため、複雑性がぐんと増してきます。

※LAZZARONIラッツァローニのグラッパは4種類あり、YAMAYAにてお求めいただけます。

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 Acqua Pazza(日高シェフ)のお料理は、今回のグラッパとワインに合わせて、

グラッパの有名なBassano del Grappaの町の郷土料理、アスパラガスの卵ソテーや、

ヴェネトの郷土パスタ『ビーゴリ』、ドルチェにはクラシックレシピのティラミスで、グラッパが使用されております。

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今回サッポロビール㈱様よりご協賛いただいたワイン

① ヴァルドッビアーデネ プロセッコ スペリオーレ ブリュット

    リーヴェ・ディ・サン ピエトロ ディ バルボッザ

Valdobbiadene Prosecco Superiore Brut Rive di San Pietro di Barbozza

プロセッコの中でも、Valdobbiadene のRIVE(地区・畑)指定という格の高いもの。

とてもドライでありながら、骨格があり、お食事によく合いました。

②ドミーニ ヴェネティ ヴァルポリチェッラ リパッソ クラッシコ スペリオーレ トルベ
Domini Veneti Valpolicella Ripasso Classico Superiore Torbe

アマローネの搾りかすを使用して再び発酵させるリパッソ製法。

ヴァルポリチェッラよりもボディがありながら、アマローネほどアルコール度が高くなく、

幅広いお料理に合わせられる万能タイプ。

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日高シェフ&林茂先生、IVS Japanのスタッフ

お陰様でとても充実した会が開催できました! Grazie!

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 ■■■2022年 4月 林茂の『Grappa』テイスティング講座+≪Ristorante ACQUA PAZZA≫でのランチ&ワイン 

リストランテ・アクアパッツァでのランチ&ワインを楽しんで頂いた後、『林茂氏の『グラッパ』セミナーと、更に6種類のグラッパをテイスティング頂きます。

庶民の飲み物だったグラッパのこと、ご存知ですか。イタリアの食文化に根付くグラッパについて、この機会に知識を深めてみませんか。 

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【日程】4月23日(土)12:00-14:30 (11:45開場)
【会場】リストランテ・アクアパッツァ @南青山
     東京都港区南青山2-27-18 パサージュ青山2F
【会費】会員:9,000円  非会員:10,000円