3月10日(日)ランチタイムテイスティングを新宿のスパッカナポリにて開催いたしました。
テーマ:ロゼワイン(ロザート)の飲み比べ
この時期、清々しい気候で飲む、可愛いらしい色と味わいを持つ
今回は北イタリアから2本、中部イタリアから2本、南イタリア
その州の体表的な品種から造るロゼワインです。
ロゼワインは、すっきりと爽やかで、どんな料理にも合わせやすい
2年前にプロヴァンスに行ったときスーパーではワインの棚の大
日本は?
個人的な考えですが十数年前に甘口タイプのロゼ(マティウスロゼ
この間も中華料理屋でロゼがあり、店員さんに辛口ですか、と聞いた
頼んでみたら、辛口??あまい。店員さんは飲んだことがあるのかな?
今の若い人の味覚がこれが辛口?と微妙でした。でも四川料理には、これぐらいいいのかも。と前向
先ほどから、ロゼワインと言っていますが、ロゼとは、フランス語で「バラ色の」という意味でロゼワインは、
イタリア語では、バラは、ローザ(Rosa)で、ロザート(Ro
イタリアワインには、さらに以下の表現があります。
チェラスオーロ(Cerasuolo)が薄めの赤ワイン。もしく
キアレット(Chiaretto)が濃いロゼワイン。もしくは薄
フランスでは、ボルドー クレレ(Clairet)が濃いロゼワインに相当します。
~ロゼワインの作り方~
黒ブドウの品種、あるいは、黒ブドウと白ブドウ両方の品種を使っ
主な造り方の手法として、セニエ法、直接圧搾法、混醸法、ブレン
・セニエ法(Saignee)血抜き法
ブドウの果実を果皮と一緒に潰してタンクに入れますが、そのまま
短期間発酵させた後でピンクに色づいた果汁の一部を別のタンクに
・直接圧搾法(ダイレクトプレス)
簡単に言うと赤ワイン用の黒ブドウ品種を使い、白ワインを造る方
まず、黒ブドウの果実を果皮ごと潰して圧搾し、果皮から色素が果
・混醸法
黒ブドウと白ブドウを混ぜ合わせ、赤ワインと同じ醸造法で発酵さ
・ブレンド
赤ワインと白ワインをブレンドしてロゼワインを造る
ヨーロッパでは伝統的なロゼワインの醸造法を守るため、ブレンド
シャンパーニュ地方では、伝統的にブレンドしてロゼワインを製造
これは、伝統製法で造られるスパークリングワインも同様です。中
多くの醸造家はこだわりを持ってブレンドし、おいしいロゼシャン
【お料理】
【ワインリスト】
①ワイン名:フランチャコルタ・ロゼ DOCG NV 12.5% 人気度(13/26名)
メーカー:コンタディ・カスタルディ社
産地:ロンバルディア州
ブドウ品種:シャルドネ65%、ピノ・ネロ35%
醸造:8月下旬から9月上旬にぶどうを収穫してステンレスタンク
伝統方式なので、ブレンド方式(ピノ・ネロはセニエかも?)
特徴:輝きのある美しいサーモンピンクから薄っすら玉ねぎの皮色
味わいは、しっかりとしていて、透明感があり生き生きとしている
料理:アンティパスト、野菜バーニャカウダ、魚貝料理に合わせる
②ワイン名:ピノグリージョ ロゼ IGT 2017 12% 人気度(1/26名)
メーカー:トッレゼッラ社
産地:ヴェネト州
ブドウ品種:ピノ・グリージョ100%
醸造:有機栽培されたブドウを収穫後、温度管理されたタンクで、6~8時間のスキンコンタクトしながらマセラシオンして
ロゼ色になるまで行ない、そして圧搾、低温でアルコール発酵させ
特徴:藁色を帯びたピンク色。柑橘系、タイム、ローズマリーなど
味わいは、アロマティックな果実味をほんのりと感じる。エレガン
軽快な果実味と伸びやかな酸、塩味のミネラル、後味に苦みを持っ
料理:アンティパスト、魚貝料理に合わせる。
③ワイン名:チェラスオーロ ダブルッツオ ”レ モルジェ” DOC 2017 12.5% 人気度(4/26名)
メーカー:テッレダブルッツオ社
産地: アブルッツオ州
ブドウ品種:モンテプルチアーノ 100%
醸造:海抜230m 北西向きの畑のブドウを10月初旬に収穫、その後、ステンレスタ
セニエ方式
特徴:濃いピンク色(チェラスオロ)。香りは華やかで赤系ベリー
味わいは、フレッシュなイチゴやフランボワーズのようなかわいら
料理:アンティパスト、魚貝料理に合わせる。
④ワイン名:スカッパレプレ IGT 2017 14.5% 人気度(13/26名)
メーカー:ビビッアーノ社
産地: トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ100%
醸造:南西及び北東のエリアからぶどうを収穫し、マセラシオンを
特徴:淡いピンク色。チェリー、スミレ、フレッシュハーブの香り
味わいは、しっかりした口当たりで豊かな果実味、活き活き酸と軽
料理:アンティパスト、野菜料理やパスタ料理、ウサギのロースト
⑤ワイン名:レガレアーリ ロザート 2017 12% 人気度(2/26名) 残糖2.6g/l TA 6.4g/l
メーカー:タスカ・ダルメリータ社
産地: シチリア州 Palermo(パレルモ)とCaltanisetta(カルタ
ブドウ品種:ネレロマスカレーゼ100%
醸造:手摘みで収穫したブドウをステンレスタンクでアルコール発
セニエ方式
特徴:玉ねぎの皮色。チェリー、コショウなどのスパイス、スミレ
味わいは、ミネラリーで果実味と程よい酸味、まろやかなタンニン
料理:アンティパスト、パスタ料理、ピッツァ。
⑥ワイン名:ポリーノ ロザート DOC 2017 13.5% 人気度(12/26名) 2011年 新しくテッレ ディ コセンツァというDOC(DOP)が出来た
メーカー:テヌテ・フェッロチント社
産地:カラブリア州
ブドウ品種:アリアニコ100%
醸造:標高500mに位置する鉄分とマグネシウム要素の高い畑か
セニエ方式
特徴:オレンジを帯びたピンク色。チェリー、スミレ、バニラ、柑
味わいは、豊かな果実味と酸、それに細かなタンニン、後味に苦み
料理:肉料理全般、中華料理に合わせる。
(IVS Japan 瀬戸)
お祝い事がございましたご参加者様の為に広田さんが O Sole Mio の歌を披露くださいました。
長い冬が終わり、春がもうすぐそこに。IVS Japan では今年もお花見を企画しております。
桜の下イタリアンのケータリングとイタリアワインを愉しみましょう!
3月30日(土) ご参加募集中です。
IVS Japan事務局
今回は日曜の開催です! 眺めの良いスパッカナポリで、春の到来を祝して!
テーマ : ロザートの飲み比べ
【日程】3月10日(日)13:00~15:00
【会場】スパッカ ナポリ
【会費】IVS会員: 3,500円 ビジター:5,000円
※キャンセルチャージ:ワイン搬入日程上、3月7日(木)~100%