イタリアワイン愛好家~プロフェッショナルな方まで、さまざまな会員の方がいらっしゃいます。毎月テーマを変え、レストランにご協力いただき、イタリアワインをお食事と合わせながら楽しむ特別な会を開催しております。

会員の方はとてもリーズナブルな会費でご参加いただけます。ワインやお食事についても解説があり、学びながら味わうことができます。

時に現地の生産者を招いたディナーやオンラインセミナー、更に年に1回Bibenda-FIS講師を招いてWSAソムリエ資格コースを開催するなど、イタリアワインを楽しむ為の勉強の機会も充実しております。その上、あまり市場に出回っていないイタリアワインを会員価格で購入できるのも魅力です。

ご入会はこちらのページをご覧ください。White_beige_modern_minimalist_mood_


Chi siamo

代表理事/Presidente 原敏幸・松山恭子

理事/Direttore   広田芳一

監事/Revisore   木川静雄

顧問/ Consigliera 奥野智子

アドヴァイザー/Consulente 立野秀之

エグゼクティブ・アドヴァイザー/Consulente 瀬戸敦

事務局/Segretaria 田中陽子


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IVS Japan 代表理事

松山 恭子 Kyoko Matsuyama

LCIイタリアカルチャースタジオ、通訳、翻訳、留学ビジネス、郷土料理講とワイン講座、BIBEDA-FIS ソムリエコース、オリーブオイルコース主宰、 AIS およびJSAワインソムリエ、OLEAオリーブオイルテイスター、茶道裏千家-名取茶名宋恭、Università degli Studi di Scienze Gastronomiche大学ビジネスマスターコース: ワイン文化とマネージメント修了

航空会社退社後、自分へのご褒美にイタリアはシエナ、フィレンツェに長期滞在した事からすっかりイタリアに魅了されてしまい、イタリア語学教室、料理、旅行、留学、芸術など講座やイベントを20年ほど主宰しております。イタリアは全20州周りましたが、やはりブドウ畑が広がる風景を眺めながら郷土料理にワインを合わせて食巡りは飽きないですね。また地元の方に話を聞いて、伝えていくことがライフワークになっています。

素晴らしい人たちとの出逢いによって、いろんな経験をさせて頂きました。オリーブオイルテイスター、バルサミコ酢やチーズ工房、羊たちの島、お祭り、タランテッラ踊り、侯爵の館などなど。

最近はトイプードルを連れて1年のトリノ滞在を実現、大学にも通い充実したイタリアライフを過ごすことができました。 そこで日本文化のひとつ、茶道について披露する機会に恵まれ、イタリア人が自国を自慢する気持ちが分かった気がしました。

イタリア(人)はユーモアやヒトの豊かさに溢れています。 IVS Japanにおいても、イタリアワインを通して、みなさまと一緒に豊かな時間を共有できれば嬉しく思います。


変遷

一般社団法人日本イタリアワインソムリエは、1970年代頃の未だフランスワインが西洋料理と共に主流だった時代にモンテ物産(株)にてイタリアワインの普及に努めた故川手一男氏により、2011年11月4日に発足されました。

ワイン文化も根付かない頃に彼は日本全国行脚しながら、イタリアワインの楽しみ方を享受し、その甲斐あってイタリアワイン愛好家たちが少しづつ増え、会員の皆様に支えられ、今では毎月のイベント Lunch Time Tastingが定着して参りました。

2016年には約2年の準備を経て、イタリアのワインソムリエ協会FISとのコラボによるイタリアワインソムリエ資格コースを実現しましたが、川手さんはご病気の為、志半ばでご逝去されました。

急な訃報に皆様も驚かれた事と思いますが、今後も、イタリアワインの魅力を広く、深く知って頂きたいという思いを引き継ぎ、皆様と共にこの会を充実させて参りたいと思っております。

今や世界中からワインが輸入され、ワイン消費量は増えたものの、その中でイタリアワインを選ぶ為には、美味しさだけでなく、作り手のイタリア人気質に起因する自由性、個性、愛情を知ることだと思っております。

その為には、イタリアワインの知識を深められる場、テイスティングしながら意見交換できる機会が必要であり、また、イタリア料理レストラン、エノテカなどのイタリアワイン関連事業のイベント情報を共有させて頂き、イタリアワイン界が元気で居続けることに貢献して参ります。

会員の皆様には、今後ともご支援賜りたく存じます。何卒宜しくお願い致します。

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2016年代表が変わった当時のメンバー


IVS Japan設立当初より貢献下さった故西村暢夫先生のメッセージ

「真の喜びと健康の実践について」という題がついた本がルネサンス時代(1475年)にローマで出版されています。著者のプラーティナはヴァチカン図書館の初代館長でした。この本は「食事が健康の源」という観点から、各地方毎の料理や食材について書かれています。この本の第416項目は「ワインについて」であり、ワインの飲み方や効用について述べられています。その書き出しを紹介します。「ワインのない夕食にしても昼食にしても、そういう食事は楽しくないばかりか、健康によくない」こう書かれています。
 
スローフード運動の指導者であるカルロ・ペトリーニは著書「スローフードバイブル」の中で「プラーティナの提唱は古代ギリシャ・ローマ哲学を継承するものである」と高く評価しています。私も毎日必ずワインをグラス一杯飲むようにしています、食事の楽しみと健康のために。